2024.05.30
福岡インターハイ(7月28日~8月1日)に向けた都府県大会が5月上旬から各地で行われ、高校生たちが熱い戦いを繰り広げている。
秋田県大会は5月24日~27日の4日間、秋田市の県立中央公園総合運動場で行われた。
男子八種競技は今村徳希(大館鳳鳴3)が5429点で8年ぶりに県高校記録(5383点)を更新して2連覇。走高跳も1m93で制して2冠を手にし、110mハードルも15秒40(-0.6)で4位に入っている。
男子3000m障害では荻原太陽(金足農3)が大会記録を34年ぶりに3秒以上更新する9分14秒61をマークして圧勝。1500mでは唯一の3分台となる3分57秒45で快勝して2冠を果たした。
男子砲丸投は大信田凌生(横手清陵学院3)が5投目で15m55の大会新記録をマークして3連覇。43m04で優勝した円盤投げと合わせて2冠を獲得し、50m44で2位となったハンマー投げを含めた3種目で東北大会出場を決めた。
男子短距離では川崎尚人(秋田令和3)が短距離3冠を達成。100mは10秒69(+1.7)、200mは21秒98(-1.2)、2走を務めた4×100mリレーは41秒78だった。
女子三段跳で伊藤那月(秋田3)が昨年樹立した自らの大会記録を51cm更新する11m95(+0.8)をマークして2連覇。5m53(+1.1)で優勝した走幅跳と合わせて2冠となった。
女子短距離では、山内暖姫(大館鳳鳴3)が100mで12秒13(+0.8)、200mを25.06(-0.7)で2冠。ともにアンカーを務めた4×100mリレーは2位、4×400mリレーは3位に入り、計4種目で東北大会へ駒を進めた。
学校対校の男子総合は両リレーで優勝するなど短距離を中心に得点を上積みした秋田令和が89点で優勝。女子総合は円盤投でワンツーを飾るなどフィールド種目で活躍した秋田南が76点で競り勝った。
東北大会は6月14日から4日間、福島県のとうほう・みんなのスタジアム(福島県営あづま陸上競技場)で行われる。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.10.15
19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ
-
2025.10.15
-
2025.10.15
-
2025.10.14
-
2025.10.14
-
2025.10.13
-
2025.10.13
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.10.15
19年ドーハ世界陸上代表・井本佳伸が現役引退「たくさんの出会い幸せ」今後は指導者の道へ
男子短距離で活躍し、19年ドーハ世界選手権リレー代表(補欠)の井本佳伸(東京ガスエコモ)が現役生活に区切りをつけることを自身のSNSで発表した。 井本は京都・東輝中時代に全中で100m5位、200m4位。名門・洛南高へ進 […]
2025.10.15
100m宮本大輔が引退「最後まで走り切れた」元中学記録保持者「早熟なんて気にしなくていい」
穏やかな笑顔で静かに、地元・山口でスパイクを脱いだ。 男子100mの元中学記録保持者・宮本大輔(山口フィナンシャルグループ)が現役生活にピリオドを打った。9月の全日本実業団対抗は、地元・山口。「夏くらいには一旦、区切りを […]
2025.10.15
九州実業団駅伝エントリー 旭化成は葛西潤や相澤晃、クラフティア・赤﨑暁、三菱重工・近藤亮太ら日本代表経験者登録
来年元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の予選会を兼ねた第62回九州実業団毎日駅伝(11月3日/大分・佐伯市の佐伯中央病院陸上競技場発着)のエントリーが10月15日、同実業団連盟から発表された。 エントリーチー […]
2025.10.15
国立競技場が2026年1月から5年間新たな呼称へ! 「ナショナルスタジアムパートナー」第1号にMUFG
金融・証券などの三菱東京UFJフィナンシャルグループ(MUFG)は10月15日、東京・国立競技場の運営を担うジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)と「ナショナルスタジアムパートナー」契約を結んだと発 […]
2025.10.15
リオ五輪110mH銀メダル・オルテガが現役引退 15年に12秒94をマーク
16年リオ五輪の男子110mハードルで銀メダルを獲得したO.オルテガ(スペイン)が引退を表明した。 オルテガはキューバ出身の34歳。12年にはロンドン五輪で6位入賞を果たす。13年のモスクワ世界選手権に出場した際にキュー […]
Latest Issue
最新号

2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望