HOME ニュース、国内

2021.03.31

50km競歩残り1枠の東京五輪代表枠は誰の手に!?日本選手権のエントリー発表
50km競歩残り1枠の東京五輪代表枠は誰の手に!?日本選手権のエントリー発表


日本陸連は3月31日、東京五輪の選考会を兼ねた第105回日本選手権50km競歩(4月10日~11日/石川・輪島)のエントリー選手を発表。2016年リオ五輪銅メダリストの荒井広宙(富士通)や元日本記録保持者の野田明宏(自衛隊体育学校)、17年ロンドン世界選手権銅メダルの小林快(新潟アルビレックスRC)らが名を連ねた。

男子50km競歩の代表枠3名で、そのうち19年ドーハ世界選手権で金メダルを獲得した鈴木雄介(富士通)、19年の高畠で優勝した川野将虎(東洋大→旭化成)がすでに代表に内定しており、残り1枠を争う。

東京五輪の参加標準記録および、日本陸連が定める派遣設定記録を目指すレースとなるが、世界陸連(WA)が記録を認める条件の一つとして「国際競歩審判員(IRWJ)3名以上」が求められており、国内には2名しかいないため、今大会では海外からの招聘を目指して交渉を重ねている。

広告の下にコンテンツが続きます

IRWJを招聘できることを前提に、派遣設定記録3時間45分00秒を突破している(もしくは今大会で突破した)選手で、五輪内定選手を除いた最上位者が五輪代表に内定。鈴木、川野はエントリーしておらず、派遣設定記録+優勝で五輪代表を勝ち取る。

すでに派遣設定記録を突破している、丸尾知司(愛知製鋼)、荒井、小林の4人が優勝すれば内定。その他の選手は派遣設定記録を突破しての優勝が条件となる。今大会で内定者が出ない場合は、後日、日本陸連が代表選手を選考する。

また、同じく残り1枠を残る女子20km競歩も、これまで海外からIRWJを招聘できなかったことを受け、今大会で特別レースが行われ、派遣設定記録1時間30分00秒を持つ(突破して)選手が優勝すれば代表に内定する。

日本陸連は3月31日、東京五輪の選考会を兼ねた第105回日本選手権50km競歩(4月10日~11日/石川・輪島)のエントリー選手を発表。2016年リオ五輪銅メダリストの荒井広宙(富士通)や元日本記録保持者の野田明宏(自衛隊体育学校)、17年ロンドン世界選手権銅メダルの小林快(新潟アルビレックスRC)らが名を連ねた。 男子50km競歩の代表枠3名で、そのうち19年ドーハ世界選手権で金メダルを獲得した鈴木雄介(富士通)、19年の高畠で優勝した川野将虎(東洋大→旭化成)がすでに代表に内定しており、残り1枠を争う。 東京五輪の参加標準記録および、日本陸連が定める派遣設定記録を目指すレースとなるが、世界陸連(WA)が記録を認める条件の一つとして「国際競歩審判員(IRWJ)3名以上」が求められており、国内には2名しかいないため、今大会では海外からの招聘を目指して交渉を重ねている。 IRWJを招聘できることを前提に、派遣設定記録3時間45分00秒を突破している(もしくは今大会で突破した)選手で、五輪内定選手を除いた最上位者が五輪代表に内定。鈴木、川野はエントリーしておらず、派遣設定記録+優勝で五輪代表を勝ち取る。 すでに派遣設定記録を突破している、丸尾知司(愛知製鋼)、荒井、小林の4人が優勝すれば内定。その他の選手は派遣設定記録を突破しての優勝が条件となる。今大会で内定者が出ない場合は、後日、日本陸連が代表選手を選考する。 また、同じく残り1枠を残る女子20km競歩も、これまで海外からIRWJを招聘できなかったことを受け、今大会で特別レースが行われ、派遣設定記録1時間30分00秒を持つ(突破して)選手が優勝すれば代表に内定する。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.12

國學院大がライフネット生命とスポンサーシップ契約「箱根路で最高の景色を見せられるよう邁進」

ライフネット生命保険株式会社は12月12日、昨年から結んでいる國學院大陸上競技部とのスポンサーシップ契約を延長したと発表した。 2008年に開業したライフネット生命は、オンライン生保のリーディングカンパニーとして知られる […]

NEWS 全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力  14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

2025.12.12

全中3000mV出田隆之助擁する中京、前回8位の大淀、戦力充実の稲美北、常盤松などが有力 14日に中学駅伝日本一決定戦/全中駅伝男子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

2025.12.12

京山が3連覇に向けて前進 東北勢初のトップ3目指す黒石野、初出場の男山三、鶴ヶ島藤が上位候補/全中駅伝女子展望

第33回全国中学校駅伝が、12月14日に滋賀県の野洲市と湖南市にまたがる希望が丘文化公園で開催される。 男子6区間18km、女子5区間12kmのコースに、各都道府県代表に開催地枠を加えた男女それぞれ48チームが出場し、中 […]

NEWS 豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

2025.12.12

豪州で18歳・ビークロフトが10000m競歩38分02秒68のU20世界新

12月11日、豪州シドニーで、ニューサウスウェールズ州10000m競歩選手権が行われ、I.ビークロフト(豪州)が38分02秒68のU20世界新記録をマークした。 ビークロフトは2007年生まれの18歳。競歩選手だった父の […]

NEWS 箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

2025.12.12

箱根駅伝初Vへ國學院大・前田康弘監督「ジョーカーにどう立ち向かっていくか」 主将・上原琉翔「先頭でタスキを」

第102回箱根駅伝で初優勝を狙う國學院大が12月12日、都内の渋谷キャンパスで壮行会と記者会見を開いた。 例年の合同による囲み取材形式から急遽、記者会見方式への変更。前田康弘監督は「今年は今のところ16人全員が元気で良い […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top