HOME 中学

2020.10.14

【TF】全日本中学通信ランキング出そろう4種目で歴代最高記録を更新
【TF】全日本中学通信ランキング出そろう4種目で歴代最高記録を更新


女子四種競技で中学記録を樹立した林(提供:愛知中体連)

日本陸連は「第66回全日本中学生通信陸上競技大会 ~アシックスチャレンジカップ~」の最終ランキングが確定したと発表した。ランキングは7月1日から10月10日まで、各都道府県が通信大会(または対象大会)として開催した競技会の全記録を対象に、世界陸連のワールドランキング同様、風速により加点・減点するポイント方式で集計。

広告の下にコンテンツが続きます

男子3年100mでは10秒77(+1.0)をマークした水野琉之介(浦町中・青森)が955.0ポイントでトップ。男子走幅跳の元木涼介(三加茂中3徳島)は中学歴代2位となる7m39(+1.3)で1006.0ポイントを獲得して全国1位をゲットした。また四種競技では男女とも通信大会の歴代最高記録を更新。男子は高橋諒(桐朋中3東京)が2987点、女子は林美希(翔南中3愛知)が中学新となる3191点だった。

中学通信は1955年に、全国すべての都道府県で同日に開催された「全日本中学校放送陸上競技大会」がNHKの実況中継を結んで実施されたのはじまり。1974年から通信大会として行われ、例年、全日本中学校選手権(全中)の指定大会としても実施されていた。

今年の全中中止を受け、日本陸連では「全国の中学生アスリートに、挑戦の機会を提供し、モチベーションを維持してもらうことも考慮して、記録集計の対象を大幅に拡大して実施」された。リアルタイムでランキングが更新されたほか、記録証や参加認定証をダウンロードできる。

なお、10月16日から18日には、ジュニア五輪を全日本中学校選手権の代替大会とする「全国中学生陸上競技大会2020」(神奈川・日産スタジアム)が開催される。

広告の下にコンテンツが続きます

■第66回全日本中学生通信陸上競技大会 最終結果◎=通信最高、★=中学新
●男子
1年100m  前田 拓輝(千 葉・酒々井中1)  712.0pt/11.62(+0.6)
1年1500m  渡辺 敦紀(和歌山・岩出二中1)  653.0pt/4.18.20
2年100m  年綱 晃広(兵 庫・塩瀬中2)   880.0pt/11.02(+1.7)
3年100m   水野琉之介(青 森・浦町中3)   955.0pt/10.77(+1.0)
200m    津田 伊万(石 川・金石中3)   913.0pt/22.09(+1.5)
400m    竹下 紘夢(長 崎・郷ノ浦中3)  872.0pt/49.76
800m    坂元 龍晟(鹿児島・舞鶴中3)   889.0pt/1.54.99◎
1500m   青木 丈侑(三 重・久居東中3)  803.0pt/4.04.43
3000m   大場 崇義(長 野・箕輪中3)   805.0pt/8.45.57
110mH   須佐見容平(和歌山・吉備中3)   1044.0pt/14.12(+1.3)
4×100mR  塩瀬中・兵庫(小楠覇夢、年綱晃広、伊藤太輔、和田純弥) 892.0pt/42.63
走高跳   笠原 彰紘(福 井・中央中3)    844.0pt/1m92
棒高跳   原口顕次朗(群 馬・春日中3)    873.0pt/4m55
走幅跳   元木 涼介(徳 島・三加茂中3)   1006.0pt/7m39(+1.3)◎
砲丸投   桑添 喬偉(和歌山・西脇中3)   805.0pt/14m69
四種競技  高橋  諒(東 京・桐朋中3)   -/2987点◎
●女子
1年100m  北尾 心映(三 重・厚生中1)    904.0pt/12.45(+1.9)
2年100m  佐藤 俐有(愛 知・田原東部中2)  960.4pt/12.23(-2.4)
3年100m  坂本 実南(和歌山・貴志中3)    1001.2pt/11.88(+2.3)
200m    好井 愛結(兵 庫・氷丘中3)    983.0pt/24.56(+1.7)
800m    松本 未空(三 重・平田野中3)   948.0pt/2.12.59
1500m    小嶋 聖來(愛 知・六ツ美北中3)  994.0pt/4.27.57
100mH   岸本 礼菜(大 阪・咲くやこの花中2)1013.8pt/14.05(-0.3)
4x100mR  平岡中・兵庫(木原美苗、佐岡沙都紀、谷口亜実、光安しずく)970.0pt/48.09
走高跳   比嘉 桃花(沖 縄・石垣中3)    888.0pt/1m66
走幅跳   松村 琴都(愛 知・TSM3)      955.0pt/5m80(±0.0)
砲丸投   坂山  成(三 重・多気中3)    861.0pt/14m44
四種競技  林  美希(愛 知・翔南中3)    -/3191点◎★

