HOME 駅伝

2024.11.25

環太平洋大が3年ぶり3回目のV 前回途中棄権の雪辱 岡山大が24秒差の2位/中国四国学生駅伝
環太平洋大が3年ぶり3回目のV 前回途中棄権の雪辱 岡山大が24秒差の2位/中国四国学生駅伝

24年全日本大学駅伝に出場した山本涼介

第68回中国四国学生駅伝が11月24日、山口市民会館前をスタート、同市のリフレッシュパーク第三駐車場をフィニッシュとする、6区間53.5kmのコースで行われ、環太平洋大が2時間42分31秒で3年ぶり3回目の優勝を飾った。

環太平洋大は1区こそトップから32秒差の7位での出足となったが、2区の佐野泰斗が4人を抜くと、3区(12.5km)の山本涼介が39分09秒の区間賞で首位に浮上。4区では2位の広島経大に18秒差まで詰め寄られたものの、前回6区で脱水症状により途中棄権となっていた松崎寧生が、5区区間1位でリードを拡大する殊勲の走りを披露した。さらに、アンカーの髙木瑛冬も区間2位で踏ん張り、前回の雪辱を果たした。

24秒差の2位には2年連続となる岡山大が続き、以下、広島経大、広島大、島根大と続いた。

また、この結果により環太平洋大は来年10月に行われる出雲駅伝の出場権を獲得している。

第68回中国四国学生駅伝が11月24日、山口市民会館前をスタート、同市のリフレッシュパーク第三駐車場をフィニッシュとする、6区間53.5kmのコースで行われ、環太平洋大が2時間42分31秒で3年ぶり3回目の優勝を飾った。 環太平洋大は1区こそトップから32秒差の7位での出足となったが、2区の佐野泰斗が4人を抜くと、3区(12.5km)の山本涼介が39分09秒の区間賞で首位に浮上。4区では2位の広島経大に18秒差まで詰め寄られたものの、前回6区で脱水症状により途中棄権となっていた松崎寧生が、5区区間1位でリードを拡大する殊勲の走りを披露した。さらに、アンカーの髙木瑛冬も区間2位で踏ん張り、前回の雪辱を果たした。 24秒差の2位には2年連続となる岡山大が続き、以下、広島経大、広島大、島根大と続いた。 また、この結果により環太平洋大は来年10月に行われる出雲駅伝の出場権を獲得している。

第68回中国四国学生駅伝成績

総合 1位 環太平洋大 2時間42分31秒 2位 岡山大   2時間42分55秒 3位 広経大   2時間43分23秒 4位 広島大   2時間44分03秒 5位 島根大   2時間51分19秒 6位 修道大   2時間52分05秒 7位 愛媛大   2時間52分48秒 8位 山口大   2時間55分43秒 9位 徳島大   2時間56分32秒 10位 鳥取大   2時間57分09秒 11位 至誠館大  2時間57分43秒 12位 香川大   3時間00分40秒 13位 岡山理大  3時間01分52秒 14位 高知大   3時間03分25秒 15位 下関市大  3時間13分29秒 オープン 岡山大B   2時間49分57秒 広島大B   2時間58分39秒 岡山大C   3時間00分55秒 愛媛大B   3時間01分27秒 修道大B   3時間05分44秒 広島大C   3時間08分45秒 区間賞 1区(8.9km)  大濵遥喜(広島経済大)26分57秒 2区(8.6km)  南凱士(広島大)   25分16秒 3区(12.5km) 山本涼介(環太平洋大)39分09秒 4区(7.0km)  東秀太(広島経済大) 19分22秒=区間新 5区(6.0km)  松崎寧生(環太平洋大)17分04秒 6区(10.5km) 旭隼佑(岡山大)   32分38秒

【動画】環太平洋大3年ぶりの優勝フィニッシュをチェック!

次ページ:

ページ: 1 2 3

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.05.01

アディダスによるスポーツを通じたグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET」が今年も開催!

アディダス ジャパンは、未来のスポーツ環境を支えるためのグローバルムーブメント「MOVE FOR THE PLANET(ムーブ・フォー・ザ・プラネット)」を5月12日~25日まで開催することを発表した。5月12日の計測開 […]

NEWS 水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

2025.04.30

水戸招待のエントリー発表! 棒高跳に柄澤智哉、山本聖途、諸田実咲ら男女トップ集結 戸邉直人、城山正太郎も出場予定

5月5日に行われる日本グランプリシリーズ第7戦「2025水戸招待陸上」のエントリー選手が発表された。男子棒高跳には東京五輪代表の山本聖途(トヨタ自動車)、江島雅紀(富士通)や世界選手権代表経験のある柄澤智哉(東京陸協)ら […]

NEWS 【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

2025.04.30

【連載】上田誠仁コラム雲外蒼天/第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」

山梨学大の上田誠仁顧問の月陸Online特別連載コラム。これまでの経験や感じたこと、想いなど、心のままに綴っていただきます! 第56回「昭和100年とスポーツ用具の進化」 昨年は記念大会となる第100回箱根駅伝が開催され […]

NEWS 【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

2025.04.30

【高校生FOCUS】男子競歩・山田大智(西脇工高)インターハイで昨夏の雪辱誓う 高校記録更新にも挑戦

FOCUS! 高校生INTERVIEW 山田大智 Yamada Daichi 西脇工高3兵庫 2025年シーズンが本格的に始まり、高校陸上界では記録会、競技会が次々と開かれています。その中で好記録も生まれており、男子50 […]

NEWS 5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

2025.04.30

5.3静岡国際、パリ五輪代表の坂井隆一郎、200m世界陸上標準突破の水久保漱至らが欠場

5月3日に行われる静岡国際のエントリーリストが更新され、現時点で欠場届を提出した選手が判明した。 男子100mはパリ五輪代表の坂井隆一郎(大阪ガス)が欠場。坂井は4月13日の出雲陸上で脚を痛め、29日の織田記念の出場も見 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top