日本オリンピック委員会(JOC)は、トップアスリートの就職支援ナビゲーション「アスナビ」を活用して今春から企業に入社して競技を続ける選手をサイト内で発表。陸上界からは7人の選手が内定した。
23年ブダペスト世界選手権代表では、女子円盤投の齋藤真希(東海大院)が太平電業に内定。齋藤は中学時代から円盤投で活躍し、高校ではインターハイで2連覇を成し遂げ、18年の日本選手権も制し、U20世界選手権では8位入賞と結果を残した。
東女体大、東海大大学院と6年間の学生生活で日本インカレは5度、日本選手権では3度の優勝を飾り、23年ブダペスト世界選手権にも出場した。昨年はパリ五輪出場は叶わなかったものの、58m47の自己記録をマークしている。
太平電業は火力発電、原子力発電や、製鉄、石油化学のプラント設備の設計、建設を手がける企業。2023年に「太平電業アスリートクラブ」を立ち上げ、パラアスリートを支援してきたが、今回はじめてトップアスリートの入社となった。
齋藤はサイトを通じて「就職活動を通して競技を続けることの大変さと様々な方のサポートのありがたみを感じつつ、競技に集中できる環境をいただけたことに心から感謝しております」とコメント。「アスリートとして結果を出すことはもちろんのこと、企業の⼀員として業務でも競技同様に向上心を持って努⼒いたします」と意気込みを語った。
このほか、ブダペスト世界選手権男子4×400mリレー代表の今泉堅貴(Team SSP)が内田洋行、同女子20km競歩の梅野倖子が(順大)がLOCOKに入社。眞々田洸大(早大)はANAで競技を続ける。
アスナビを活用して内定を得た選手
女子競歩 梅野倖子(順大) LOCOK 女子円盤投 齋藤真希(東海大院) 太平電業 女子やり投 山元祐季(九州共立大院) 高田工業所 女子三段跳 船田茜理(武庫川女大院) ニコニコのり 男子400m 今泉堅貴(Team SSP) 内田洋行 女子競歩 内藤未唯(神奈川大) ウィザス 男子400m 眞々田洸大(早大) ANARECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.09.14
東京世界陸上 日本代表全選手コメント集
-
2025.09.14
-
2025.09.14
2025.09.12
前夜祭イベントでギネス“世界新” 寺田明日香が高速道路KK線でリレー参加/東京世界陸上
-
2025.09.11
-
2025.09.13
2025.08.16
100mH・福部真子12秒73!!ついに東京世界選手権参加標準を突破/福井ナイトゲームズ
2025.08.27
アディダス アディゼロから2025年秋冬新色コレクションが登場!9月1日より順次販売
-
2025.08.19
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.09.14
東京世界陸上 日本代表全選手コメント集
男子 ・100m 桐生祥秀(日本生命) 「準決勝を通過して、決勝で勝負するというプランが、もうこの予選で崩れてしまいました。自分も不甲斐ないし、申し訳ないと思っています。ライルズ選手がいましたけど、リラックスしながらゴー […]
2025.09.14
初日は勝木隼人35km競歩で銅メダル 廣中璃梨佳10000m6位 混合4×400mR初入賞 三浦龍司決勝進出/東京世界陸上
◇東京世界陸上(9月13日~21日/国立競技場)1日目 東京世界陸上1日目が行われ、大会のオープニング種目となったモーニングセッションの男子35km競歩で勝木隼人(自衛隊体育学校)が2時間29分16秒で銅メダルを獲得し、 […]
Latest Issue
最新号

2025年10月号 (9月9日発売)
【別冊付録】東京2025世界陸上観戦ガイド
村竹ラシッド/桐生祥秀/中島佑気ジョセフ/中島ひとみ/瀬古優斗
【Coming EKIDEN Season 25-26】
学生長距離最新戦力分析/青学大/駒大/國學院大/中大/