2024.10.13
女子やり投パリ五輪金メダリストの北口榛花(JAL)が10月13日、地元・北海道旭川市で行われた凱旋パレードに参加した。沿道には約4万8000人(主催者発表)が訪れて祝福した。
旭川市が主催した今回のパレード。地元のスターを祝福しようとセレモニーから沿道まで、人の波ができるなかスタートした。
市役所前で開かれたセレモニーのあと、用意されたトラックの荷台に上がった北口。北口を支えたトレーナー2人、管理栄養士も乗り込んだ。
平和通買物公園から旭川駅前まで、全長約900m。「思った以上にたくさんいた」と北口が驚くほど。母校・旭川東高の吹奏楽部による演奏に引かれゆっくりと進むトラックの上から、前後左右にいつもの笑顔で手を振り歓声に応えていた。
「たくさんの方が待っていてくださってうれしかったです」と北口。「全員は気づけなかった」が、友人知人、母校の恩師たちも駆けつけた。
「今まで見たことのないくらいの人が集まってくださって本当にうれしかったです。思っていた以上に一人ひとりのお顔も見られました」と喜び、緊張はなく「とにかく楽しかったです」と笑顔を見せる。
ヘアスタイルやメイクも「オリンピックと同じにしました」とニッコリ。久しぶりの帰郷もメディアやイベントに引っ張りだこ。「たくさんの方にお祝いしてもらい、始球式やパレードも人生初のこと。すべて金メダルのお陰で良い経験ができています」と言う。
改めてパリ五輪について、「自分一人の力では取れなかったので、家族やトレーナーさんがサポートしてくださったお陰。みなさんもチーム北口全部を応援してくださるとうれしいです」と笑顔で語った。
【動画】旭川市民が祝福!北口榛花の凱旋パレードに約5万人
#北口榛花 (JAL)
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) October 13, 2024
旭川パレードの様子!地元スターの凱旋!沿道に大勢の人が並び祝福✨ pic.twitter.com/x1fv6Mse1g
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025