「子供のがんばりを応援したい!」「でも、どんなふうにサポートすればいいんだろう……」。
そんな悩みを持つみなさんのために、中学生の子を持つ先輩パパママが陸上選手の親ならではの苦労や悩み、テクニックやノウハウを共有していきます。未来の陸上パパママにバトンをつないでいきましょう!
第17回目は、陸上未経験ながら勉強&サポートを惜しまない池田愛さんと息子の悠斗君にご登場いただきました。一体どのようにお子様の活動をサポートしているのでしょうか?
第17回 池田愛さん/悠斗君(中3)「クラブや子供にいろいろ教えてもらっています」
家族メモ
悠斗君は幼稚園の年中から小学5年までサッカーに取り組み、4年生からクラブチームで陸上を始める。母の愛さんは陸上未経験ながら、子供と一緒に学んでサポートに努めている。
Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと
陸上はリレーのようなチームで行動することもありますが「個」で行動する事が多い競技だと思います。クラブチームの活動によって、日頃から自分が今何をすべきか、場面によって考えられる力がついたように感じています。
Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは?
大会の日は集合時間が早いので、朝食の時間も早くなりますが、パン食にした時にとても食の進みが遅かったので、我が家では大会の日の朝はご飯食にすることにしています。また、果物は必ずつけるようにしています。
Q.洗濯でのこだわり、気をつけていること
汗を吸い込んだウェアは、必ず予洗いしてから洗濯機で洗うようにしています。雨の日に走幅跳があった日には、まず砂や泥を全部払ってから予洗いするので、連日大会となると洗濯が大変です。子供が気に入っているウェアなどは、なるべく傷まないようにネットに入れて洗っています。
Q.陸上ならではの大変なこと、悩み
スパイクの爪先にすぐ穴が空いたり、サイドが擦り切れたりします。子供が自分で思いついてテーピングテープを貼って使っているのを見た時はびっくりしましたが、それでも当たり前のように履き続けてくれていることに親としてはありがたいですし、子供なりに大切にしてくれているんだなぁ、と思いました。
Q.陸上の知識はどのようにして学んでいますか。
今はSNSで検索すれば、いろいろな情報があふれていますが、クラブチームの先生やコーチの方々が丁寧に練習内容を振り返ってくださったり、どんな意味があってやっているかなどのポイントを説明してくださったりするメルマガは、親の私も勉強になります。
あとは、子供が動画を見るなどして詳しいので、いろいろ教えてもらっています。
Q.お子様は陸上と勉強との両立はできていますか
正直できていないと思っています。どうしても陸上のほうに重きを置いているようです。親としては、勉強も毎日コツコツやってほしいのですが、当たり前のようにあるテレビやスマートフォンはかなり〝強敵〟……。あの手この手を考えていますが、なかなか難しいところです。
Q.お子様の進路先はどんな風に決めていく予定ですか?
子供がやりたいと思う方向に進んでいってほしいので、日頃からコミュニケーションは欠かさないようにはしていました。
子供は陸上が大好きなので、自分でもクラブチームでお世話になった先輩方にいろいろと話を聞いているようです。そのお陰でイメージを膨らませることができて、進みたいと思える道を見つけられたのは良かったです。
Q.陸上のシューズやウェアはどこで購入していますか?
以前、時間がなくてスパイクをネットショップで購入した時に、幅が足に合わなくて慌てたことがありました。それからは必ず陸上専門の店舗でしっかり試し履きをしてから購入するようにしています。
Q.お子様の競技についてアドバイスすることはありますか?
気持ちの面でのアドバイスしますが、競技面でのアドバイスはクラブチームの先生やコーチの方々がしてくださるので、私からは特にしていません。練習後や大会後の家に帰るまでの間に、「今日は自分ではどうだったの?」と子供の考えていることや思いを聞いて、次の時の気持ちのアドバイスにつながればいいなと考えています。
池田悠斗君(KMC陸上クラブ/中3)
種目&自己記録
110mH 14秒97
Q.陸上を始めたきっかけ
走るのが好きだったからです。
Q.陸上に取り組んで良かったと思うこと
周りを見て自分から行動することができるようになりました。
Q.好きな選手、あこがれの選手は?
