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2025.01.26

箱根駅伝連覇の青学大が練習拠点の相模原市で優勝パレード 「すごい人の多さにビックリ」
箱根駅伝連覇の青学大が練習拠点の相模原市で優勝パレード 「すごい人の多さにビックリ」

練習拠点の淵野辺駅近くで優勝パレードする青学大の選手たち

第101回箱根駅伝で2年連続8回目となる総合優勝を飾った青学大が1月26日、練習拠点の相模原キャンパスの最寄り駅となる淵野辺駅近くで祝勝式典と優勝パレードを実施した。多くのファンや地元の人々が訪れ、優勝の喜びを分かち合った。

開始1時間前で既に歩道には人が集まり、式が始まった午後2時にはうまく身動きがとれないような状況。原晋監督や選手たちはオープンバスで登場し、マイクを握って挨拶した。

原監督は「11年で8度優勝させていただきました。今年はみなさんとこうしてお会いすることを願って、『あいたいね大作戦』を発令いたしました。大成功に終わりました」と振り返り、「来年は3冠、3連覇を目指して学生とともに頑張っていきたいと思います。今日はみなさん楽しんで帰ってください」と力を込めた。

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主将の田中悠登(4年)は「すごい人の多さにビックリしています。こんなパレードはプロ野球でリーグ優勝しないとできないぐらいです」と驚きの声を上げる。「ファンの方々に支えられて、ここまで成長できました。これからも強い青山学院大学は続いていくと思いますので、熱い声援をお願いします」と呼びかけると、大きな拍手が送られていた。

記念品の贈呈などが行われ、その後はオープンバスと徒歩で約300mを40分ほどかけてパレード。車上から笑顔で手を振ると、沿道のファンからは選手の名前を呼ぶ声がしきりにかけられていた。

パレード後、原監督は「非常に眺めが良かったです」と表情を緩めつつ、ともに4年で5区・若林宏樹と6区・野村昭夢といった山のスペシャリストが卒業する現状に、「非常に今は怖いですね」と話す。

自身の見立てとして、現状では来季は駒大、中大、早大、國學院に次ぐ位置だとし、この日の朝に選手たちには「普通にやれば5番だよ。相当の覚悟を持ってやらないと」と伝えたと明かした。

「1年かけて強化をしていけば、その順番は大きく変わる可能性が大。大きく順番を変えるために頑張っていきたいと思います」。確立された“メソッド”で、さらに強化を加速させていく。

第101回箱根駅伝で2年連続8回目となる総合優勝を飾った青学大が1月26日、練習拠点の相模原キャンパスの最寄り駅となる淵野辺駅近くで祝勝式典と優勝パレードを実施した。多くのファンや地元の人々が訪れ、優勝の喜びを分かち合った。 開始1時間前で既に歩道には人が集まり、式が始まった午後2時にはうまく身動きがとれないような状況。原晋監督や選手たちはオープンバスで登場し、マイクを握って挨拶した。 原監督は「11年で8度優勝させていただきました。今年はみなさんとこうしてお会いすることを願って、『あいたいね大作戦』を発令いたしました。大成功に終わりました」と振り返り、「来年は3冠、3連覇を目指して学生とともに頑張っていきたいと思います。今日はみなさん楽しんで帰ってください」と力を込めた。 主将の田中悠登(4年)は「すごい人の多さにビックリしています。こんなパレードはプロ野球でリーグ優勝しないとできないぐらいです」と驚きの声を上げる。「ファンの方々に支えられて、ここまで成長できました。これからも強い青山学院大学は続いていくと思いますので、熱い声援をお願いします」と呼びかけると、大きな拍手が送られていた。 記念品の贈呈などが行われ、その後はオープンバスと徒歩で約300mを40分ほどかけてパレード。車上から笑顔で手を振ると、沿道のファンからは選手の名前を呼ぶ声がしきりにかけられていた。 パレード後、原監督は「非常に眺めが良かったです」と表情を緩めつつ、ともに4年で5区・若林宏樹と6区・野村昭夢といった山のスペシャリストが卒業する現状に、「非常に今は怖いですね」と話す。 自身の見立てとして、現状では来季は駒大、中大、早大、國學院に次ぐ位置だとし、この日の朝に選手たちには「普通にやれば5番だよ。相当の覚悟を持ってやらないと」と伝えたと明かした。 「1年かけて強化をしていけば、その順番は大きく変わる可能性が大。大きく順番を変えるために頑張っていきたいと思います」。確立された“メソッド”で、さらに強化を加速させていく。

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