◇第21回U20アジア選手権(4月24日~27日/UAE・ドバイ) 2日目
U20アジア選手権の2日目が行われ、男子5000mでは折田壮太(青学大)が14分08秒71の大会新記録で金メダルを獲得した。
同種目には折田とともにチームメイトの飯田翔大(青学大)が日本代表として出場。レースでは折田が先頭を引っ張り1000mを2分48秒前後で通過すると、メダル争いは日本の2人とインド勢2人に絞られた。
中盤ではV.シン(インド)に先頭を譲り、折田は仕掛けどころを探りながらレースを進めた。残り300mでシンが先にスパートを放ったが、折田もこれに上手く対応。ラスト200mからはシンを上回るスピードを見せると一気に勝負を決めた。シンは14分09秒44で2位となり、終始4番手につけていた飯田が14分09秒63で銅メダルを獲得。上位3人が従来の大会記録(14分14秒65)を上回った。
女子棒高跳では昨年のインターハイチャンピオンの柳川美空(群馬陸協)が3m85で金メダルに輝き、同走幅跳では恒石望乃(福岡大)が自己記録に並ぶ6m21(+0.7)を跳んで2位。女子100mでは森本海咲希 (園田学園女大)が11秒79(+0.7)で3位と女子が3つのメダルを手にした。
このほか、男子400mの庄籠大翔(中大)が47秒61、女子10000m競歩の大山藍 (自衛隊体育学校) が49分38秒93でいずれも4位入賞を果たした。
海外勢では中国男子短距離の活躍が目立ち、100mでは曾克理が準決勝では10秒15(+1.7)と中国のU20記録を樹立すると、決勝も10秒19(+0.4)で優勝。400mは17歳で新疆ウイグル自治区出身のアイリシア・ウマイアー(艾力西爾・吾買爾/Ailixier WUMAIER)が45秒52(速報値)で圧勝している。
【動画】男子5000mで金メダルを獲得した折田のスパートをチェック
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
-
2025.11.26
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.27
プロ野球選手・筒香嘉智と陸上界がコラボ スポーツの垣根を超えるクリニックを12月に開催
11月27日、日本陸連は2024年度から取り組むプロジェクト「RIKUJO JAPAN」の一環として、「~スポーツの垣根を超える~ 2025 TSUTSUGO SPORTS ACADEMY FESTIVAL × RIKU […]
2025.11.27
古賀ジェレミー、ドルーリー、濱がダイヤモンドアスリート昇格!Nextageに高1の2人が新規認定
日本陸連は11月27日、「次世代において国際大会での活躍が期待できる競技者」を育成する「ダイヤモンドアスリート」の第12期認定者を発表した。 第11期でダイヤモンドアスリートNextageとして一部のプログラムに参加して […]
2025.11.27
岡田久美子が引退発表「誰よりも『速く、強く、美しく歩く選手』を目指して」女子競歩牽引し続けた第一人者
富士通は11月27日、女子競歩の岡田久美子の現役引退を発表した。かねてより「今季が本当の集大成」と話していたが、正式に発表となった。 岡田は埼玉県出身。1991年生まれの34歳で、大迫傑(リーニン)、飯塚翔太(ミズノ)、 […]
2025.11.26
熊本信愛女学院高の元監督・山口和也さん死去 五輪1万m7位・川上優子さん、世界陸上マラソン4位・飛瀬貴子さんらを指導
熊本信愛女学院高(熊本)の元陸上競技部監督で、長年多くのランナーを育てた山口和也さんが11月23日、病気のため亡くなった。71歳。 1980年に同校に赴任した山口さん。当時の日本女子長距離は黎明期であったが、山口さんは高 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025