ランキングはこちらから

女子四種競技で中学記録を樹立した林(提供:愛知中体連) 日本陸連は「第66回全日本中学生通信陸上競技大会 ~アシックスチャレンジカップ~」の最終ランキングが確定したと発表した。ランキングは7月1日から10月10日まで、各都道府県が通信大会(または対象大会)として開催した競技会の全記録を対象に、世界陸連のワールドランキング同様、風速により加点・減点するポイント方式で集計。 男子3年100mでは10秒77(+1.0)をマークした水野琉之介(浦町中・青森)が955.0ポイントでトップ。男子走幅跳の元木涼介(三加茂中3徳島)は中学歴代2位となる7m39(+1.3)で1006.0ポイントを獲得して全国1位をゲットした。また四種競技では男女とも通信大会の歴代最高記録を更新。男子は高橋諒(桐朋中3東京)が2987点、女子は林美希(翔南中3愛知)が中学新となる3191点だった。 中学通信は1955年に、全国すべての都道府県で同日に開催された「全日本中学校放送陸上競技大会」がNHKの実況中継を結んで実施されたのはじまり。1974年から通信大会として行われ、例年、全日本中学校選手権(全中)の指定大会としても実施されていた。 今年の全中中止を受け、日本陸連では「全国の中学生アスリートに、挑戦の機会を提供し、モチベーションを維持してもらうことも考慮して、記録集計の対象を大幅に拡大して実施」された。リアルタイムでランキングが更新されたほか、記録証や参加認定証をダウンロードできる。 なお、10月16日から18日には、ジュニア五輪を全日本中学校選手権の代替大会とする「全国中学生陸上競技大会2020」(神奈川・日産スタジアム)が開催される。 ■第66回全日本中学生通信陸上競技大会 最終結果◎=通信最高、★=中学新 ●男子 1年100m  前田 拓輝(千 葉・酒々井中1)  712.0pt/11.62(+0.6) 1年1500m  渡辺 敦紀(和歌山・岩出二中1)  653.0pt/4.18.20 2年100m  年綱 晃広(兵 庫・塩瀬中2)   880.0pt/11.02(+1.7) 3年100m   水野琉之介(青 森・浦町中3)   955.0pt/10.77(+1.0) 200m    津田 伊万(石 川・金石中3)   913.0pt/22.09(+1.5) 400m    竹下 紘夢(長 崎・郷ノ浦中3)  872.0pt/49.76 800m    坂元 龍晟(鹿児島・舞鶴中3)   889.0pt/1.54.99◎ 1500m   青木 丈侑(三 重・久居東中3)  803.0pt/4.04.43 3000m   大場 崇義(長 野・箕輪中3)   805.0pt/8.45.57 110mH   須佐見容平(和歌山・吉備中3)   1044.0pt/14.12(+1.3) 4×100mR  塩瀬中・兵庫(小楠覇夢、年綱晃広、伊藤太輔、和田純弥) 892.0pt/42.63 走高跳   笠原 彰紘(福 井・中央中3)    844.0pt/1m92 棒高跳   原口顕次朗(群 馬・春日中3)    873.0pt/4m55 走幅跳   元木 涼介(徳 島・三加茂中3)   1006.0pt/7m39(+1.3)◎ 砲丸投   桑添 喬偉(和歌山・西脇中3)   805.0pt/14m69 四種競技  高橋  諒(東 京・桐朋中3)   -/2987点◎ ●女子 1年100m  北尾 心映(三 重・厚生中1)    904.0pt/12.45(+1.9) 2年100m  佐藤 俐有(愛 知・田原東部中2)  960.4pt/12.23(-2.4) 3年100m  坂本 実南(和歌山・貴志中3)    1001.2pt/11.88(+2.3) 200m    好井 愛結(兵 庫・氷丘中3)    983.0pt/24.56(+1.7) 800m    松本 未空(三 重・平田野中3)   948.0pt/2.12.59 1500m    小嶋 聖來(愛 知・六ツ美北中3)  994.0pt/4.27.57 100mH   岸本 礼菜(大 阪・咲くやこの花中2)1013.8pt/14.05(-0.3) 4x100mR  平岡中・兵庫(木原美苗、佐岡沙都紀、谷口亜実、光安しずく)970.0pt/48.09 走高跳   比嘉 桃花(沖 縄・石垣中3)    888.0pt/1m66 走幅跳   松村 琴都(愛 知・TSM3)      955.0pt/5m80(±0.0) 砲丸投   坂山  成(三 重・多気中3)    861.0pt/14m44 四種競技  林  美希(愛 知・翔南中3)    -/3191点◎★ ランキングはこちらから

