HOME 国内、駅伝

2025.05.25

オレゴン世界陸上代表・小林成美が“ラストラン”名城大では4年連続駅伝2冠に貢献/東日本実業団
オレゴン世界陸上代表・小林成美が“ラストラン”名城大では4年連続駅伝2冠に貢献/東日本実業団

女子長距離の小林成美。写真は名城大時代のもの

第67回東日本実業団選手権の2日目が5月24日に埼玉県熊谷市で行われた。

女子5000m1組に22年ブダペスト世界選手権10000m代表・小林成美(三井住友海上)が現役ラストランとして出場。17分00秒93の17着でフィニッシュした。

前日の24日に自身のSNSを更新し、現役を退くことを明らかにした小林。「正式な退部日は少し先になりますが」としつつ、今大会が「引退レースです」と綴っていた。

SNS内では「ここ数年、いろいろ悩みながらも精一杯競技と向き合ってきました。しかし気持ちが少しずつ変化し、現状から一歩踏み出したい! 新しい挑戦をしたい!と思うようになり、この決断に至りました」と心境を明かし、感謝の想いを並べていた。

2000年生まれの小林。小学生の時に長野・川中島ジュニアランニングクラブで陸上を始め、川中島中、長野東高と駅伝などで活躍。名城大では全日本大学女子駅伝、全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)にいずれも4年連続で出走し、すべてに優勝とチームの柱として名城大の黄金期を支えた。

トラックレースでは3年だった21年のホクレン・ディスタンスチャレンジ10000mで当時学生記録(現・歴代2位)の31分22秒34をマーク。学生最終年の22年はオレゴン世界選手権10000m代表に選出されている(出国直前に新型コロナウイルス陽性のため派遣見送り)。

広告の下にコンテンツが続きます

実業団入りした2023年は試合に出ず、昨シーズンからレース復帰したものの、実業団駅伝には出場していなかった。

第67回東日本実業団選手権の2日目が5月24日に埼玉県熊谷市で行われた。 女子5000m1組に22年ブダペスト世界選手権10000m代表・小林成美(三井住友海上)が現役ラストランとして出場。17分00秒93の17着でフィニッシュした。 前日の24日に自身のSNSを更新し、現役を退くことを明らかにした小林。「正式な退部日は少し先になりますが」としつつ、今大会が「引退レースです」と綴っていた。 SNS内では「ここ数年、いろいろ悩みながらも精一杯競技と向き合ってきました。しかし気持ちが少しずつ変化し、現状から一歩踏み出したい! 新しい挑戦をしたい!と思うようになり、この決断に至りました」と心境を明かし、感謝の想いを並べていた。 2000年生まれの小林。小学生の時に長野・川中島ジュニアランニングクラブで陸上を始め、川中島中、長野東高と駅伝などで活躍。名城大では全日本大学女子駅伝、全日本大学女子選抜駅伝(富士山女子駅伝)にいずれも4年連続で出走し、すべてに優勝とチームの柱として名城大の黄金期を支えた。 トラックレースでは3年だった21年のホクレン・ディスタンスチャレンジ10000mで当時学生記録(現・歴代2位)の31分22秒34をマーク。学生最終年の22年はオレゴン世界選手権10000m代表に選出されている(出国直前に新型コロナウイルス陽性のため派遣見送り)。 実業団入りした2023年は試合に出ず、昨シーズンからレース復帰したものの、実業団駅伝には出場していなかった。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.26

滋賀国スポの炬火ランナーに桐生祥秀! 競泳の大橋悠依さんとともに地元で大役

8月26日、滋賀県の三日月大造知事が定例会見を行い、9月28日に実施される滋賀国スポの総合開会式で、桐生祥秀(日本生命)が炬火ランナーを務めることを発表した。 滋賀国スポは彦根市の平和堂HATOスタジアムをメイン会場に、 […]

NEWS 日本陸連が「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」策定「排除、差別のない社会にするために」

2025.08.26

日本陸連が「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」策定「排除、差別のない社会にするために」

8月26日、日本陸連は8月20日に理事会で承認された「ダイバーシティー&インクルージョンの推進(D&I)」についての説明を行った。 D&Iとは、人々の多様性(diversity)を尊重し、受 […]

NEWS 日本陸連 女子選手への遺伝子検査義務「最大限の支援」検査の是非「慎重な議論と判断必要」

2025.08.26

日本陸連 女子選手への遺伝子検査義務「最大限の支援」検査の是非「慎重な議論と判断必要」

日本陸連は8月26日、世界陸連(WA)が7月24日に新たな規則として承認した「女子カテゴリーの出場資格」についての対応を明らかにした。 WAが承認した規則は、「ワールドランキング対象競技における女子カテゴリーの参加資格と […]

NEWS 東京世界陸上の豪州、ニュージーランドの代表の事前キャンプを順大が受け入れ「万全のサポート体制を整えます」

2025.08.26

東京世界陸上の豪州、ニュージーランドの代表の事前キャンプを順大が受け入れ「万全のサポート体制を整えます」

順大スポーツ健康科学部は、8月31日から9月18日まで、東京世界選手権の豪州代表とニュージーランド代表の事前キャンプをさくらキャンパスで受け入れることを発表した。 期間中は選手・スタッフが入れ替わりながら、総勢約160名 […]

NEWS サニブラウン主催のDAWN GAMESファイナル 本人参加10/13に都内で開催!台風中止の東日本予選も併催

2025.08.26

サニブラウン主催のDAWN GAMESファイナル 本人参加10/13に都内で開催!台風中止の東日本予選も併催

株式会社UDN SPORTSは8月26日、マネジメント契約を結ぶサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が創立した主催大会の「DAWN GAMES」の決勝大会を10月13日に東京・大蔵運動公園陸上競技場で開催すると発表し […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top