HOME 国内

2024.10.13

北口榛花 パティシエ父からの“金メダルタルト”は「自分好みの味!95点!」
北口榛花 パティシエ父からの“金メダルタルト”は「自分好みの味!95点!」

パティシエの父が作った“金メダルタルト”と手にする北口榛花

パリ五輪の女子やり投で金メダルに輝いた北口榛花(JAL)が地元北海道の旭川へ凱旋帰国し、盛大なパレードで祝福を受けた。

その後は父が勤めるホテルへ移動。パティシエの父から“恒例”のケーキが贈られた。これまでも高校記録や日本記録、世界選手権金メダルなど、お祝い事の際に手作りケーキを父におねだり。今回は「金メダルタルト」をリクエストしたという。

ケーキに込められた父の思いを北口自身が代読。「フランスで古くから愛されているガレット・ブルトンヌをタルトの土台に使ったかぼちゃのレアチーズで金メダルのデザインを作りました」。

広告の下にコンテンツが続きます

試作品ではレモンやジャムなどを使用するバージョンもあったが娘が“NG”を出し、「秋なのでカボチャとかがおいしい季節だから食べたい」とリクエスト。「中央にかぼちゃと相性が良い小豆かのこを忍ばせた」というように北海道の名産でもある小豆も使用された。さらに「チェコで親しまれているスパイスクッキーを六角形に焼き上げて飾りました」。

まさに、フランス、チェコ、日本(北海道)の食材を組み合わせた、世界でたった一つのケーキで「娘が金メダルを獲得したことを祝いたい」とメッセージを込めた。

早速ほおばった北口は「うん、うん」とうなずきながら「サクサクした自分の好きな食感。周りはヘイゼルナッツ(※名前の由来でもある榛【ハシバミ】)というのも考えて作ってくれています。おいしいです」と笑顔。点数を聞かれ「娘なので……」と辛口で「ここがもう少しオシャレだったら良かったな」と“メダルのデザイン”が減点されたが、「味は自分好みなので95点です」と口に運んだ。

広告の下にコンテンツが続きます

いつも支えてくれる両親について「チェコに行くと言った時など、いつも自分がやりたいと言ったことを止めずにサポートしてくれてすごく感謝しています」と明かし、「なかなかお仕事の都合で全部の試合は見に来られていませんが、また自分と一緒に行ったことのない国に付いて来てくれるとうれしいです」と、これからも世界で活躍しての親孝行を誓った。

パリ五輪の女子やり投で金メダルに輝いた北口榛花(JAL)が地元北海道の旭川へ凱旋帰国し、盛大なパレードで祝福を受けた。 その後は父が勤めるホテルへ移動。パティシエの父から“恒例”のケーキが贈られた。これまでも高校記録や日本記録、世界選手権金メダルなど、お祝い事の際に手作りケーキを父におねだり。今回は「金メダルタルト」をリクエストしたという。 ケーキに込められた父の思いを北口自身が代読。「フランスで古くから愛されているガレット・ブルトンヌをタルトの土台に使ったかぼちゃのレアチーズで金メダルのデザインを作りました」。 試作品ではレモンやジャムなどを使用するバージョンもあったが娘が“NG”を出し、「秋なのでカボチャとかがおいしい季節だから食べたい」とリクエスト。「中央にかぼちゃと相性が良い小豆かのこを忍ばせた」というように北海道の名産でもある小豆も使用された。さらに「チェコで親しまれているスパイスクッキーを六角形に焼き上げて飾りました」。 まさに、フランス、チェコ、日本(北海道)の食材を組み合わせた、世界でたった一つのケーキで「娘が金メダルを獲得したことを祝いたい」とメッセージを込めた。 早速ほおばった北口は「うん、うん」とうなずきながら「サクサクした自分の好きな食感。周りはヘイゼルナッツ(※名前の由来でもある榛【ハシバミ】)というのも考えて作ってくれています。おいしいです」と笑顔。点数を聞かれ「娘なので……」と辛口で「ここがもう少しオシャレだったら良かったな」と“メダルのデザイン”が減点されたが、「味は自分好みなので95点です」と口に運んだ。 いつも支えてくれる両親について「チェコに行くと言った時など、いつも自分がやりたいと言ったことを止めずにサポートしてくれてすごく感謝しています」と明かし、「なかなかお仕事の都合で全部の試合は見に来られていませんが、また自分と一緒に行ったことのない国に付いて来てくれるとうれしいです」と、これからも世界で活躍しての親孝行を誓った。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.10.26

ハーフマラソン競歩は東洋大・逢坂草太朗1時間23分33秒で制覇 女子は永井優会が優勝/高畠競歩

◇第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形・高畠まほろば競歩/1周1.0kmの周回) 来年秋に開催される名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた第62回全日本競歩高畠大会が行われ、ハーフマラソン競歩は男子が逢坂草太朗( […]

NEWS 最多出場校・福岡大が8位で11年ぶりシード!目標達成へ最後まで「熱いレース」やり遂げる/全日本大学女子駅伝

2025.10.26

最多出場校・福岡大が8位で11年ぶりシード!目標達成へ最後まで「熱いレース」やり遂げる/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒で25年ぶり3度目の優勝を飾った。 白熱のシード争い。そ […]

NEWS 前回女王・立命大は5位「前半から出し切れなかった」98年からのトップ5継続/全日本大学女子駅伝

2025.10.26

前回女王・立命大は5位「前半から出し切れなかった」98年からのトップ5継続/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒で25年ぶり3度目の優勝を飾った。 連覇を狙った立命大は […]

NEWS 地元・東北福祉大が過去最高4位!「自信をつけさせてもらった」富士山のトップスリー入りへ手応え/全日本大学女子駅伝

2025.10.26

地元・東北福祉大が過去最高4位!「自信をつけさせてもらった」富士山のトップスリー入りへ手応え/全日本大学女子駅伝

◇第43回全日本大学女子駅伝(10月26日/宮城・弘進ゴムアスリートパーク仙台発着6区間38.0km) 第43回全日本大学女子駅伝が行われ、城西大が2時間3分28秒で25年ぶり3度目の優勝を飾った。 2年連続入賞中の地元 […]

NEWS 【大会結果】第62回全日本競歩高畠大会(2025年10月26日)

2025.10.26

【大会結果】第62回全日本競歩高畠大会(2025年10月26日)

【大会成績】第62回全日本競歩高畠大会(10月26日/山形県高畠町) ●男子ハーフマラソン競歩 1位 逢坂草太朗(東洋大)    1時間23分33秒 2位 吉迫大成(東学大)     1時間23分35秒 3位 吉川絢斗( […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年11月号 (10月14日発売)

2025年11月号 (10月14日発売)

東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望

page top