関東学連は10月7日、第101回箱根駅伝予選会(10月19日)の出場大学とエントリー選手を発表した。
前回は100回記念大会で日本学連加盟校に門戸が広げられ、「13」枠を懸けて史上最多の57校が登録。今回は関東学連加盟校のみの参加で「10」枠を争う通常開催に戻り、前々回と同数の43チームがエントリーした。
トップ通過が有力視される中大は、二枚看板でともに3年の吉居駿恭と溜池一太がエントリーから外れた。戦力は頭一つ抜けており、2週間後(11月3日)に控える全日本大学駅伝も見据えての選択とみられる。前回の本戦でシードまであと一歩だった東海大は花岡寿哉(3年)が順当に登録されたが、夏場にケガをしていた兵藤ジュダ(同)がメンバー外となった。
個々の力が高い順大、前回は序盤から留学生に食らいついたエース・吉田礼志(4年)が牽引する中央学大、初の全日本大学駅伝出場を決めて勢いに乗る立教大は主力をエントリー。前回は3秒差の次点で本戦を逃した東京国際大は、4種目で日本学生記録を持つリチャード・エティーリ(2年)とアモス・ベッド(同)の2人を登録した(出走はいずれか1人)。
前回個人トップで日大のシャドラック・キップケメイ(2年)は順当にエントリーされた一方で、同日本人トップの9位だった東農大・前田和摩(2年)は登録されなかった。また、10月1日に東工大と東京医科歯科大が合併して誕生した「東京科学大」は新校名での出場となる。
各校10~14人が登録され、12人まで出走。上位10人の合計タイムで、上位10チームが本戦出場権を獲得する。通常開催に戻るため、オープン参加の関東学生連合チームも編成される。
大会は午前9時35分に東京・陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、昭和記念公園にフィニッシュするハーフマラソンコースで実施される。当日は日本テレビ(関東エリア)ほかでの生中継と、Tverでのライブ配信が予定されている。
第101回箱根駅伝予選会全出場チームをチェック!
■第101回箱根駅伝出場校 東海大 国士大 中大 立教大 日大 日体大 順大 駿河台大 中央学大 明大 神奈川大 東農大 山梨学大 ――以上、前回本戦出場校―― 東京国際大 麗澤大 拓大 上武大 専大 日本薬大 筑波大 平成国際大 慶大 芝浦工大 明治学大 亜細亜大 桜美林大 流経大 東経大 武蔵野学大 関東学院大 立正大 育英大 湘南工大 東大 国武大 東大大学院 清和大 東京理科大 一橋大 防衛大 埼玉大 千葉大 東京科学大RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.14
5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進
2025.12.14
大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
-
2025.12.14
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.14
中学チャンピオンが実力発揮! 女子・是枝愛香、男子・出田隆之助がそろって区間賞 「都道府県対抗駅伝でも区間賞を取りたい」/全中駅伝
◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝が行われ、男子は木瀬(群馬)が初出場で初優勝、女子は京山(岡山)が史上3校目の3連覇を飾った。 今大 […]
2025.12.14
5000m競歩・馬場康成が高校歴代6位の19分47秒71!インターハイ14位も秋に躍進
長崎陸協競歩が12月14日に行われ、男子高校5000m競歩で馬場康成(鳥栖工高3佐賀)が高校歴代6位となる19分47秒71をマークした。 馬場は三日月中時代は800m、1500m、3000mや駅伝に取り組んでいた。高3か […]
2025.12.14
大淀が宮崎県勢最高の銀メダル! 「きつい練習を乗り越えた最高の仲間」/全中駅伝
◇全国中学校駅伝(12月14日/滋賀・希望が丘文化公園 男子6区間18km、女子5区間12km) 第33回全国中学校駅伝の男子が行われ、初出場の木瀬(群馬)が57分01秒で優勝を飾った。 木瀬には引き離されたものの、前回 […]
2025.12.14
徳島大が2区で首位浮上し独走V 2位は周南公立・至誠館大連合/中国四国学生女子駅伝
第24回中国四国学生駅伝が12月14日、広島県東広島市の東広島運動公園内周回コースを会場に5区間17.2kmで行われ、徳島大Aが1時間1分31秒で優勝した。 徳島大Aは1区の堤真花から4位でタスキを受けた2区(2.0km […]
2025.12.14
名城大 今回も首位譲らず19連覇 日本福祉大2位に食い込む 3位は中京学大/東海学生女子駅伝
第19回東海学生女子駅伝対校選手権は12月14日、愛知県美浜町運動公園陸上競技場を発着点とする5区間19.9kmで行われ、名城大Aが1時間9分25秒で19年連続19回目の優勝を果たした。 女子の名城大Aは1区の大河原萌花 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025