HOME ニュース、国内

2021.07.14

男子400mH日本記録保持者・為末大氏が国連機関の親善大使に就任「国境や人種の違いを乗り越えた共感を伝えたい」
男子400mH日本記録保持者・為末大氏が国連機関の親善大使に就任「国境や人種の違いを乗り越えた共感を伝えたい」


男子400mハードルの日本記録(47秒89)保持者・為末大氏が国連機関であるユニタール(国連訓練調査研究所)の親善大使に就任し、7月14日にオンラインで記者会見を行った。

ユニタール(United Nations Institute for Training and Research)とは、主に開発途上国の国づくりを支える人材の育成などを行う機関で、ジュネーブ(スイス)に本部を置くほか、ニューヨーク(米国)など世界に事務所や拠点を置く。2003年7月には、第二次世界大戦の原爆被害から復興し、平和を象徴する都市として、広島に中四国地区唯一の国連機関として事務所が設置された。

広告の下にコンテンツが続きます

親善大使の役目はさまざまな分野で活躍する著名人がその知名度や経験を生かし、ユニタールや広島事務所の活動周知のほか、SDGs(持続可能な開発目標)や平和といった世界が直面している諸問題に対し、啓発メッセージへの協力などがある。

広島県出身の為末氏は、現役時代に3度の五輪出場(00年シドニー、04年アテネ、08年北京)のほか、世界選手権では2度銅メダル(01年エドモントン、05年ヘルシンキ)を獲得。引退後は陸上だけなく多方面で活躍している。

為末氏は「広島出身で、これまで平和に関わる教育にたくさん関わってきた。私の祖母も被爆して私自身も被爆3世。世界を渡ってきて、スポーツには平和を構築していく力があると思う。現在はアジアの選手にスポーツを通じた教育と、各国の選手が合同合宿を行うなどの活動をしており、ユニタールの活動に感銘を受けた。私にも協力できることがあればと思いお受けした」と思いを語った。

また、親善大使としての活動については、「若い世代を中心に自分の言葉で世界の現状を伝えたいし、世界の課題も一緒に考えたい。スポーツを通じて、国境や人種の違いを乗り越えて、共感できるということを伝えていきたい」と意気込みを見せた。

為末氏の主な活動はポスターやウェブサイトなどを通じた広報活動への協力や、8月6日に行われるユニタールの特別セッションへの参加。国際デーなどに合わせた平和やジェンダー、コロナ禍からの復興、SDGs、防災などでビデオメッセージを発信するという。

男子400mハードルの日本記録(47秒89)保持者・為末大氏が国連機関であるユニタール(国連訓練調査研究所)の親善大使に就任し、7月14日にオンラインで記者会見を行った。ユニタール(United Nations Institute for Training and Research)とは、主に開発途上国の国づくりを支える人材の育成などを行う機関で、ジュネーブ(スイス)に本部を置くほか、ニューヨーク(米国)など世界に事務所や拠点を置く。2003年7月には、第二次世界大戦の原爆被害から復興し、平和を象徴する都市として、広島に中四国地区唯一の国連機関として事務所が設置された。親善大使の役目はさまざまな分野で活躍する著名人がその知名度や経験を生かし、ユニタールや広島事務所の活動周知のほか、SDGs(持続可能な開発目標)や平和といった世界が直面している諸問題に対し、啓発メッセージへの協力などがある。広島県出身の為末氏は、現役時代に3度の五輪出場(00年シドニー、04年アテネ、08年北京)のほか、世界選手権では2度銅メダル(01年エドモントン、05年ヘルシンキ)を獲得。引退後は陸上だけなく多方面で活躍している。為末氏は「広島出身で、これまで平和に関わる教育にたくさん関わってきた。私の祖母も被爆して私自身も被爆3世。世界を渡ってきて、スポーツには平和を構築していく力があると思う。現在はアジアの選手にスポーツを通じた教育と、各国の選手が合同合宿を行うなどの活動をしており、ユニタールの活動に感銘を受けた。私にも協力できることがあればと思いお受けした」と思いを語った。また、親善大使としての活動については、「若い世代を中心に自分の言葉で世界の現状を伝えたいし、世界の課題も一緒に考えたい。スポーツを通じて、国境や人種の違いを乗り越えて、共感できるということを伝えていきたい」と意気込みを見せた。為末氏の主な活動はポスターやウェブサイトなどを通じた広報活動への協力や、8月6日に行われるユニタールの特別セッションへの参加。国際デーなどに合わせた平和やジェンダー、コロナ禍からの復興、SDGs、防災などでビデオメッセージを発信するという。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.10.01

プリンセス駅伝のエントリーが発表! パナソニック・齋藤みう、大塚製薬・小林香菜らがメンバー入り 上位16チームが全日本大会へ

日本実業団連合は10月1日、全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝)の出場権を懸けて、10月18日に行われる第12回全日本実業団対抗女子駅伝予選会(プリンセス駅伝in宗像・福津)のエントリーチームを発表した。 大会には […]

NEWS 大西智也氏が旭化成コーチに復帰!「旭化成がさらに強いチームになれるように」東洋大コーチは退任

2026.10.01

大西智也氏が旭化成コーチに復帰!「旭化成がさらに強いチームになれるように」東洋大コーチは退任

旭化成陸上競技部は10月1日、大西智也氏がコーチに就任することを発表した。 大西氏は東洋大の箱根駅伝初優勝メンバーで、在学時は全日本大学駅伝1区区間賞など主軸として牽引した。卒業後は旭化成へ入社し、09年はユニバーシアー […]

NEWS 100mは地元・松下碩斗軸に混戦模様 200mに後藤大樹 ハンマー投・アツオビンは記録に注目/U20日本選手権男子展望

2026.10.01

100mは地元・松下碩斗軸に混戦模様 200mに後藤大樹 ハンマー投・アツオビンは記録に注目/U20日本選手権男子展望

20歳未満のアスリートで競う、第42回U20日本選手権が10月3日、4日の2日間、静岡市の草薙総合運動場陸上競技場で行われる。今夏のインターハイ出場者や、U20世界選手権日本代表だった高校生、大学生たちも参戦。ここでは9 […]

NEWS 吉永優衣再び2冠なるか!超激戦100mHは好記録の予感 200mのバログン、三段跳・野澤和心も/U20日本選手権女子展望

2026.10.01

吉永優衣再び2冠なるか!超激戦100mHは好記録の予感 200mのバログン、三段跳・野澤和心も/U20日本選手権女子展望

20歳未満のアスリートで競う、第42回U20日本選手権が10月3日、4日の2日間、静岡市の草薙総合運動場陸上競技場で行われる。今夏のインターハイ出場者や、U20世界選手権日本代表だった高校生、大学生たちも参戦。ここでは9 […]

NEWS 青学大・平松享祐が来春からGMOインターネットグループに加入 小池莉希、中村晃斗とともに内定式に参加

2026.10.01

青学大・平松享祐が来春からGMOインターネットグループに加入 小池莉希、中村晃斗とともに内定式に参加

GMOインターネットグループは10月1日、平松享祐(青学大)の来春入社が内定したことを発表した。同社は7月末に小池莉希(創価大)と中村晃斗(志學館大)の加入を発表しており、1日には3人が内定式に出席した。 平松は愛知県出 […]

    SNS

    Latest Issue 最新号最新号

    2026年10月号 (9月14日発売)

    2026年10月号 (9月14日発売)

    アジア大会総展望
    山口全中&日本インカレ
    サウェ特集

    page top