2024.10.11
◇佐賀国民スポーツ大会(10月11~15日/佐賀・SAGAサンライズパーク/SAGAスタジアム)1日目
佐賀国民スポーツ大会の1日目が行われ、成年男子300m予選3組で今泉堅貴(佐賀・Team SSP)が32秒20で日本新記録をマークした。従来の記録は2015年に藤光謙司(ゼンリン)が樹立した32秒21。
予選のレースから好記録が飛び出した。「外側の選手たちにうまく乗せてもらいました」と言う今泉が序盤から加速。最後の直線で後続を引き離し、周囲を見ながら余力を残しながらのフィニッシュだった。
確定結果が表示されると、今年から活動の拠点とする佐賀の会場がどよめいた。「もう少しちゃんと走っていれば。ちょっともったいなかったという思いもあります」と冗談交じりに振り返りつつ、「一つの自信にして、これから400mのタイム向上につなげていきたいです」と話した。
筑波大時代に2023年ブダペスト世界選手権4×400mリレー代表を経験。今年は6月の日本選手権の400mで予選落ちして、五輪には届かなかった。中継などで観ることはせず、「来年に備えていい準備をしようと思っていました。翌朝、結果を見て『すごいな』と思ったぐらいです」。
夏場は練習量を増やし、一直線上を走るイメージだったフォームを両脚に乗せていくように変えたといい、「それがうまくフィットしてきました。無意識にそういった技術が意識できています」と実感を込める。
ただ、勝負は明日の決勝。パリ五輪400m代表の佐藤拳太郎(埼玉・富士通)らとぶつかり、「実力は自分が一番良くわかっています。決勝で勝った方が本当に強い選手だと思います」と気を引き締めていた。
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