一般社団法人大学スポーツ協会(UNIVAS/鎌田薫会長)は3月29日、競技成績に加え、学業充実や大学スポーツの盛り上げなどに著しい成果を挙げた学生アスリートや団体などを表彰する「UNIVAS AWARDS 2020-21」を開催した。文武両道を実践し、他の模範となる運動部女子学生を表彰する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」には女子100mハードルの田中佑美(立命大)が選ばれた。
田中は在学中、関西インカレで4連覇。日本インカレでは4年連続で3位以内に入り、19年には優勝している。学生最終年の昨シーズンは日本選手権で4位入賞。また女子陸上競技部の主将を務め、チームをまとめ上げた。この春に大学を卒業し、富士通に入社して競技を続ける。19年にマークした自己ベスト13秒18は日本歴代11位で、学生歴代2位。
陸上関係では田中の他に、運動部新入生として他の規範となる活動を行った学生を表彰する「ルーキー・オブ・ザ・イヤー」に吉中日向子(青学大)が選ばれた。吉中は昨年の日本インカレ女子4×400mリレーで3走を務め、チームの優勝に貢献している。
表彰式はオンラインで行われ、男女を通じて最も模範的なアスリートを表彰する「パーソン・オブ・ザ・イヤー」の最優秀賞には女子ソフトボールの安山涼香(中京大)が選出された。またスポーツ庁の室伏広治長官が祝辞を述べ、UNIVASの有森裕子副会長が受賞者へメッセージを送った。

RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.06.11
2025.05.28
女子10000mがレース途中で異例の中断!! 大雨と雷の影響も選手困惑/アジア選手権
2025.05.16
2025高校最新ランキング【女子】
-
2025.05.15
-
2025.05.15
-
2025.05.15
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.06.15
1500m黒田六花が初V!「悩んだ時期もあったけと…」男子4継は日大東北が大会タイで制す/IH東北
◇インターハイ東北地区大会(6月13~16日/青森・カクヒログループアスレチックスタジアム)2日目 広島インターハイを懸けた東北地区大会の2日目が行われ、女子1500mは黒田六花(仙台育英2宮城)が4分18秒73で初優勝 […]
2025.06.15
八種・宮下輝一が雨の中で6272点の高校新「気持ちを強く持っていた」女子100mは對馬、400mHはガードナV/IH南関東
◇インターハイ南関東地区大会(6月13~16日/カンセキスタジアムとちぎ、栃木県総合運動公園多目的広場投てき場) 広島インターハイ出場を懸けた南関東地区大会の2日目が行われ、男子八種競技の宮下輝一(市船橋3千葉)が627 […]
2025.06.15
菅野翔唯100m大会新連発で10秒34 渡邊紗莱が棒高跳4m00で2連覇 藤田結愛は円盤投3連覇で投てき2冠/IH北関東
◇インターハイ北関東地区大会(6月13~16日/栃木県宇都宮市・県総合運動公園カンセキスタジアム) 広島インターハイを懸けた北関東地区大会の2日目が行われ、男子100mは昨年のU18大会覇者の菅野翔唯(東農大二2群馬)が […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会