HOME 国内

2024.02.12

サニブラウンが60m6秒54の自己タイで2位!世界記録保持者コールマンに肉薄/WA室内ツアー
サニブラウンが60m6秒54の自己タイで2位!世界記録保持者コールマンに肉薄/WA室内ツアー

23年日本選手権男子100mで8位となったサニブラウン・アブデル・ハキーム

2月11日、米国・ニューヨークで第116回ミルローズ・ゲームが行われ、男子60mに昨年のブダペスト世界選手権100m6位のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場。6秒54の自己タイ記録で2位に入った。

レースにはサニブラウンのほか、この種目の世界記録保持者で19年世界選手権100m金のクリスチャン・コールマン(米国)や東京五輪200m金メダリストのアンドレ・デグラス(カナダ)など実力者が出場した。

1度フライングがあり、仕切り直しとなった2回目のスタートでサニブラウンは号砲に上手く反応。20mでわずかに先頭に立つと、加速局面でもスムーズに脚を刻む。40mを過ぎてから追い上げたコールマンにはかわされたが、5年前にマークした自己記録に並ぶタイムでフィニッシュした。

広告の下にコンテンツが続きます

優勝のコールマンのタイムは6秒51とその差わずか0.03秒。100mで9秒89のベストを持つアキーム・ブレーク(ジャマイカ)に先着した。先月、桐生祥秀(日本生命)が樹立した日本記録の6秒53には及ばなかったものの、好調ぶりを示す走りとなった。

パリ五輪を迎える今季、サニブラウンは5年ぶりに室内競技会からレースに参加。2月10日のシーズン初戦は予選、決勝とも6秒60をマークしている。

2月11日、米国・ニューヨークで第116回ミルローズ・ゲームが行われ、男子60mに昨年のブダペスト世界選手権100m6位のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場。6秒54の自己タイ記録で2位に入った。 レースにはサニブラウンのほか、この種目の世界記録保持者で19年世界選手権100m金のクリスチャン・コールマン(米国)や東京五輪200m金メダリストのアンドレ・デグラス(カナダ)など実力者が出場した。 1度フライングがあり、仕切り直しとなった2回目のスタートでサニブラウンは号砲に上手く反応。20mでわずかに先頭に立つと、加速局面でもスムーズに脚を刻む。40mを過ぎてから追い上げたコールマンにはかわされたが、5年前にマークした自己記録に並ぶタイムでフィニッシュした。 優勝のコールマンのタイムは6秒51とその差わずか0.03秒。100mで9秒89のベストを持つアキーム・ブレーク(ジャマイカ)に先着した。先月、桐生祥秀(日本生命)が樹立した日本記録の6秒53には及ばなかったものの、好調ぶりを示す走りとなった。 パリ五輪を迎える今季、サニブラウンは5年ぶりに室内競技会からレースに参加。2月10日のシーズン初戦は予選、決勝とも6秒60をマークしている。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.17

日本陸連が育成年代の競技会ガイドラインを策定 来年の滋賀インターハイについて18時開始案など対応継続

日本陸連は12月17日に第106回理事会を開き、「育成年代における競技会ガイドライン」を策定したことを発表した。 このガイドラインは日本陸連がかねてから示している「競技者育成指針」に基づいたもので、「育成年代における競技 […]

NEWS 世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

2025.12.17

世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も

日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]

NEWS U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

2025.12.17

U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に

日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]

NEWS 26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

2025.12.17

26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考

日本陸連は12月17日、第106回理事会を開き、来年の第110回日本選手権の参加資格について発表した。 今回は「参加標準記録」と「申込資格」の2つの参加資格を設定し、参加標準記録は高く定められている。ターゲットナンバー( […]

NEWS 今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

2025.12.17

今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任

全国高校駅伝や箱根駅伝でヒーローになった村澤明伸(SGホールディングス、34歳)が今年度限りでの「引退」を表明した。実業団では故障に苦しみながら、マラソンにも挑戦。北海道マラソンで優勝して、MGCにも出場した。来年度から […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top