東京世界選手権(9月13日~21日/東京・国立競技場)代表入りを目指して、参加標準記録有効期限日となる8月24日、各地でアスリートがラストチャンスとなる競技会に挑んだ。
北陸選手権(富山)では男子走高跳に、長谷川直人(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が出場。自己記録に1cmと迫る2m26で優勝したが、世界選手権の参加標準記録(2m33)は突破できなかった。
長谷川は7月の日本選手権で、優勝した真野友博(九電工)、2位の赤松諒一(SEIBU PRINCE)に次ぐ3位。その後、自己ベストを更新すると、8月には海外でコンチネンタルツアー・ゴールドを制し、ダイヤモンドリーグ・シレジア大会にも初出場した。
ワールドランキング上では世界選手権(各種目原則1ヵ国3人まで)において、国内3番目の参加有資格者だったものの、8月16日の福井ナイトゲームズで瀬古優斗(滋賀県スポ協/FAAS)が2m33(日本歴代2位タイ)で世界選手権参加標準記録を突破し、長谷川は4番目に。そのため、北陸選手権でラストチャンスに懸けたが、23年ブダペスト大会に続く、2大会連続の世界選手権代表は厳しい状況となった。
東北選手権では日本選手権男子400mハードル2位の山内大夢(東邦銀行)が出場。48秒79の自己ベストを持つ山内も世界選手権代表入りは、参加標準記録(48秒50)突破が条件だったが、優勝したもののタイムは49秒00にとどまった。また、女子200mでは、8月3日の富士北麓ワールドトライアルで22秒79の日本新を出し、世界選手権開催国エントリー設定記録(22秒92)を突破している井戸アビゲイル風果(東邦銀行)が23秒27(+1.0)で制した。
このほか、海外遠征した選手も。ブラジルのブラガンサ・パウリスタで24日に開催されたブラジル・グランプリ(世界陸連コンチネンタルツアー・ブロンズ)の女子三段跳で、森本麻里子(オリコ)が13m39(+3.2)で4位。女子円盤投では郡菜々佳(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が50m47で6位だった。また、同じ会場で開催されたアトレティーズモ・ブラジルの男子ハンマー投(世界陸連コンチネンタルツアー・チャレンジャー)には中川達斗(サトウ食品新潟アルビレックスRC)が出場し、68m23で2位だった。
このあと8月27日に世界陸連が参加資格者を公表。9月1日以降に日本陸連から第2次日本代表内定選手が発表される。
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