2024.10.10
東日本実業団連盟は10月10日、「2024八王子ロングディスタンス」の公式サイトを立ち上げ、出場を予定する招待選手が発表された。
今年度も11月23日に八王子市の上柚木公園競技場で男子5000mと同10000mの2種目を実施。さらに、10000mでは日本記録(27分09秒80)ならびに世界陸上参加標準記録(27分00秒00)の突破を狙う『S組』が設定されることが決定した。
S組に出場する招待選手も一部発表され、日本記録を持つ塩尻和也(富士通)、パリ五輪代表の葛西潤(旭化成)、世界選手権2大会連続出場の田澤廉(トヨタ自動車)がエントリー。田澤は「26分台のペース設定がある試合は国内外で作られないので、この貴重なレースで日本人初の26分台を出せるように頑張ります」と意気込みを語っている。
このほかにも、鈴木芽吹(トヨタ自動車)、小林歩(NTT西日本)、篠原倖太朗(駒大)、田村友佑(黒崎播磨)がS組に出場を予定。ペースメーカーはシトニック・キプロノ(黒崎播磨)が務めることも発表された。
八王子ロングディスタンスは、例年11月下旬に上柚木公園競技場や法大多摩校地競技場などで開催されている長距離競技会。1998年の大会発足以降、多くの好記録が誕生してきた。15年には村山紘太(旭化成)が10000mで27分29秒69の日本記録(当時)を樹立。昨年は、佐藤圭汰(駒大)が27分28秒50のU20日本記録を打ち立てている。
八王子ロングディスタンス 10000mS組出場予定選手
右は10000mのベスト記録 田村友佑(黒崎播磨) 27分43秒11 田澤廉(トヨタ自動車) 27分22秒31 鈴木芽吹(トヨタ自動車)27分26秒67 篠原倖太朗(駒大) 27分35秒05 塩尻和也(富士通) 27分09秒80 葛西潤(旭化成) 27分17秒46 小林歩(NTT西日本) 27分28秒13 ペースメーカー S.キプロノ(黒崎播磨) 27分12秒27RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
-
2025.12.27
-
2025.12.22
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]
2025.12.28
トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]
2025.12.28
ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導
男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
