HOME 駅伝、箱根駅伝

2021.01.03

【箱根駅伝】東洋大が2年ぶりトップ3!8区・野口が殊勲の快走「来年は優勝を掲げたい」
【箱根駅伝】東洋大が2年ぶりトップ3!8区・野口が殊勲の快走「来年は優勝を掲げたい」


◇第97回箱根駅伝(東京・大手町~神奈川・箱根町/10区間217.1km)

前回まさかの10位に終わり、11年間守り続けてきたトップ3から陥落した東洋大は、往路2位、復路9位で総合3位に返り咲いた。

広告の下にコンテンツが続きます

酒井俊幸監督の「安堵している」というのが本音だろう。往路は2区・松山和希(1年)が区間4位、5区で前回区間新の宮下隼人(3年)が区間3位と見せ場を作って2位フィニッシュ。復路での巻き返しを図った。

だが、6区の九嶋恵舜(1年)が区間14位と苦しい走りとなり4位まで後退。さらに当日変更で7区に入った駅伝主将の西山和弥(4年)も「気持ちが弱かった。このまま行けるかと思ったがダメだったので調子は良くなかったのかと思います」と区間12位だった。

悪い流れになりそうななか、窮地を救ったのは8区の野口英希(4年)。11月の記録会で10000m28分台をマークしたが、「その時は箱根を走れるかどうかわからない状況だった」。しかしその後は「自分が箱根を走ることを想定して練習を積めた」と、最初で最後で箱根路に登場。1時間4分15秒の区間2位の好走で、青学大、東海大の追撃を押さえ込み、9、10区と鉄紺のタスキを3位で守り切った。

「走っているときは区間賞の可能性もあると思ったので少し悔しい」と野口。それでも、「自分の走りに徹して区間2位でタスキをつなげてよかった」と充実の表情を浮かべ、最初で最後の箱根路を飾った。

トップ3へ舞い戻った東洋大。今回走った4年生が4人抜けるが、「鉄紺の復活」に向けて確かな兆しを見せた。「来年は総合優勝を目標に掲げるチームにしたい」と酒井監督は次を見据えていた。

◇第97回箱根駅伝(東京・大手町~神奈川・箱根町/10区間217.1km) 前回まさかの10位に終わり、11年間守り続けてきたトップ3から陥落した東洋大は、往路2位、復路9位で総合3位に返り咲いた。 酒井俊幸監督の「安堵している」というのが本音だろう。往路は2区・松山和希(1年)が区間4位、5区で前回区間新の宮下隼人(3年)が区間3位と見せ場を作って2位フィニッシュ。復路での巻き返しを図った。 だが、6区の九嶋恵舜(1年)が区間14位と苦しい走りとなり4位まで後退。さらに当日変更で7区に入った駅伝主将の西山和弥(4年)も「気持ちが弱かった。このまま行けるかと思ったがダメだったので調子は良くなかったのかと思います」と区間12位だった。 悪い流れになりそうななか、窮地を救ったのは8区の野口英希(4年)。11月の記録会で10000m28分台をマークしたが、「その時は箱根を走れるかどうかわからない状況だった」。しかしその後は「自分が箱根を走ることを想定して練習を積めた」と、最初で最後で箱根路に登場。1時間4分15秒の区間2位の好走で、青学大、東海大の追撃を押さえ込み、9、10区と鉄紺のタスキを3位で守り切った。 「走っているときは区間賞の可能性もあると思ったので少し悔しい」と野口。それでも、「自分の走りに徹して区間2位でタスキをつなげてよかった」と充実の表情を浮かべ、最初で最後の箱根路を飾った。 トップ3へ舞い戻った東洋大。今回走った4年生が4人抜けるが、「鉄紺の復活」に向けて確かな兆しを見せた。「来年は総合優勝を目標に掲げるチームにしたい」と酒井監督は次を見据えていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.06.07

七種競技・大玉華鈴が一線退く「最後まで勝ちに行けた」3位メダルで有終 23年アジア大会代表、アジアジュニアVなど牽引/日本選手権混成

◇第110回日本選手権・混成競技(6月6、7日/岐阜・ヒマラヤスタジアム岐阜:長良川) 名古屋アジア大会代表選考を兼ねた混成競技の日本選手権が行われ、女子七種競技は田中友梨(スズキ)が6050点の日本新記録を樹立して連覇 […]

NEWS レジェンド右代啓祐がデカスロン人生区切り「戦いが一つ終了した、おなかいっぱい」五輪2大会、世界陸上5回出場

2026.06.07

レジェンド右代啓祐がデカスロン人生区切り「戦いが一つ終了した、おなかいっぱい」五輪2大会、世界陸上5回出場

◇第110回日本選手権・混成競技(6月6、7日/岐阜・ヒマラヤスタジアム岐阜:長良川) 名古屋アジア大会代表選考を兼ねた混成競技の日本選手権が行われ、前日本記録保持者の右代啓祐(国士舘クラブ)は6245点の12位だった。 […]

NEWS 京産大がトップで節目となる50回目の伊勢路へ! 立命大は2大会ぶりの復帰/全日本大学駅伝関西地区選考会

2026.06.07

京産大がトップで節目となる50回目の伊勢路へ! 立命大は2大会ぶりの復帰/全日本大学駅伝関西地区選考会

第58回全日本大学駅伝関西学連出場大学選考会は6月7日、大阪・ヤンマーフィールド長居で行われ、京産大が合計4時間4分03秒11で2大会ぶりで最多を更新する50回目の本大会出場を決めた。 10000mのレースを4組行い、各 […]

NEWS 十種競技は奥田啓祐が4年ぶりV「現在地はここ」記録は納得いかずもケガ明け勝ちきる/日本選手権混成

2026.06.07

十種競技は奥田啓祐が4年ぶりV「現在地はここ」記録は納得いかずもケガ明け勝ちきる/日本選手権混成

◇第110回日本選手権・混成競技(6月6、7日/岐阜・ヒマラヤスタジアム岐阜:長良川) 名古屋アジア大会代表選考を兼ねた混成競技の日本選手権が行われ、男子十種競技は奥田啓祐(ウィザス)が7512点で優勝した。 広告の下に […]

NEWS 七種競技・田中友梨が日本女子初の6000点超え「やっと一歩踏み出した」地元名古屋でのアジア大会代表内定/日本選手権混成

2026.06.07

七種競技・田中友梨が日本女子初の6000点超え「やっと一歩踏み出した」地元名古屋でのアジア大会代表内定/日本選手権混成

◇第110回日本選手権・混成競技(6月6、7日/岐阜・ヒマラヤスタジアム岐阜:長良川) 名古屋アジア大会代表選考を兼ねた混成競技の日本選手権が行われ、女子七種競技は田中友梨(スズキ)が6050点で2連覇を果たした。日本女 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年6月号 (5月14日発売)

2026年6月号 (5月14日発売)

落合晃&丸山優真が日本新
26春 学生長距離勢力図

page top