2025.07.11
◇第109回日本選手権・混成競技(7月12、13日/岐阜・岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
東京世界選手権の代表選考会を兼ねた日本選手権・混成競技を前日に控え、有力選手が会見に出席した。
男子十種競技で3年ぶり優勝を狙う奥田啓祐(ウィザス)。5月末のアジア選手権では銅メダルを手にしている。
「3、4月にふくらはぎや踵を痛めていた状態でアジア選手権に臨んでいたのですが、その後は順調に回復して、滞りなく練習できました」と奥田。近年はケガに苦しんでいただけに、種目を特化するのではなく、「2日間、十種競技をまとめる練習をしてきました」と話す。
その中でも、100m10秒53、400m47秒59のベストを持つように、武器とするスプリントは「感覚も良くなってきました。前日練習ではあまり追い求めすぎず、明日に余力を残しました。楽しみです」と手応えをつかんでいる。
22年には日本男子3人目(現在4人)となる8000点超えの8008点を出した奥田。「ベテランの年齢になってきました。ケガもなくようやく自分のパフォーマンスが出せる状況になってきたので、ここからの1、2年が大事。楽しみにしてもらいたい」。
まず目指すのは東京世界選手権の開催国枠エントリー設定記録の8151点と優勝が「最低限」と力強い。この後に海外競技会も控え、しっかりポイントを積み重ねてワールドランキングの上昇も狙っていく。
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