HOME 国内

2025.01.10

女子七種競技日本記録保持者・山﨑有紀が結婚とスズキ退社を発表 現役引退はせず「その時に応じて対応していけたら」
女子七種競技日本記録保持者・山﨑有紀が結婚とスズキ退社を発表 現役引退はせず「その時に応じて対応していけたら」

23年日本選手権七種競技で優勝した山﨑有紀

1月10日、女子七種競技日本記録保持者の山﨑有紀(スズキ)が所属チームのウェブサイトで、同日付での退社を発表した。

山﨑は、あいさつの冒頭で「この度、結婚を機に退社する運びとなりました。 今後は生活を福岡県から沖縄県に移し新しい生活を送ります」と発表。7年間在籍したスズキに対して感謝の気持ちを語るとともに、「入社時に掲げた『世界で活躍する選手になる』という目標を達成できなかったことは残念に思います」と、悔しさも口にした。

広告の下にコンテンツが続きます

また、競技については「年齢と将来のことを考えて、ずっと2024年での引退を個人的に考えていましたが 、引退するという選択はせず、その時その時に応じて対応していけたらなと思います」と打ち明かし、今後の予定は未定ながら、「今年は環境が変わるのでまずは生活に慣れることを第一優先で考えていきます」と綴っている。

山﨑は長崎県出身の29歳。10年全中では四種競技4位と早くから混成競技で活躍を続け、九州共立大の4年生だった17年の日本インカレで初の全国制覇を達成した。九州共立大卒業後はスズキに入社。母校を拠点にトレーニングを続け、日本選手権では18年の初優勝を皮切りに4連覇を果たしている。

国際大会は18年アジア大会、23年アジア室内、23年アジア選手権と3度銅メダルを獲得。21年5月に行われた九州共立大競技会では17年ぶり日本新記録となる5975点をマーク。日本人初の6000点の大台に肉薄した。

1月10日、女子七種競技日本記録保持者の山﨑有紀(スズキ)が所属チームのウェブサイトで、同日付での退社を発表した。 山﨑は、あいさつの冒頭で「この度、結婚を機に退社する運びとなりました。 今後は生活を福岡県から沖縄県に移し新しい生活を送ります」と発表。7年間在籍したスズキに対して感謝の気持ちを語るとともに、「入社時に掲げた『世界で活躍する選手になる』という目標を達成できなかったことは残念に思います」と、悔しさも口にした。 また、競技については「年齢と将来のことを考えて、ずっと2024年での引退を個人的に考えていましたが 、引退するという選択はせず、その時その時に応じて対応していけたらなと思います」と打ち明かし、今後の予定は未定ながら、「今年は環境が変わるのでまずは生活に慣れることを第一優先で考えていきます」と綴っている。 山﨑は長崎県出身の29歳。10年全中では四種競技4位と早くから混成競技で活躍を続け、九州共立大の4年生だった17年の日本インカレで初の全国制覇を達成した。九州共立大卒業後はスズキに入社。母校を拠点にトレーニングを続け、日本選手権では18年の初優勝を皮切りに4連覇を果たしている。 国際大会は18年アジア大会、23年アジア室内、23年アジア選手権と3度銅メダルを獲得。21年5月に行われた九州共立大競技会では17年ぶり日本新記録となる5975点をマーク。日本人初の6000点の大台に肉薄した。

SNSで退職のあいさつをした山﨑有紀

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.07.02

ダイヤモンドリーグ・モナコに村竹ラシッドと三浦龍司がエントリー!

世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第10戦・モナコ大会のエントリー選手が発表された。 男子110mハードルには村竹ラシッド(JAL)が登録。村竹は昨年のパリ五輪5位で、13秒04の日本記録保持者。今季DLでは […]

NEWS 愛媛銀行の山中柚乃が現役引退 3000m障害で五輪、世界陸上に出場

2025.07.02

愛媛銀行の山中柚乃が現役引退 3000m障害で五輪、世界陸上に出場

女子3000m障害元日本代表の山中柚乃(愛媛銀行)が自身のSNSを更新し、昨年度で競技から一線を退いたことを報告した。 24歳の山中は大阪・大塚高から愛媛銀行へ。高校時代は1500m、3000mでインターハイ出場はかなわ […]

NEWS ナイト・オブ・アスレティックスに森凪也、塩尻和也らエントリー

2025.07.01

ナイト・オブ・アスレティックスに森凪也、塩尻和也らエントリー

世界陸連(WA)コンチネンタルツアー・ブロンズのナイト・オブ・アスレティックス(ベルギー)の男子5000mに、アジア選手権代表の森凪也(Honda)、塩尻和也(富士通)がエントリーした。他にも鶴川正也(GMOインターネッ […]

NEWS MARCH対抗戦が今年は11月22日・町田で開催決定! 箱根駅伝前哨戦の10000m4レース

2025.07.01

MARCH対抗戦が今年は11月22日・町田で開催決定! 箱根駅伝前哨戦の10000m4レース

MARCH対抗戦2025が11月22日に東京・町田ギオンスタジアムで開催されることが決まった。大会を主催するアスリートキャリアセンター絆ランニング倶楽部が7月1日、SNSで発表した。 今年で5回目の開催となり、箱根駅伝に […]

NEWS 貯まったマイルで東京マラソンや東京レガシーハーフへ!「RUN as ONEマイレージプログラム」が9月からスタート

2025.07.01

貯まったマイルで東京マラソンや東京レガシーハーフへ!「RUN as ONEマイレージプログラム」が9月からスタート

東京マラソン財団は7月1日、全国のマラソン大会と連携し、ランニングの新たな楽しみ方を提案する「RUN as ONEマイレージプログラム」を、2025年9月から開始すると発表した。 同プロクラムは2015年にスタートした「 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年7月号 (6月13日発売)

2025年7月号 (6月13日発売)

詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会

page top