◇アジア選手権(5月27日~31日/韓国・クミ)1日目
2年に一度開かれるアジア選手権が行われ、女子三段跳は森本麻里子(オリコ)が13m65(-1.4)で銅メダルを獲得し、「やっと自分らしい跳躍ができました。今シーズンの中では一番」と振り返った。
2年前にインドネシア・ジャカルタで行われた前回大会、2度の14mジャンプで金メダルに輝いた森本だったが、1回目の13m31(+0.2)のあと、2度のファウルでなかなか波に乗れない。
それでも5回目に今季ベストのジャンプを見せ、トップの李藝(中国)と1cm差の2位に浮上。その後にS.ダヴロノワ(カザフスタン)が13m74(-1.3)をマークして3位に下がったが、6回目に13m64(+0.2)に伸ばした髙島真織子(九電工)を抑え、2大会連続のメダルは確保した。「ディフェンディングチャンピオンですが、挑戦者として臨んだのが良かったです」と森本はうなずく。最終6回目に13m80(-0.9)を出した李藝が逆転優勝を飾った。
23年に14m16の日本記録を樹立。昨年は春先の左足首のケガを乗り越え、同種目日本女子初の五輪出場の歴史を刻んだ森本。この冬も拠点にしているドイツでトレーニングを積み、1月のドイツでの室内競技会では13m40をマークしている。
屋外シーズンは3月に追い風参考ながら13m63(+2.1)で滑り出したものの、4月末の織田記念は13m34(-0.7)で3位、5月18日のセイコーゴールデングランプリは13m41(-0.3)。なかなか噛み合わない跳躍が続いていたが、アジアの舞台でようやく納得のジャンプが出た。
「まだ課題を一つずつクリアにしている段階。ここをステップにして、日本選手権までに調子を上げていきたい」と森本。2大会連続の世界選手権代表入りを目指し、女子トリプルジャンプの第一人者がさらなる飛躍を誓った。
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