2020.11.08
平成以降の箱根駅伝を振り返る「PlayBack箱根駅伝」。
4区までは明大が独走。予選会最速通過の駒大は往路8位から2位 までジャンプアップ
関東学連選抜チームが前回9位に入ったことと、同3位の日体大に部内の
86回大会は前回初優勝を果たした東洋大、同2位だった早大、出雲&全日本の両駅伝を制した日大、予選会最速通過の駒大らが優勝候補に挙げられていた。
1区は序盤からやや速い展開となり、12km過ぎには7チームま
2区では明大が首位を疾走する後方で、
明大は2区の石川卓哉(4年)が区間6位、3区の鎧坂哲也(2年
5区では前年に引き続き、東洋大の柏原竜二(2年)
2年連続で5区の逆転劇を演じた東洋大の柏原竜二。区間新の快走で前年に続く大会MVPを受賞した
復路は東洋大の独壇場だった。6区こそ2位の山梨学大に46秒詰
総合2位は、往路8位から猛烈な追い上げを見せ、
また、6位の城西大は前回途中棄権の悪夢を乗り越え、
上武大は過去最高の14位となり、10区の福島弘将(4年)
<人物Close-up>
宇賀地強(駒大4年)
「花の2区」。各校のエースが集い、序盤の流れを大きく左右する重要区間だ。「平成の常勝軍団」と言われた駒大において、この2区を4年間務めた男がいる。それが宇賀地強だ。1年目は区間13位と振るわなかったものの、2年目は区間5位でチームの総合優勝に貢献。3年目は区間4位で11人抜き、4年目は区間3位で5人抜きと、まさにエースの走りを見せた。そのほかにも、4年目は出雲駅伝3区、全日本大学駅伝2区で区間賞を獲得している。卒業後はコニカミノルタへ入社し、2013年のモスクワ世界選手権10000mに出場するなど日本代表として活躍。2019年4月からは所属先のプレイングコーチに就任し、2020年1月のヒューストン・ハーフマラソン(米国)では女子長距離の第一人者・新谷仁美(積水化学)のペースメーカーを担い、日本記録樹立をアシストした。
<総合成績>
1位 東洋大学 11.10.13(往路1位、復路2位)
2位 駒澤大学 11.13.59(往路8位、復路1位)
3位 山梨学院大学 11.15.46(往路2位、復路2位)
4位 中央大学 11.16.00(往路4位、復路4位)
5位 東京農業大学 11.16.42(往路5位、復路5位)
6位 城西大学 11.17.53(往路10位、復路3位)
7位 早稲田大学 11.20.04(往路7位、復路10位)
8位 青山学院大学 11.21.25(往路9位、復路11位)
9位 日本体育大学 11.21.45(往路3位、復路17位)
10位 明治大学 11.21.57(往路6位、復路14位)
========シード権ライン=========
11位 帝京大学 11.24.52(往路15位、復路6位)
12位 東海大学 11.25.46(往路12位、復路12位)
13位 中央学院大学 11.26.41(往路16位、復路8位)
14位 上武大学 11.28.14(往路14位、復路13位)
15位 日本大学 11.28.48(往路13位、復路16位)
16位 関東学連選抜 11.29.37(往路11位、復路19位)
17位 専修大学 11.29.51(往路17位、復路15位)
18位 大東文化大学 11.32.53(往路20位、復路9位)
19位 法政大学 11.33.22(往路18位、復路18位)
20位 亜細亜大学 11.41.07(往路19位、復路20位)
<区間賞>
1区(21.4km)北條 尚(明 大4) 1.02.27
2区(23.2km)G.ダニエル(日 大4) 1.07.37
3区(21.5km)野口拓也(日体大3) 1.02.46
4区(18.5km)安田昌倫(明 大4) 55.57
5区(23.4km)柏原竜二(東洋大2) 1.17.08=区間新
6区(20.8km)千葉健太(駒 大1) 59.44
7区(21.3km)田中貴章(東洋大2) 1.04.56
8区(21.5km)木之下翔太(中央学大4)1.06.55
9区(23.2km)高林祐介(駒 大4) 1.10.19
10区(23.1km)福島弘将(上武大4) 1.10.54
4区までは明大が独走。予選会最速通過の駒大は往路8位から2位 までジャンプアップ
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