KOBE2024世界パラ陸上競技選手権が5月17日から25日の日程で、兵庫・神戸ユニバー記念競技場で開かれた。同大会はパラ陸上の世界大会で、東アジアでは初開催だった。日本は金メダルこそなかったが、銀9、銅12のメダルを獲得。メダル総数では全体4番目だった。
男子400m(T13)では関東インカレ(3部)にも出場した福永凌太(日体大院)が47秒86で銀メダル。また、東京パラリンピックで2冠を獲得している車いすの佐藤友祈(モリサワ)が、男子1500mで4連覇こそならなかったが3分44秒19で銀メダルを獲得。佐藤は400mでも57秒98で銀、100mで17秒91の銅メダルを手にした。
女子走幅跳(義足・機能障害T64)の中西麻耶(鶴学園クラブ)が5m25で3位。これで3大会連続となるメダル獲得となった。最終日には男子200m(義足・機能障害T64)の大島健吾(名古屋学院大AC)が自己新の23秒13で銀メダルに輝いた。
5月26日には今夏のパリパラリンピックの代表内定選手が発表。佐藤、福永、中西ら16人が名を連ね、7月上旬に世界ランキングにより選出された選手が追加発表される見込み。
パリパラリンピック陸上競技の代表内定選手をチェック
●男子 T11(全盲クラス)1500m・5000m 唐澤剣也 T11(全盲クラス)5000m 和田伸也 T12(弱視クラス)走幅跳 石山大輝 T13(弱視クラス)100m 川上秀太 T13(弱視クラス)400m・走幅跳 福永凌太 T36(脳性まひクラス)400m 松本武尊 F37(脳性まひクラス)円盤投 新保大和 T52(車いすクラス)400m 佐藤友祈 T52(車いすクラス)400m 伊藤竜也 T64(下肢障がいクラス)200m 大島健吾 ●女子 T12(弱視クラス)走幅跳 澤田優蘭 T20(知的障がいクラス)走幅跳 酒井園実 F46(上肢障がいクラス)砲丸投 齋藤由希子 F53(座位クラス)円盤投 鬼谷慶子 T63(下肢障がいクラス)100m・走幅跳 兎澤朋美 T64(下肢障がいクラス)走幅跳 中西麻耶RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
-
2025.11.21
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】中央大学
2025.11.20
【箱根駅伝2026名鑑】青山学院大学
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.16
-
2025.11.20
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.21
「2強」日本郵政グループ、積水化学がV争いリード しまむら、エディオン、三井住友海上らが隙うかがう/クイーンズ駅伝みどころ
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は11月2 […]
2025.11.21
お詫びと訂正(月刊陸上競技2025年12月号)
月刊陸上競技2025年12月号に一部誤りがございました。 75ページに掲載した高校駅伝福岡県大会女子で、優勝した筑紫女学園の記事の中に、区間賞獲得者が1人(5区・大熊さわ選手/3年)となっておりましたが、正しくは3人(大 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025