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2025.05.17

走高跳・髙橋渚が初国立「1m90以上狙いたい」女王マフチフと競演「楽しみ」/セイコーGGP
走高跳・髙橋渚が初国立「1m90以上狙いたい」女王マフチフと競演「楽しみ」/セイコーGGP

前日会見で世界記録保持者のマフチフ(右)と横並びで登壇した髙橋渚

◇セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場)

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリの前日会見が国立競技場で行われ、女子走高跳の髙橋渚(センコー)が登壇した。

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今年、室内で1m92をクリアしている髙橋。室内日本最高記録を塗り替えたのは39年ぶりで、国内選手では12年ぶりの“大台”だった。

室内から連戦だったこともあり、「身体がキレキレになってしまい、接地(のタイミング)も速くなってしまった」。そのため、しばらくは土台を固める時間に費やした。

今大会で「1m90以上」を目指すため、「助走を一から作り直した」と話す。ワールドランキングや開催国枠エントリーでの東京世界選手権出場に大きく近づいているだけに、「9月のために何かを得て帰りたい」。

自身初の国立競技場だという髙橋。その舞台に、女子走高跳世界記録保持者で、パリ五輪金メダリストのヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)も参戦する。

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ともに壇上に上がって並び、「マフチフ選手と一緒にできるのを楽しみにしてきました」と言うと、世界女王も笑顔を向ける。「一緒にできると言っても自己ベストくらいから跳ばれると思います。技術や跳躍はもちろん、1本1本に懸ける思いや集中力を見て学びたいです」と心待ちにしていた。

◇セイコーゴールデングランプリ2025(5月18日/東京・国立競技場) 世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ゴールドのセイコーゴールデングランプリの前日会見が国立競技場で行われ、女子走高跳の髙橋渚(センコー)が登壇した。 今年、室内で1m92をクリアしている髙橋。室内日本最高記録を塗り替えたのは39年ぶりで、国内選手では12年ぶりの“大台”だった。 室内から連戦だったこともあり、「身体がキレキレになってしまい、接地(のタイミング)も速くなってしまった」。そのため、しばらくは土台を固める時間に費やした。 今大会で「1m90以上」を目指すため、「助走を一から作り直した」と話す。ワールドランキングや開催国枠エントリーでの東京世界選手権出場に大きく近づいているだけに、「9月のために何かを得て帰りたい」。 自身初の国立競技場だという髙橋。その舞台に、女子走高跳世界記録保持者で、パリ五輪金メダリストのヤロスラワ・マフチフ(ウクライナ)も参戦する。 ともに壇上に上がって並び、「マフチフ選手と一緒にできるのを楽しみにしてきました」と言うと、世界女王も笑顔を向ける。「一緒にできると言っても自己ベストくらいから跳ばれると思います。技術や跳躍はもちろん、1本1本に懸ける思いや集中力を見て学びたいです」と心待ちにしていた。

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