HOME 東京五輪、日本代表、五輪
走幅跳・橋岡優輝 圧巻の予選一発通過!37年ぶり決勝「メダル獲得目指す」
走幅跳・橋岡優輝 圧巻の予選一発通過!37年ぶり決勝「メダル獲得目指す」


写真/時事
◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技2日目

陸上競技2日目のイブニングセッション、男子走幅跳で橋岡優輝(富士通)が圧巻のパフォーマンスを見せた。

初めての五輪に臨んだ22歳の橋岡。「やっと自分のオリンピックが始まるんだなと、少しずつ感じていて、時間が経つにつれてその思いが強くなりました。早くやりたいな、と」。

広告の下にコンテンツが続きます

ワクワク感を抱いて臨んだ予選。橋岡は1回目から予選通過ラインとなる8m15のラインをクリアする8m17(+0.4)をマークした。この記録は五輪日本人最高記録で、1984年ロサンゼルス五輪の臼井淳一以来、37年ぶり決勝進出。

なお、予選通過記録をクリアしたのは、8m50を跳んだJ.M.エチェバリア(キューバ)と、8m22のM.テントグルー(ギリシャ)を含め3人だけ。さすがの安定感だった。

「1回でクリアできたのはアドバンテージになるし、2日後の午前の決勝に向けて計画を立てやすい」と大きな収穫に。世界選手権と五輪の両大会でファイナルに進んだのは初めてのこと。

それでも「今日の段階では万全とは言えない跳躍。明日修正したい」と、さらに調子を上げそう。「決勝ではメダル獲得を目指して頑張ります」。1936年ベルリン五輪の田島直人(銅メダル)以来、85年ぶりメダル獲得の快挙に挑む。

決勝は8月2日、10時20分から行われる。

写真/時事 ◇東京五輪(7月30日~8月8日/国立競技場)陸上競技2日目 陸上競技2日目のイブニングセッション、男子走幅跳で橋岡優輝(富士通)が圧巻のパフォーマンスを見せた。 初めての五輪に臨んだ22歳の橋岡。「やっと自分のオリンピックが始まるんだなと、少しずつ感じていて、時間が経つにつれてその思いが強くなりました。早くやりたいな、と」。 ワクワク感を抱いて臨んだ予選。橋岡は1回目から予選通過ラインとなる8m15のラインをクリアする8m17(+0.4)をマークした。この記録は五輪日本人最高記録で、1984年ロサンゼルス五輪の臼井淳一以来、37年ぶり決勝進出。 なお、予選通過記録をクリアしたのは、8m50を跳んだJ.M.エチェバリア(キューバ)と、8m22のM.テントグルー(ギリシャ)を含め3人だけ。さすがの安定感だった。 「1回でクリアできたのはアドバンテージになるし、2日後の午前の決勝に向けて計画を立てやすい」と大きな収穫に。世界選手権と五輪の両大会でファイナルに進んだのは初めてのこと。 それでも「今日の段階では万全とは言えない跳躍。明日修正したい」と、さらに調子を上げそう。「決勝ではメダル獲得を目指して頑張ります」。1936年ベルリン五輪の田島直人(銅メダル)以来、85年ぶりメダル獲得の快挙に挑む。 決勝は8月2日、10時20分から行われる。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.19

男子3000m障害元世界記録保持者のオブライエン氏が死去 1970年に8分22秒0

1960~70年代に男子3000m障害で活躍したK.オブライエン氏(豪州)が死去した。78歳だった。 オブライエン氏は1968年メキシコ五輪の男子3000m障害で4位に入賞し、豪州の中長距離界を牽引した先駆的存在。豪州選 […]

NEWS ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

2025.12.19

ダンフィーとペレスがWA競歩ツアー年間優勝者 日本勢は山西利和の4位が最上位

世界陸連(WA)は12月19日、2025年のWA競歩ツアー年間優勝者を発表し、男子はE.ダンフィー(カナダ)、女子は35km競歩の世界記録保持者であるM.ペレス(スペイン)が選ばれた。 男女ともに今季の東京世界選手権優勝 […]

NEWS 駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

2025.12.18

駒大4年生4本柱は主要区間を熱望! 主将・山川拓馬「エース区間に挑みたい」 佐藤圭汰「しっかり走って恩返しを」

第102回箱根駅伝で3年ぶりの総合優勝を狙う駒大が12月18日、オンラインで合同会見を行い、エントリー選手が出席した。 今季の駒大は4年生の4人が強力。それぞれ希望区間を問われると、主将の山川拓馬は2区と5区、伊藤蒼唯は […]

NEWS 箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

2025.12.18

箱根駅伝Stories/青学大3連覇へ、過去最高レベルの戦力 「チームを勝たせる走り」を結集

前回優勝メンバーから6人が卒業 前回、10時間41分19秒の大会新記録で連覇を飾ったメンバーから6人が卒業。それも4区で歴代2位の好タイムをマークした太田蒼生(現・GMOインターネットグループ)に5、6区連続区間新で、「 […]

NEWS 横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

2025.12.18

横山隆義氏が死去 由良育英高でインターハイ2度の総合V 全国高校駅伝でも準優勝に導く

鳥取・由良育英高(現・鳥取中央育英高)の陸上部顧問として、インターハイで2度の総合優勝に導き、高校駅伝でも全国大会で2度の準優勝を果たした横山隆義氏が、12月15日、肺炎のため亡くなった。81歳だった。 横山氏は1944 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top