HOME 海外

2020.11.17

世界陸連「加盟連盟賞」のノミネート発表 各地域連盟より選出
世界陸連「加盟連盟賞」のノミネート発表 各地域連盟より選出

世界陸連(WA)がWAアスレチック・アワードの加盟連盟賞(Member Federation Award)のノミネートを発表している。この賞は陸上競技の向上・発展への寄与、またはその他の成果を挙げた連盟に贈られる。各地域の連盟が2ヵ国ずつ選出したあと、WAの投票を経て6カ国の連盟が最終候補として選ばれている。候補は以下の通り。

・ケニア(アフリカ)
国内のロックダウン等の状況にもかかわらず、アフリカで初めてのワールドアスレティックスコンチネンタルツアーゴールドミーティングであるキプ・ケイノ・クラシック(Kip Keino Classic)を実現。ジェプチルチルのハーフマラソン女子単独世界新などアスリートも活躍した。

・ニュージーランド(オセアニア)
国が世界有数の厳しいロックダウンの施策をとるなか、バーチャルイベントを開催し、後に競技会の開催に至った。トップレベルの選手は国外大会には出場できなかったが、国内での競技会で女子ハンマー投のL.ブルースがエリアレコード(73m47、9月20日)をマークするなどの成績を挙げた。9月のロトウラマラソンは3月以来世界で初めて行われた市民参加イベントのひとつだった。

・ニカラグア(北米)
ロックダウンが実施され始めたとき、パンデミック状況下における健康・安全のプロトコルに他のスポーツが適応できるよう、当連盟が主導的な役割を果たした。また、ユニセフの勧告に沿い、精神的・肉体的幸福を促進するための子供、若者向けイベントを率先して行った。

・パレスチナ(アジア)
コーチ教育および認定システム(CECS)のレベル1コースとレベル2コースの両方をオンライン形式でホストした最初の連盟のひとつ。ロックダウン中はその他にもオンラインセミナーを実施していた。

・ペルー(南米)
選手をスポーツに関与させ続けるよう、さまざまなヴァーチャルイベント(トレーニングプログラム、セミナー、コーチングアドバイスセッションなど)を積極的に行った。

広告の下にコンテンツが続きます

・ポーランド(ヨーロッパ)
パンデミックにも関わらず、ホジュフで2回、ビドゴシチで1回、計3回のワールドアスレティックスコンチネンタルツアー大会の開催の成功を収めた。地方組織委員会および地方自治体とともに、ハーフマラソン世界選手権の実施に尽力した。

他の賞と同様、結果は12月5日に開催されるWAアスレチック・アワード 2020 で発表される。

世界陸連(WA)がWAアスレチック・アワードの加盟連盟賞(Member Federation Award)のノミネートを発表している。この賞は陸上競技の向上・発展への寄与、またはその他の成果を挙げた連盟に贈られる。各地域の連盟が2ヵ国ずつ選出したあと、WAの投票を経て6カ国の連盟が最終候補として選ばれている。候補は以下の通り。 ・ケニア(アフリカ) 国内のロックダウン等の状況にもかかわらず、アフリカで初めてのワールドアスレティックスコンチネンタルツアーゴールドミーティングであるキプ・ケイノ・クラシック(Kip Keino Classic)を実現。ジェプチルチルのハーフマラソン女子単独世界新などアスリートも活躍した。 ・ニュージーランド(オセアニア) 国が世界有数の厳しいロックダウンの施策をとるなか、バーチャルイベントを開催し、後に競技会の開催に至った。トップレベルの選手は国外大会には出場できなかったが、国内での競技会で女子ハンマー投のL.ブルースがエリアレコード(73m47、9月20日)をマークするなどの成績を挙げた。9月のロトウラマラソンは3月以来世界で初めて行われた市民参加イベントのひとつだった。 ・ニカラグア(北米) ロックダウンが実施され始めたとき、パンデミック状況下における健康・安全のプロトコルに他のスポーツが適応できるよう、当連盟が主導的な役割を果たした。また、ユニセフの勧告に沿い、精神的・肉体的幸福を促進するための子供、若者向けイベントを率先して行った。 ・パレスチナ(アジア) コーチ教育および認定システム(CECS)のレベル1コースとレベル2コースの両方をオンライン形式でホストした最初の連盟のひとつ。ロックダウン中はその他にもオンラインセミナーを実施していた。 ・ペルー(南米) 選手をスポーツに関与させ続けるよう、さまざまなヴァーチャルイベント(トレーニングプログラム、セミナー、コーチングアドバイスセッションなど)を積極的に行った。 ・ポーランド(ヨーロッパ) パンデミックにも関わらず、ホジュフで2回、ビドゴシチで1回、計3回のワールドアスレティックスコンチネンタルツアー大会の開催の成功を収めた。地方組織委員会および地方自治体とともに、ハーフマラソン世界選手権の実施に尽力した。 他の賞と同様、結果は12月5日に開催されるWAアスレチック・アワード 2020 で発表される。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.08.16

3000m田中希実がキピエゴンに食らいつく積極レース!8分45秒80で13位 DL初陣の走高跳・長谷川9位/DLシレジア

ダイヤモンドリーグ第12戦シレジア大会が7月19日、ポーランドの同地で行われ、女子3000mに出場した田中希実(New Balance)は8分45秒80で13位ながら積極的なレースを見せた。 1500mと5000mで東京 […]

NEWS 100m栁田大輝「こんな喜べないベスト初めて」日本歴代5位タイの10秒00も世界陸上には届かず/福井ナイトゲームズ

2025.08.16

100m栁田大輝「こんな喜べないベスト初めて」日本歴代5位タイの10秒00も世界陸上には届かず/福井ナイトゲームズ

◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム) 日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameの2日目に行われた男子100mで、栁田大輝(東洋大)が […]

NEWS 100mHで学生初12秒台突入!本田怜12秒91で学生記録奪還、島野真生も12秒97/福井ナイトゲームズ

2025.08.16

100mHで学生初12秒台突入!本田怜12秒91で学生記録奪還、島野真生も12秒97/福井ナイトゲームズ

◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム) 日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameの2日目に行われた女子100mハードルは、福部真子(日 […]

NEWS 200m鵜澤飛羽が自己新の20秒11!「久しぶりに良い感じで終われた」/福井ナイトゲームズ

2025.08.16

200m鵜澤飛羽が自己新の20秒11!「久しぶりに良い感じで終われた」/福井ナイトゲームズ

◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム) 日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameの2日目に行われた男子200mで、鵜澤飛羽(JAL)が […]

NEWS 100m栁田大輝が10秒00!9秒台届かずも意地の東京世界選手権参加標準突破/福井ナイトゲームズ

2025.08.16

100m栁田大輝が10秒00!9秒台届かずも意地の東京世界選手権参加標準突破/福井ナイトゲームズ

◇Athlete Night Games in FUKUI(8月15、16日/福井・9.98スタジアム) 日本グランプリシリーズのAthlete Night Gameの2日目に行われた男子100mは、栁田大輝(東洋大)が […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年9月号 (8月12日発売)

2025年9月号 (8月12日発売)

衝撃の5日間
広島インターハイ特集!
桐生祥秀 9秒99

page top