2024.04.29
◇第58回織田幹雄記念(4月29日/ホットスタッフフィールド広島)
日本グランプリG1の織田記念が行われ、男子100mに出場した山縣亮太(セイコー)は予選を10秒58(-0.4)の組3着。B決勝は棄権した。
山縣は「もうちょっとうまく走れるかなと思ったのですが、思った以上にタイムがかかってしまいました」と話し、「3月上旬から右脚の違和感があった」と明かす。1月からタイムを狙って積極的にレースにも出場し、合宿をこなしてきたが「ちょっと頑張り過ぎてしまった」と言う。
そういう状況でも出場したのは、地元への思いもある。「出るならやっぱり織田記念というのもありました。脚の状態も含め走ることで何か良くなるきっかけがあるかな、と思った」。レース後は地元の子どもからサインや写真撮影を求められるなど、やはり誰もが地元のスターの完全復活を待っている。
日本記録(9秒95)を持ち、五輪は過去3大会連続出場。「僕にとって大事な1年。正直、状態は良くないですが3月から比べると徐々に良くなっています。(パリ五輪へ)1%でも可能性があれば、そこに向かって全力で頑張りたい」と前を向いた。
また、東京五輪代表の多田修平(住友電工)も予選で右脚を痛めて棄権。関係者によると、「右ふくらはぎの肉離れ」で「1ヵ月くらいはかかりそう」という。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.07
編集部コラム「追いかけっこ」
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
-
2025.11.07
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.11.02
-
2025.11.02
-
2025.11.03
2025.10.18
【大会結果】第102回箱根駅伝予選会/個人成績(2025年10月18日)
2025.11.02
青学大が苦戦の中で3位確保!作戦不発も「力がないチームではない」/全日本大学駅伝
-
2025.10.18
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.08
関西実業団対抗駅伝の区間エントリー発表! SGHの5区は近藤幸太郎 全日本復帰目指すNTT西日本は4区服部弾馬、5区一色恭志
11月9日の第68回関西実業団対抗駅伝を前日に控え、区間エントリーが発表された。 前回、1区から首位を譲らず3年ぶり9回目の優勝を飾ったSGホールディングスは、最長16kmの5区に近藤幸太郎が入った。2区(7.68km) […]
2025.11.07
編集部コラム「追いかけっこ」
毎週金曜日更新!? ★月陸編集部★ 攻め(?)のアンダーハンド リレーコラム🔥 毎週金曜日(できる限り!)、月刊陸上競技の編集部員がコラムをアップ! 陸上界への熱い想い、日頃抱いている独り言、取材の裏話、どーでもいいこと […]
2025.11.07
メモリードが実業団陸上部の活動終了を発表 今後は個人アスリート支援へ
11月7日、実業団のメモリードは、27年3月をもって実業団陸上部としての活動を終了すると発表した。今後は「チーム単位での支援」から「個人アスリート支援」へと方針を転換し、陸上競技に限らず幅広いスポーツ分野の選手を対象に支 […]
2025.11.07
日本陸連・有森裕子会長に岡山市市民栄誉賞「本市の名を高めることに特に顕著な功績」五輪2大会メダル
岡山市は11月7日、女子マラソンで五輪2大会連続メダリストの日本陸連・有森裕子会長に、岡山市市民栄誉賞を授与し同日授与式が執り行われた。 有森会長は岡山県岡山市出身の58歳。女子マラソンにおいて、1992年バルセロナ五輪 […]
Latest Issue
最新号
2025年11月号 (10月14日発売)
東京世界選手権 総特集
箱根駅伝予選会&全日本大学駅伝展望