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.04.25

サニブラウンが27日のイーストコーストリレー100mに出場 ジェイコブス、ブロメル、蘇炳添らもエントリー

4月26日、27日の両日、米国フロリダ州ジャクソンビルで行われる「イーストコーストリレー」の男子100mにサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)がエントリーしたことが明らかとなった。 昨年の世界選手権で入賞を果たしてい […]

NEWS 関東インカレのエントリー発表!鵜澤飛羽は200mと4×100mリレー、栁田大輝は4×100mリレーのみ登録

2024.04.25

関東インカレのエントリー発表!鵜澤飛羽は200mと4×100mリレー、栁田大輝は4×100mリレーのみ登録

関東学連は4月24日、第103回関東インカレ(5月9日~12日/東京・国立競技場、日大)の番組編成を発表した。 男子1部は昨年のブダペスト世界選手権代表の2人がエントリーした。鵜澤飛羽(筑波大)は200mと4×100mリ […]

NEWS 女子3000m・奥本菜瑠海が銀メダル 近藤希美が銅 男子400mH渕上翔太は予選で自己新/U20アジア選手権

2024.04.25

女子3000m・奥本菜瑠海が銀メダル 近藤希美が銅 男子400mH渕上翔太は予選で自己新/U20アジア選手権

◇第21回U20アジア選手権(4月24日~27日/UAE・ドバイ) 1日目 U20アジア選手権が4月24日から始まり、トラック種目で最初の決勝種目となった女子3000mでは奥本菜瑠海(日立)が9分25秒19で2位、近藤希 […]

NEWS 木南記念・男子100mに坂井隆一郎、女子走幅跳に秦澄美鈴! 女子100mHは寺田明日香と田中佑美が出場

2024.04.24

木南記念・男子100mに坂井隆一郎、女子走幅跳に秦澄美鈴! 女子100mHは寺田明日香と田中佑美が出場

大阪陸協は4月24日、5月12日に開催される第11回木南記念(ヤンマースタジアム長居・ヤンマーフィールド長居)の主な出場選手4人を発表した。 男子100mで昨年の日本選手権で優勝を飾り、ブダペスト世界選手権に出場した坂井 […]

NEWS 【学生長距離Close-upインタビュー】悔しさ糧に成長した中央学大・近田陽路 「全員がいい記録を出せるチームに」

2024.04.24

【学生長距離Close-upインタビュー】悔しさ糧に成長した中央学大・近田陽路 「全員がいい記録を出せるチームに」

学生長距離Close-upインタビュー 近田陽路 Konda Hiro 中央学大3年 「月陸Online」限定で大学長距離選手のインタビューをお届けする「学生長距離Close-upインタビュー」。38回目は、中央学大の近 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top