第67回東日本実業団選手権の2日目が5月24日に埼玉県熊谷市で行われた。
女子5000m1組に22年ブダペスト世界選手権10000m代表・小林成美(三井住友海上)が現役ラストランとして出場。17分00秒93の17着でフィニッシュした。
前日の24日に自身のSNSを更新し、現役を退くことを明らかにした小林。「正式な退部日は少し先になりますが」としつつ、今大会が「引退レースです」と綴っていた。
SNS内では「ここ数年、いろいろ悩みながらも精一杯競技と向き合ってきました。しかし気持ちが少しずつ変化し、現状から一歩踏み出したい! 新しい挑戦をしたい!と思うようになり、この決断に至りました」と心境を明かし、感謝の想いを並べていた。
2000年生まれの小林。小学生の時に長野・川中島ジュニアランニングクラブで陸上を始め、川中島中、長野東高と駅伝などで活躍。名城大では全日本大学女子駅伝、全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)にいずれも4年連続で出走し、すべてに優勝とチームの柱として名城大の黄金期を支えた。
トラックレースでは3年だった21年のホクレン・ディスタンスチャレンジ10000mで当時学生記録(現・歴代2位)の31分22秒34をマーク。学生最終年の22年はオレゴン世界選手権10000m代表に選出されている(出国直前に新型コロナウイルス陽性のため派遣見送り)。
実業団入りした2023年は試合に出ず、昨シーズンからレース復帰したものの、実業団駅伝には出場していなかった。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.10
【編集部コラム】「いくつになっても自分超え」
-
2025.10.10
-
2025.10.09
-
2025.10.09
-
2025.10.07
-
2025.10.05
-
2025.09.11
-
2025.09.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.11
女子400mH世界選手権連覇のボルが800mに挑戦! 「新しい旅を楽しみ準備ができている」
女子400mハードルで世界選手権2連覇を果たしているF.ボル(オランダ)が10月10日、自らのインスタグラムで800mに挑戦することを発表した。 ボルはインスタグラムに動画を投稿。「父からオリンピック用に与えられた」とい […]
2025.10.10
【編集部コラム】「いくつになっても自分超え」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.10.10
出雲駅伝の区間発表! 青学大・黒田朝日、國學院大・上原琉翔、駒大・山川拓馬、早大・工藤慎作がアンカー対決!
10月10日、第37回出雲全日本大学選抜駅伝が13日に行われるのを前に、大会主催者が各チームの区間エントリーを発表した。 1月の箱根駅伝を制した青学大は1区に小河原陽琉(2年)を起用。4年生の宇田川瞬矢を2区、塩出翔太を […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/