2025.05.14
広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。群馬県大会は5月9日から12日の4日間、正田醤油スタジアム群馬で行われた。
男子100mでは、昨年のU18大会覇者・菅野翔唯(東農大二2)が好記録を連発した。予選で24年ぶり大会新記録となる10秒46(+1.7)を出すと、準決勝も向かい風1.1mの中で同タイムで通過。決勝は10秒45(-0.4)の再び大会記録を更新する走りで制した。2位にもチームメイトの勅使川原海斗(3年)が10秒67で続き、東農大二がワン・ツーフィニッシュを遂げた。
東農大二勢は200mでも快走を見せ、追い風7.1mとなった決勝では参考記録ながら櫻井和輝(3年)と中山広海(3年)が21秒10と同タイム。着差ありで櫻井が勝ち、ワン・ツーを飾った。
4×100mリレーでは勅使川原を1走、菅野を2走、中山が4走を務め、予選で40秒32の大会新記録をマーク。準決勝で40秒46、決勝で40秒48とハイアベレージをそろえた。
中山に加え、400mでワン・ツーを飾った笠間尚輝 (2年)、関和佑飛(3年)を加えた4×400mリレーでも3分12秒08の大会新で優勝した。
5000m競歩では原田泰知(前橋東3)が21分22秒81の大会新記録で優勝、800mでは昨年の全中800m覇者・布施川大梧(東農大二1)が1分52秒51の好タイムで競り勝ち、北関東大会へ駒を進めた。
女子では24年インターハイ走幅跳2位の成澤柚日(共愛学園3)が6m10(+3.6)でV。三段跳は12m02(+0.6)で制し、4走を務めて46秒83で制した4×100mリレーと合わせて3冠を達成した。
中長距離は杉森由萌(中央中等3)が2種目Vを達成。1500mは4分26秒41、3000mは9分32秒78で制した。
学校対抗総合は男子が東農大二が90点、女子は共愛学園が94点で、いずれも制した。
北関東大会は6月13日から4日間、栃木県のカンセキスタジアムとちぎで行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.10
【編集部コラム】「いくつになっても自分超え」
-
2025.10.10
-
2025.10.09
-
2025.10.09
-
2025.10.07
-
2025.10.05
-
2025.09.11
-
2025.09.12
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.10
【編集部コラム】「いくつになっても自分超え」
攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム?? 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいことetc…。 編集スタッフが週替りで […]
2025.10.10
出雲駅伝の区間発表! 青学大・黒田朝日、國學院大・上原琉翔、駒大・山川拓馬、早大・工藤慎作がアンカー対決!
10月10日、第37回出雲全日本大学選抜駅伝が13日に行われるのを前に、大会主催者が各チームの区間エントリーを発表した。 1月の箱根駅伝を制した青学大は1区に小河原陽琉(2年)を起用。4年生の宇田川瞬矢を2区、塩出翔太を […]
2025.10.10
城西大学男子駅伝部がスポーツテック製品を開発するCOROSとパートナーシップ契約を締結
スポーツテック製品を開発するCOROS(カロス)は10月10日、城西大学男子駅伝部とパートナーシップ契約を締結したと発表した。 同社は、ハイグレードなハードウェアと革新的なテクノロジーを組み合わせ、世界で最も過酷な環境下 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/