2024.05.30
福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
宮崎県大会は5月25日~28日の4日間、ひなた宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場で行われた。
男子110mハードルでは、昨年の全中優勝者で、中学記録を持つ髙城昊紀(宮崎西1)が強烈なパフォーマンスを披露した。
悪天候により開始時間が大幅に遅れるなか、髙城は予選から14秒35(-0.5)の大会新で通過すると、決勝では向かい風1.7mという条件で高1最高タイ記録、県高校新記録となる14秒13で圧勝。4月に高校へ入学したばかりにもかかわらず、この時期としては驚異的なタイムを叩きだした。また、髙城の先輩・田村英大(3年)も14秒42で従来の大会記録を更新する走りを見せている。
男子八種競技でも好記録が誕生し、昨年インターハイ八種競技4位の三森咲大朗(宮崎工3)が5604点の大会新で3連覇を達成。三森は単独種目の走幅跳を7m09(+0.1)、走高跳を1m89で優勝を飾った。
男子100mでは日吉志優汰(宮崎工3)が10秒80(-1.1)で快勝し、200mも21秒75(-0.4)でトップ通過すると、2走を務めた4×100mリレーでも41秒62で優勝。日吉を3走、三森を4走に起用した4×400mリレーは3分19秒84で制し、日吉と三森はともに4種目優勝の快挙を果となった。
そのほかでも男子棒高跳で結城咲翔(宮崎一3)が4m81、男子円盤投では山口憂真(都城商3)が45m01といずれも大会新で優勝。男子3000m障害では城間大空(小林3)が9分10秒53、男子やり投で大山澄海(宮崎工3)が61m30で制すなど好記録が相次いだ。
女子では3000mで上柳凜(宮崎日大3)が9分25秒66と大会記録を塗り替えて1位。2位の菅原心菜(小林2)も9分26秒29と続いた。短距離は木原万里花(宮崎北3)が100mを12秒24(+0.3)、200mを25秒05(±0)でトップに立ち、4×100mR(1走)、4×400mR(4走)も47秒40、3分52秒36で制している。
南九州大会は6月13日から4日間、県大会と同じく宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場で行われる。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
-
2024.07.27
-
2024.07.27
2024.07.24
やり投・北口榛花がオメガのアンバサダーに就任!パリ代表の阿部兄妹、早田ひなら6人
-
2024.07.25
-
2024.07.23
-
2024.07.26
-
2024.07.02
-
2024.07.24
-
2024.06.28
-
2024.06.29
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.07.27
観客の声援を間近で受けて国内外のランナーが激走 女子1500m森智香子が大幅自己新/On Track Nights: MDC
◇On Track Nights:MDC(7月27日/東京・世田谷区立大蔵総合運動公園陸上競技場) 日本グランプリシリーズG3の「On Track Nights:MDC」が7月27日、行われた。国内トップクラスのほか、海 […]
2024.07.27
800m日本記録保持者・久保の記録更新なるか 6m20超3人でハイレベルな走幅跳/インターハイ展望(女子編)
高校生アスリートによる真夏の祭典、全国高校総体(インターハイ)の陸上競技は7月28日~8月1日の5日間、福岡県福岡市の博多の森陸上競技場で開かれる。エントリーリストや持ち記録(7月24日時点)を中心に、女子種目を展望する […]
2024.07.27
西岡を筆頭にハイレベルな男子100m 日本選手権覇者の落合が800mに登場!/インターハイ展望(男子編)
高校生アスリートによる真夏の祭典、全国高校総体(インターハイ)の陸上競技は7月28日~8月1日の5日間、福岡県福岡市の博多の森陸上競技場で開かれる。エントリーリストや持ち記録(7月24日時点)を中心に、男子種目を展望する […]
Latest Issue 最新号
2024年8月号 (7月12日発売)
W別冊付録
パリ五輪観戦ガイド&福岡インターハイ完全ガイド