HOME 海外

2020.12.06

【海外】21歳のデュプランティス史上最年少で年間MVPに輝く/世界陸連アワード
【海外】21歳のデュプランティス史上最年少で年間MVPに輝く/世界陸連アワード

12月5日WA(世界陸連)のワールドアスレティックスアワード2020が発表された。
最優秀選手に贈られる「ワールドアスリートオブザイヤー」には、男女各1名が選出され、男子は棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)、女子は三段跳のY.ロハス(ベネズエラ)に贈られた。

デュプランティスは2月に室内で6m18の世界記録をマーク。屋外でも6m15を跳び、セルゲイ・ブブカの世界歴代最高記録を更新した。今年は16回の競技会に出場し無敗で終えている。先月21歳になったばかりで、史上最年少でワールドアスリートオブザイヤーに選ばれた。
女子三段跳のロハスは2月21日の世界室内ツアー・マドリード大会で15m43を跳び、室内世界記録を7cm更新した。屋外でも今季世界最高の14m71を記録している。

受賞者・受賞団体は以下のとおり。
■ワールドアスリートオブザイヤー2020
男子 A.デュプランティス(スウェーデン/棒高跳)
女子 Y.ロハス(ベネズエラ/三段跳)

広告の下にコンテンツが続きます

■加盟連盟賞(Member Federation Award)
ポーランド陸上競技協会(Polish Athletics Association)
■Covidインスピレーション賞
アルティメットガーデンクラッシュ(R.ラヴィレニ/フランスのアイディアによる棒高跳オンライン競技会)
■会長賞
トミー・スミス、ピーター・ノーマン、ジョン・カルロス
(1968年メキシコシティ五輪の表彰式で黒い手袋をつきあげ人種差別についての抗議を表明した)
■コーチングアチーブメント賞
ヘレナ・デュプランティスとグレッグ・デュプランティス
(A.デュプランティスの両親でありコーチングチーム)
■アスリートコミュニティ賞
陸上のクラブ(※WAアスリート委員会が主導し、この困難な年におけるアスリートへの尽力に感謝の意を表すために創設された賞。「この賞は、パンデミック全体でアスリートにサポートを提供し、トレーニング施設へのアクセスの交渉、衛生の確保、地元の大会を開催した世界中のすべての陸上クラブに贈られます。アスリートは皆地元クラブの継続的なサポートにとても感謝しています」とR.ラヴィレニ委員長
■フォトオブザイヤー
マイケル・スティール(Michael Steele/ゲッティイメージズ)がケニア・エルドレッドでのディスカバリークロスカントリー選手権に参加する子供たちを撮影した写真

12月5日WA(世界陸連)のワールドアスレティックスアワード2020が発表された。 最優秀選手に贈られる「ワールドアスリートオブザイヤー」には、男女各1名が選出され、男子は棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)、女子は三段跳のY.ロハス(ベネズエラ)に贈られた。 デュプランティスは2月に室内で6m18の世界記録をマーク。屋外でも6m15を跳び、セルゲイ・ブブカの世界歴代最高記録を更新した。今年は16回の競技会に出場し無敗で終えている。先月21歳になったばかりで、史上最年少でワールドアスリートオブザイヤーに選ばれた。 女子三段跳のロハスは2月21日の世界室内ツアー・マドリード大会で15m43を跳び、室内世界記録を7cm更新した。屋外でも今季世界最高の14m71を記録している。 受賞者・受賞団体は以下のとおり。 ■ワールドアスリートオブザイヤー2020 男子 A.デュプランティス(スウェーデン/棒高跳) 女子 Y.ロハス(ベネズエラ/三段跳) ■加盟連盟賞(Member Federation Award) ポーランド陸上競技協会(Polish Athletics Association) ■Covidインスピレーション賞 アルティメットガーデンクラッシュ(R.ラヴィレニ/フランスのアイディアによる棒高跳オンライン競技会) ■会長賞 トミー・スミス、ピーター・ノーマン、ジョン・カルロス (1968年メキシコシティ五輪の表彰式で黒い手袋をつきあげ人種差別についての抗議を表明した) ■コーチングアチーブメント賞 ヘレナ・デュプランティスとグレッグ・デュプランティス (A.デュプランティスの両親でありコーチングチーム) ■アスリートコミュニティ賞 陸上のクラブ(※WAアスリート委員会が主導し、この困難な年におけるアスリートへの尽力に感謝の意を表すために創設された賞。「この賞は、パンデミック全体でアスリートにサポートを提供し、トレーニング施設へのアクセスの交渉、衛生の確保、地元の大会を開催した世界中のすべての陸上クラブに贈られます。アスリートは皆地元クラブの継続的なサポートにとても感謝しています」とR.ラヴィレニ委員長 ■フォトオブザイヤー マイケル・スティール(Michael Steele/ゲッティイメージズ)がケニア・エルドレッドでのディスカバリークロスカントリー選手権に参加する子供たちを撮影した写真

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.11

青学大・原晋監督が最大のライバルに駒大 「勝つ知識、ノウハウを兼ね備える」 箱根V3へ不安材料は「経験者が少ない」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 壮行会後に記者会見が行われ、一番のライバル校を問われた原監督は「一番はやはり駒澤大学です。ここ11年 […]

NEWS 箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

2025.12.11

箱根駅伝V3へ青学大が壮行会 主将・黒田朝日「新たな歴史を作る舞台」 2年連続区間賞・塩出翔太「良い報告ができるように」

第102回箱根駅伝で3連覇を狙う青学大が、都内の青山キャンパスで壮行会を開き、原晋監督やエントリー選手たちが登壇した。 お昼休みで多くの学生や教職員が集まるなか、原監督は「シーズン当初は新体制となり、学生たちには『勝つ確 […]

NEWS 青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

2025.12.11

青学大・原監督「バーディー×2」駒大・藤田監督「4本の柱」総合力の「上握り10貫」など指揮官たちが“前哨戦”/箱根駅伝トークバトル

「第102回箱根駅伝トークバトル」が12月10日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた。 前回優勝校の青学大・原晋監督、同2位の駒大・藤田敦史監督、同3位の國學院大・前田康弘監督、同4位でトークバトル初登場の早大・花田 […]

NEWS 【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top