日本陸連ジャパンマラソンチャンピオンシップ(JMC)シリーズⅢの表彰式(アワード)が3月25日、都内で開かれた。
女子では昨年の名古屋ウイメンズで3位、そして今年1月の大阪女子国際では2時間18分59秒の日本記録を樹立した前田穂南(天満屋)がシリーズチャンピオンに輝き、他の入賞者とともに表彰を受けた。
JMCで初のシリーズチャンピオンとなった前田は表彰式で「このような賞をいただき、とても嬉しく思います。次の目標に向かってチャレンジしていきたいと思います」と挨拶した。
前田は、連覇を狙った昨秋のMGCでは2時間27分02秒の7位と代表入りを決められなかったが、大阪で設定記録を破ったことでパリ五輪代表の3枠目をつかみ取った。
パリ五輪については「2大会連続で五輪で走れることを誇りに思う」と話し、アップダウンがきついと言われるコースにも「しっかり準備して走り込んでいきたい」ときっぱり。長く更新されていなかった日本記録を塗り替えたことも「すごく自信になったので、パリではしっかり勝負したい」と、意気込んだ。
パリ五輪の女子マラソンは大会最終日の8月11日に行われる。
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