泉谷駿介選手(住友電工)
Q.今後の目標
関東新人に出場すること。
※情報は2023年12月22日時点
第17回 池田愛さん/悠斗君(中3)「クラブや子供にいろいろ教えてもらっています」
家族メモ 悠斗君は幼稚園の年中から小学5年までサッカーに取り組み、4年生からクラブチームで陸上を始める。母の愛さんは陸上未経験ながら、子供と一緒に学んでサポートに努めている。Q.子供が陸上を始めて良かったと思うこと 陸上はリレーのようなチームで行動することもありますが「個」で行動する事が多い競技だと思います。クラブチームの活動によって、日頃から自分が今何をすべきか、場面によって考えられる力がついたように感じています。 Q.お子様の食事でのこだわりや気をつけていることは? 大会の日は集合時間が早いので、朝食の時間も早くなりますが、パン食にした時にとても食の進みが遅かったので、我が家では大会の日の朝はご飯食にすることにしています。また、果物は必ずつけるようにしています。 [caption id="attachment_124140" align="alignnone" width="768"]
試合当日はご飯食にして果物をつけています[/caption]
Q.洗濯でのこだわり、気をつけていること
汗を吸い込んだウェアは、必ず予洗いしてから洗濯機で洗うようにしています。雨の日に走幅跳があった日には、まず砂や泥を全部払ってから予洗いするので、連日大会となると洗濯が大変です。子供が気に入っているウェアなどは、なるべく傷まないようにネットに入れて洗っています。
Q.陸上ならではの大変なこと、悩み
スパイクの爪先にすぐ穴が空いたり、サイドが擦り切れたりします。子供が自分で思いついてテーピングテープを貼って使っているのを見た時はびっくりしましたが、それでも当たり前のように履き続けてくれていることに親としてはありがたいですし、子供なりに大切にしてくれているんだなぁ、と思いました。
[caption id="attachment_124141" align="alignnone" width="768"]
テーピングが施されたシューズ[/caption]
Q.陸上の知識はどのようにして学んでいますか。
今はSNSで検索すれば、いろいろな情報があふれていますが、クラブチームの先生やコーチの方々が丁寧に練習内容を振り返ってくださったり、どんな意味があってやっているかなどのポイントを説明してくださったりするメルマガは、親の私も勉強になります。
あとは、子供が動画を見るなどして詳しいので、いろいろ教えてもらっています。
Q.お子様は陸上と勉強との両立はできていますか
正直できていないと思っています。どうしても陸上のほうに重きを置いているようです。親としては、勉強も毎日コツコツやってほしいのですが、当たり前のようにあるテレビやスマートフォンはかなり〝強敵〟……。あの手この手を考えていますが、なかなか難しいところです。
Q.お子様の進路先はどんな風に決めていく予定ですか?
子供がやりたいと思う方向に進んでいってほしいので、日頃からコミュニケーションは欠かさないようにはしていました。
子供は陸上が大好きなので、自分でもクラブチームでお世話になった先輩方にいろいろと話を聞いているようです。そのお陰でイメージを膨らませることができて、進みたいと思える道を見つけられたのは良かったです。
Q.陸上のシューズやウェアはどこで購入していますか?
以前、時間がなくてスパイクをネットショップで購入した時に、幅が足に合わなくて慌てたことがありました。それからは必ず陸上専門の店舗でしっかり試し履きをしてから購入するようにしています。
Q.お子様の競技についてアドバイスすることはありますか?
気持ちの面でのアドバイスしますが、競技面でのアドバイスはクラブチームの先生やコーチの方々がしてくださるので、私からは特にしていません。練習後や大会後の家に帰るまでの間に、「今日は自分ではどうだったの?」と子供の考えていることや思いを聞いて、次の時の気持ちのアドバイスにつながればいいなと考えています。
池田悠斗君(KMC陸上クラブ/中3)
種目&自己記録 110mH 14秒97
Q.陸上を始めたきっかけ
走るのが好きだったからです。
Q.陸上に取り組んで良かったと思うこと
周りを見て自分から行動することができるようになりました。
Q.好きな選手、あこがれの選手は?
泉谷駿介選手(住友電工)
Q.今後の目標
関東新人に出場すること。
※情報は2023年12月22日時点 RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.26
パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定
-
2025.11.26
-
2025.11.25
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.26
世界クロカンU20代表選考会エントリー確定 インターハイ&国スポV新妻遼己や本田桜二郎ら 女子は細見芽生、真柴愛里
日本陸連は11月26日、第46回世界クロスカントリー選手権(2026年1月10日/米国・タラハシー)の男女U20日本代表代表選考会(11月30日/京都)の確定エントリーリストを発表した。 男子は当初エントリーしていた24 […]
2025.11.26
パリ五輪4×400mR金のウィルソンが地元のメリーランド大に進学決定
男子短距離のQ.ウィルソン(米国)がメリーランド大へ入学することが発表された。 ウィルソンは2008年生まれの17歳。23年ごろから400mで頭角を現し、同年の米国室内選手権で優勝するなど注目を浴びた。今年6月には400 […]
2025.11.26
男子3000m障害・ジャガーが現役引退 リオ五輪銀、ロンドン世界陸上銅など活躍 「別れの時が来た」
2016年リオ五輪の男子3000m障害で銀メダルに輝いたE.ジャガー(米国)が引退を表明した。 ジャガーは35歳。ジュニア時代には中長距離でU20世界選手権1500m7位などの成績を収め、シニアでは3000m障害で世界的 […]
2025.11.26
第102回箱根駅伝を盛り上げよう!! サッポロ生ビール黒ラベル「箱根駅伝缶」が本日発売
1987年から箱根駅伝に特別協賛しているサッポロビール株式会社は、大会を盛り上げるためにサッポロ生ビール黒ラベル「箱根駅伝缶」を第80回記念大会(2004年)より発売しているが、来る第102回大会バージョン(350mℓ缶 […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025