東京2025世界陸上財団は9月25日、都内で来年9月の世界選手権(国立競技場)で選手に授与されるメダルのデザイン選定委員会を開催した。
各種目3位までに授与されるメダルについては、大会ロゴのデザインを考案した中川亮ブランドディレクターが、引き続きデザインを担当。7月下旬に行った都内の中学生や高校生へのヒアリングを踏まえ、大会ロゴを中心としたメダルデザイン3案を作成し、選定委員会に提示した。
選定委員は7名で、委員長は千葉工業大創造工学部教授の松崎元氏。さらに、法政大デザイン工学部教授の安積伸氏や、デザイン事務所(株)FEEL GOOD CREATION代表取締役の玉井美由紀氏の専門家2人が加わっている。
現役選手からも、昨年のブダペスト世界選手権に女子20km競歩で出場した梅野倖子(順大)、同選手権女子円盤投に出場した齋藤真希(東海大院)、5月の世界リレー男子4×100mリレー代表・三輪颯太(慶大)、日本陸連のダイヤモンドアスリートで男子棒高跳の北田琉偉(日体大)の学生4人が名を連ねた。
選定を始める前に松崎委員長は「みなさんの率直な思いやイメージを出してもらい、調整していきたい」とあいさつ。安積氏は「アスリートが努力を重ねた結果、つかみ取るメダルなので、その重さを感じながら選定したい」、玉井氏は「専門家の観点から、価値観が高く、アスリートに喜んでいただけるかで審査していきたい」とそれぞれ話した。
また、梅野は「より良いメダルデザインを考えられるようにがんばりたい」、三輪は「世界陸上では自分がメダルを取りに行くつもり。アスリートならでは視点を提示したい」と語った。北田は「せっかくの機会。(自分にとっても)来年の世界陸上出場につながるようにしたい」、齋藤は「メダルを取りに行くんだという気持ちで選定したい」と各自が思いを述べた。
委員会では画像や3Dプリンターで作られた3案が示され、1案に絞る。今後は製造過程に入り、世界陸連の確認作業などを経て、大会100日前となる来年6月5日にメダルが発表される予定だ。
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