2025.05.14
広島インターハイ(7月25日~29日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱戦を繰り広げている。
栃木県大会は5月9日から12日の4日間、カンセキスタジアムとちぎで行われた。
女子では昨年インターハイ七種競技で5位の実績を持つ石原南菜(白鴎大足利2)が躍動する。走幅跳では4回目に6m04(+0.8)の大会新記録で優勝を果たすと、最終日の100mハードルでも好走。予選から13秒86(-0.2)の大会新記録をマークすると、決勝は13秒53(+0.5)と県高校記録で2冠を遂げた。
七種競技は昨年の全中四種競技優勝の加藤未来(白鴎大足利1)が4652点で優勝した。
短距離では石橋勢が躍動。100m、200m、400mの3種目でいずれもワン・ツーフィニッシュを飾り、そのメンバーを配置した4×100mリレーは13年ぶりの大会新となる46秒92をマーク。3分54秒53で制した女子4×400mリレーと合わせてリレー2冠を果たした。200m覇者の高橋愛茉(3年)はリレー2種目と合わせて3冠を達成した。
投てきでは昨年のU16砲丸投優勝の諏訪彩乃(白鴎大足利2)が砲丸投を11m95、円盤投を39m43で制し、2種目Vを達成した。
男子は小林琉空(宇都宮南3)が円盤投(42m17)、ハンマー投(38m58)で2冠。砲丸投では中島聡多(青藍泰斗1)が13m31でルーキーVを飾った。
1位から4位まで0.09秒差にひしめく混戦となった100mは2年生の金子平和(さくら清修)が10秒74(±0)で1位だった。
4×100mリレーで作新学院が41秒12で北関東大会へ弾みをつけた。
学校対抗総合は、男子は作新学院が134点と、2位に78点差をつけ、女子は白鴎大足利が162点と2位に71点差をつけてそれぞれ優勝した。
北関東大会は6月13日から4日間、県大会と同じくカンセキスタジアムとちぎで行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025