HOME 国内、大学

2021.07.10

名城大のエース小林成美が1万mで11年ぶり日本学生新!来年の世界選手権の参加標準記録を突破
名城大のエース小林成美が1万mで11年ぶり日本学生新!来年の世界選手権の参加標準記録を突破


ホクレン・ディスタンスチャレンジ2021の第3戦網走大会が7月10日に行われ、女子10000mで小林成美(名城大)が31分22秒34の日本学生新記録を樹立。この記録で、来年のユージン世界選手権(米国)の参加標準記録も突破した。従来の学生記録は10年に吉本ひかり(当時佛教大)が出した31分30秒92。

小林は抜群のペースメイクに乗って、ラスト1周は記録を意識して独走でペースを上げた。「途中苦しい場面もあったが、支えてくれた方々を思い浮かべて粘りました」と振り返り、「世界選手権の参加標準記録を切れたので、世界への切符をつかみたい」と語った。また、「大学女子駅伝見てください!」と茶目っ気たっぷりにアピールしていた。

小林は長野東高出身。高校時代から駅伝を中心に安定感のある走りを見せ、2、3年時は全国高校駅伝でアンカーを務めて連続2位に貢献している。大学2年だった昨年度は全日本大学女子駅伝、富士山女子駅伝の2冠の立役者に。今季は3月に日本学生ハーフマラソンで優勝、5月の日本選手権10000mで32分08秒45の自己新で3位だった。

広告の下にコンテンツが続きます
ホクレン・ディスタンスチャレンジ2021の第3戦網走大会が7月10日に行われ、女子10000mで小林成美(名城大)が31分22秒34の日本学生新記録を樹立。この記録で、来年のユージン世界選手権(米国)の参加標準記録も突破した。従来の学生記録は10年に吉本ひかり(当時佛教大)が出した31分30秒92。 小林は抜群のペースメイクに乗って、ラスト1周は記録を意識して独走でペースを上げた。「途中苦しい場面もあったが、支えてくれた方々を思い浮かべて粘りました」と振り返り、「世界選手権の参加標準記録を切れたので、世界への切符をつかみたい」と語った。また、「大学女子駅伝見てください!」と茶目っ気たっぷりにアピールしていた。 小林は長野東高出身。高校時代から駅伝を中心に安定感のある走りを見せ、2、3年時は全国高校駅伝でアンカーを務めて連続2位に貢献している。大学2年だった昨年度は全日本大学女子駅伝、富士山女子駅伝の2冠の立役者に。今季は3月に日本学生ハーフマラソンで優勝、5月の日本選手権10000mで32分08秒45の自己新で3位だった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.11.24

女子はレムンゴルが2連覇達成 男子はサミュエルがV/全米学生クロカン

11月22日、米国ミズーリ州コロンビアで全米学生クロスカントリー選手権が行われ、女子(6km)はD.レムンゴル(アラバマ大/ケニア)が18分25秒4で連覇を飾った。 レムンゴルはケニア出身の23歳。23年秋にアラバマ大に […]

NEWS 七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福

2025.11.24

七種競技女王・ホール NFLスター選手と婚約発表 マクローリン・レヴロンらも祝福

女子七種競技東京世界選手権金メダリストのA.ホール(米国)が婚約を自身のSNSで発表した。お相手はNFL選手でニューヨーク・ジャイアンツ所属のダリアス・スレイトンさん。「初めて出会った場所で、永遠を誓う」というテキストと […]

NEWS バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー

2025.11.24

バットクレッティ 今季初V 男子はキプサングがツアー3勝目/WAクロカンツアー

11月23日、世界陸連(WA)クロスカントリーツアー・ゴールド第6戦のアタプエルカ国際クロスがスペイン・アタプエルカで行われ、女子(6.821km)はパリ五輪・東京世界選手権10000m銀メダリストのN.バットクレッティ […]

NEWS 円盤投・湯上剛輝が2大会ぶり世界一「やっと取れた」デフリンピック新の58m93

2025.11.24

円盤投・湯上剛輝が2大会ぶり世界一「やっと取れた」デフリンピック新の58m93

聴覚障害者のスポーツ国際大会、デフリンピックの陸上競技が行われ、男子円盤投の湯上剛輝(トヨタ自動車)が金メダルを獲得した。 64m48の日本記録を持ち、今年の東京世界選手権にも出場した湯上。「理想の展開としては1回目にし […]

NEWS 3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝

2025.11.24

3区で五島莉乃と廣中璃梨佳が熱走!東京世界陸上はじめ「日本代表」たちが力走/クイーンズ駅伝

◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 女子駅伝日本一を懸けた全日本実業団対抗女子駅伝が行われ、「日本代表」 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top