2024.08.01
◇福岡インターハイ(7月28日~8月1日/福岡・博多の森陸上競技場)4日目
福岡インターハイの4日目が行われ、男子5000mはガユ・サミュエル(札幌山の手2北海道)が13分38秒84で優勝した。鈴木琉胤(八千代松陰3千葉)が13分39秒85の日本人歴代最速記録で2位に入った。
最初の1000mを2分42秒で通過した後、前方に留学生が集まってきた男子5000mで日本人選手は少しずつ振り落とされた。2000m(5分26秒)を過ぎると、留学生と鈴木、井上朋哉(洛南3京都)、濵口大和(佐久長聖3長野)の先頭集団となった。
「自分で引いても強い選手だと頭に入れていました。留学生も日本人もそこに食らいついてくると思っていました」と鈴木。北海道大会で独走ながら13分35秒51をマークし、この日も序盤からレースを牽引したサミュエルを警戒しながらレースを進めた。
中盤で濵口が脱落し、残り1000mとなる手前で「勝負するつもりだった」と言う井上がスパート。すぐに留学生抜き返されたが、これがラスト勝負への呼び水となった。
最後の1周でサミュエルがギアを上げ、鈴木はエリウッド・カヒガ(仙台育英3宮城)との2位争い。鈴木は「“留学生”という考え方は捨てて、最後は勝ちに行くつもりでした」と残り200mで前に出て、最後はサミュエルに迫る走りで2位に食い込んだ。
千葉県大会、南関東大会と独走で13分台をマークするなど、速さ以上に強さを示してきた。「自分の力だけでもコンスタントに13分台は出せる。そういう練習をしてきたというプレッシャーをかけるつもりで走ってきました」と振り返る。
佐藤圭汰(洛南・京都/現・駒大)がマークした13分41秒72の日本人最速記録を上回った。「まだ前に1人いることが少し心残りです」と悔しさをにじませつつも、「留学生を相手に少しは戦えたと思うので、満足でもあります」。すがすがしい表情で、最後のインターハイを締めくくった。
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