HOME 駅伝、箱根駅伝

2023.12.15

箱根駅伝に向け駒大・主将の鈴木芽吹「4年間で一番」佐藤圭汰は「1区区間新を狙いたい」篠原、花尾らも意気込み語る
箱根駅伝に向け駒大・主将の鈴木芽吹「4年間で一番」佐藤圭汰は「1区区間新を狙いたい」篠原、花尾らも意気込み語る

箱根駅伝に向けてオンライン記者会見を開いた駒大。鈴木、篠原、佐藤、山川

第100回箱根駅伝に出場する駒大が12月15日、合同取材がオンラインで行われ、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、エントリー選手が登壇した。

前年度学生駅伝3冠を達成した駒大。今年も出雲駅伝、全日本大学駅伝を制して史上初となる2年連続3冠に王手をかけている。

「2区か4区」を志望していると明かすのが主将を務める鈴木芽吹(4年)。過去3年間は度々ケガに苦しんできたが、「スピード、スタミナにかかわらず、質と量を継続できた。4年間で一番良い練習ができています」と胸を張る。

個性派集団のチームにあって、「引っ張るのは簡単ではなかったですが、苦しい感覚よりも楽しさ、やりがいを感じていました。きつかったという感覚はまったくありません」と話す。

「全員で目標に向かうチームにしたかった。体調不良、ケガ人なく、最高の状態で当日を迎えたい。それができれば優勝できると思います」と力強く語る。

ケガから復帰を果たした花尾恭輔(4年)は「元気になった姿をみていただきたい。悔しさを晴らしたいです」と最後の箱根へ意気込む。

広告の下にコンテンツが続きます

10000mで27分28秒28秒50というu20日本記録を打ち立てた佐藤圭汰(2年)。「少し疲労はあった」ともいうが、12月上旬の合宿では「距離走も余裕を持って走れました」とスタミナ面でも自信を深めている。前回は直前の体調不良で走れず。今回は「1区を走りたい。区間新記録を出したいです」と、圧倒的スピードで独走態勢を築くつもりだ。

篠原倖太朗(3年)は「どこでも任された区間で役割を全うして3冠に近づきたい」と話す。持ち味について聞かれ「その時々に応じたクレバーな走り」と堂々。ライバルには「自分に勝ちたい」と語った。

前回5区を駆け上がった山川拓馬(2年)は「今年はBチームからAチームになって、スタミナもスピードもつきました」と成長を実感。「山の神候補がいてメンツがそろっているので、最低でも70分切りを目標に、区間新記録となる68分、69分も目安にしてます」と力強い。

「最高の走りをして、最高の結果を出して終わりたい」と鈴木。圧倒的な選手層で、100回目の箱根駅伝で歴史を作りにいく。

第100回箱根駅伝に出場する駒大が12月15日、合同取材がオンラインで行われ、藤田敦史監督、大八木弘明総監督、エントリー選手が登壇した。 前年度学生駅伝3冠を達成した駒大。今年も出雲駅伝、全日本大学駅伝を制して史上初となる2年連続3冠に王手をかけている。 「2区か4区」を志望していると明かすのが主将を務める鈴木芽吹(4年)。過去3年間は度々ケガに苦しんできたが、「スピード、スタミナにかかわらず、質と量を継続できた。4年間で一番良い練習ができています」と胸を張る。 個性派集団のチームにあって、「引っ張るのは簡単ではなかったですが、苦しい感覚よりも楽しさ、やりがいを感じていました。きつかったという感覚はまったくありません」と話す。 「全員で目標に向かうチームにしたかった。体調不良、ケガ人なく、最高の状態で当日を迎えたい。それができれば優勝できると思います」と力強く語る。 ケガから復帰を果たした花尾恭輔(4年)は「元気になった姿をみていただきたい。悔しさを晴らしたいです」と最後の箱根へ意気込む。 10000mで27分28秒28秒50というu20日本記録を打ち立てた佐藤圭汰(2年)。「少し疲労はあった」ともいうが、12月上旬の合宿では「距離走も余裕を持って走れました」とスタミナ面でも自信を深めている。前回は直前の体調不良で走れず。今回は「1区を走りたい。区間新記録を出したいです」と、圧倒的スピードで独走態勢を築くつもりだ。 篠原倖太朗(3年)は「どこでも任された区間で役割を全うして3冠に近づきたい」と話す。持ち味について聞かれ「その時々に応じたクレバーな走り」と堂々。ライバルには「自分に勝ちたい」と語った。 前回5区を駆け上がった山川拓馬(2年)は「今年はBチームからAチームになって、スタミナもスピードもつきました」と成長を実感。「山の神候補がいてメンツがそろっているので、最低でも70分切りを目標に、区間新記録となる68分、69分も目安にしてます」と力強い。 「最高の走りをして、最高の結果を出して終わりたい」と鈴木。圧倒的な選手層で、100回目の箱根駅伝で歴史を作りにいく。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.04.29

110mH標準突破済みの阿部竜希がV「代表狙うからには国内で負けないように」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子110mハードルは阿部竜希(順大)が13秒36(+1.9)をマークして優勝した。 4日前の日本学生個人選手権準決 […]

NEWS やり投80mオーバー3人!﨑山雄太が自己2番目の82m96「ステップになる」/織田記念

2025.04.29

やり投80mオーバー3人!﨑山雄太が自己2番目の82m96「ステップになる」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子やり投は﨑山雄太(愛媛競技力本部)が自己2番目の82m96を投げて優勝した。 パリ五輪代表のディーン元気(ミズノ […]

NEWS 予選で10秒06の桐生祥秀は決勝3位「スピードも出力も出ている」次戦は5.3静岡/織田記念

2025.04.29

予選で10秒06の桐生祥秀は決勝3位「スピードも出力も出ている」次戦は5.3静岡/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子100mは井上直紀(早大)が10秒12(+0.4)で優勝した。 2位に110mハードルでも活躍する樋口陸人(スズ […]

NEWS 100m早大の井上直紀が殊勲のV!「世界陸上だけを目指して」/織田記念

2025.04.29

100m早大の井上直紀が殊勲のV!「世界陸上だけを目指して」/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、男子100mは井上直紀(早大)が10秒12(+0.4)で優勝した。 フィニッシュ手前まで大混戦。5位まで0.03秒差 […]

NEWS 100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念

2025.04.29

100mH田中佑美が予選トップ通過も決勝棄権「故障ではない」昨年の結婚も明かす/織田記念

◇織田記念(4月29日/広島・ホットスタッフフィールド広島) 日本グランプリシリーズの織田記念が行われ、女子100mハードルパリ五輪代表の田中佑美(富士通)は予選を12秒91(+1.8)のトップ通過を果たしたものの、決勝 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年4月号 (3月14日発売)

2025年4月号 (3月14日発売)

東京世界選手権シーズン開幕特集
Re:Tokyo25―東京世界陸上への道―
北口榛花(JAL) 
三浦龍司(SUBARU)
赤松諒一×真野友博
豊田 兼(トヨタ自動車)×高野大樹コーチ
Revenge
泉谷駿介(住友電工)

page top