HOME 国内

2025.08.15

やり投・相原大聖が81m54!!初大台に到達「毎日、少しずつ練習を継続」が好調の要因/福井ナイトゲームズ
やり投・相原大聖が81m54!!初大台に到達「毎日、少しずつ練習を継続」が好調の要因/福井ナイトゲームズ

ANG福井の男子やり投で優勝した相原大聖

◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム)

日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameが行われ、男子やり投は相原大聖(OniGO)が5回目に自身初の大台となる81m54を投げて優勝した。

今年は4月末の織田記念で79m35を投げていた相原。この日は3回目に79m67の自己新スローを見せると、「その感触が良かったので、そのまま行こうと思った」という5回目に、念願のビッグスローを見せた。「高校生の時からずっと80m、と言っていてようやく。安堵しました」と表情も和らぐ。

広告の下にコンテンツが続きます

名門・今治明徳高(愛媛)で70m40を投げ、国体優勝など世代トップスロワーの1人だった。日大でも77mオーバーを見せるなど力を見せていたが、一時期は試合からもアクシデントで遠ざかった時期もあった。

「高校以来、何年ぶりかの取材なんでうまく話せなくてすみません」と苦笑い。現在はスーパーマーケットの「OniGo」で「週4日、現場(店舗)を回している」と店舗に立っている。

好調の要因は「特にありません。毎日、少しずつ練習を継続してきたから。体重が増えたので、最近は少しずつ走る量が増えたくらいです」と話す。日大の後輩でもある﨑山雄太(愛媛県競技力本部)が87m16(日本歴代2位)など後輩たちが続々と投げてきたが「今年、30歳。遅咲き過ぎますね」。

広告の下にコンテンツが続きます

来年のアジア大会、そしてその先へ。「ずっと家族にも心配をかけているので、日本代表を目指したい。来年のアジア大会(名古屋)は狙っていきたいです」と、力を込めた。

2位に長沼元(スズキ)が79m59で続き、東京世界選手権内定の﨑山は77m27の3位。﨑山は「日本選手権後にやろうとしていることが助走しながらできた」と納得の表情を浮かべていた。

◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム) 日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameが行われ、男子やり投は相原大聖(OniGO)が5回目に自身初の大台となる81m54を投げて優勝した。 今年は4月末の織田記念で79m35を投げていた相原。この日は3回目に79m67の自己新スローを見せると、「その感触が良かったので、そのまま行こうと思った」という5回目に、念願のビッグスローを見せた。「高校生の時からずっと80m、と言っていてようやく。安堵しました」と表情も和らぐ。 名門・今治明徳高(愛媛)で70m40を投げ、国体優勝など世代トップスロワーの1人だった。日大でも77mオーバーを見せるなど力を見せていたが、一時期は試合からもアクシデントで遠ざかった時期もあった。 「高校以来、何年ぶりかの取材なんでうまく話せなくてすみません」と苦笑い。現在はスーパーマーケットの「OniGo」で「週4日、現場(店舗)を回している」と店舗に立っている。 好調の要因は「特にありません。毎日、少しずつ練習を継続してきたから。体重が増えたので、最近は少しずつ走る量が増えたくらいです」と話す。日大の後輩でもある﨑山雄太(愛媛県競技力本部)が87m16(日本歴代2位)など後輩たちが続々と投げてきたが「今年、30歳。遅咲き過ぎますね」。 来年のアジア大会、そしてその先へ。「ずっと家族にも心配をかけているので、日本代表を目指したい。来年のアジア大会(名古屋)は狙っていきたいです」と、力を込めた。 2位に長沼元(スズキ)が79m59で続き、東京世界選手権内定の﨑山は77m27の3位。﨑山は「日本選手権後にやろうとしていることが助走しながらできた」と納得の表情を浮かべていた。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.09.30

鵜澤飛羽が滋賀国スポの欠場を発表 世界陸上では200m、4×100mRで力走 「今シーズンもありがとうございました」

9月30日、男子短距離の鵜澤飛羽(JAL)が自身のSNSを更新し、10月に行われる滋賀国スポを欠場することを明らかにした。 鵜澤は9月の東京世界選手権では200mに出場し、23年ブダペスト世界選手権、24年パリ五輪に続き […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第61回「国立を揺らすほどの大歓声~東京世界陸上を観て~」

2025.09.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第61回「国立を揺らすほどの大歓声~東京世界陸上を観て~」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第61回「国立を揺らすほどの大歓声~東京世界陸上を観て~」 山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Onl […]

NEWS 日本陸連100周年記念「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」が11月29日に開催! アスレティックス・アワード、 ファミリー大運動会など実施

2025.09.30

日本陸連100周年記念「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」が11月29日に開催! アスレティックス・アワード、 ファミリー大運動会など実施

日本陸連は9月30日、連盟創立100周年を記念したイベント 「RIKUJO フェスティバル in 国立競技場」 を、11月29日に開催すると発表した。 1925年に全日本陸上競技連盟として設立された日本陸連は、今年3月に […]

NEWS 26年、27年ダイヤモンドリーグの日程が発表! ドーハを皮切りに年間15戦を予定

2025.09.30

26年、27年ダイヤモンドリーグの日程が発表! ドーハを皮切りに年間15戦を予定

世界陸連(WA)は9月30日までに、26年、27年のダイヤモンドリーグ(DL)の日程と開催地を発表した。 DLは陸上競技の世界最高峰シリーズとして、例年15試合前後が行われる。各大会の順位に応じてポイントが付与され、シー […]

NEWS 鈴木琉胤が5kmロードで13分58秒 日本選手権以来約3ヵ月ぶりの実戦 全体トップは13分41秒の岡田開成

2025.09.29

鈴木琉胤が5kmロードで13分58秒 日本選手権以来約3ヵ月ぶりの実戦 全体トップは13分41秒の岡田開成

早大競走部主催のThe Road of WASEDA(2025年度第5回早大競技会)が9月28日、埼玉県所沢市の早大所沢キャンパス内の公認コース(1周約700m)で行われ、男子5kmロードで日本選手権以来約3ヵ月ぶりの実 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年10月号 (9月9日発売)

2025年10月号 (9月9日発売)

【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/

page top