12月5日WA(世界陸連)のワールドアスレティックスアワード2020が発表された。
最優秀選手に贈られる「ワールドアスリートオブザイヤー」には、男女各1名が選出され、男子は棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)、女子は三段跳のY.ロハス(ベネズエラ)に贈られた。
デュプランティスは2月に室内で6m18の世界記録をマーク。屋外でも6m15を跳び、セルゲイ・ブブカの世界歴代最高記録を更新した。今年は16回の競技会に出場し無敗で終えている。先月21歳になったばかりで、史上最年少でワールドアスリートオブザイヤーに選ばれた。
女子三段跳のロハスは2月21日の世界室内ツアー・マドリード大会で15m43を跳び、室内世界記録を7cm更新した。屋外でも今季世界最高の14m71を記録している。
受賞者・受賞団体は以下のとおり。
■ワールドアスリートオブザイヤー2020
男子 A.デュプランティス(スウェーデン/棒高跳)
女子 Y.ロハス(ベネズエラ/三段跳)
■加盟国賞(Member Federation Award)
ポーランド陸上競技協会(Polish Athletics Association)
■Covidインスピレーション賞
アルティメットガーデンクラッシュ(R.ラヴィレニ/フランスのアイディアによる棒高跳オンライン競技会)
■会長賞
トミー・スミス、ピーター・ノーマン、ジョン・カルロス
(1968年メキシコシティ五輪の表彰式で黒い手袋をつきあげ人種差別についての抗議を表明した)
■コーチングアチーブメント賞
ヘレナ・デュプランティスとグレッグ・デュプランティス
(A.デュプランティスの両親でありコーチングチーム)
■アスリートコミュニティ賞
陸上のクラブ(※WAアスリート委員会が主導し、この困難な年におけるアスリートへの尽力に感謝の意を表すために創設された賞。「この賞は、パンデミック全体でアスリートにサポートを提供し、トレーニング施設へのアクセスの交渉、衛生の確保、地元の大会を開催した世界中のすべての陸上クラブに贈られます。アスリートは皆地元クラブの継続的なサポートにとても感謝しています」とR.ラヴィレニ委員長
■フォトオブザイヤー
マイケル・スティール(Michael Steele/ゲッティイメージズ)がケニア・エルドレッドでのディスカバリークロスカントリー選手権に参加する子供たちを撮影した写真
![](https://www.rikujyokyogi.co.jp/wp-content/uploads/2020/12/JR1_2764.jpg)
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