2023.12.14
第34回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績
1位 日大 12時間02分17秒
2位 中大 12時間16分23秒
3位 東教大 12時間29分03秒
4位 日体大 12時間33分00秒
5位 法大 12時間35分21秒
6位 早大 12時間41分50秒
7位 立教大 12時間48分05秒
8位 東洋大 12時間49分39秒
9位 専大 13時間01分19秒
10位 順大 13時間21分25秒
11位 東農大 13時間23分26秒
12位 国士大 13時間24分18秒
13位 東学大 13時間33分05秒
14位 神奈川大 13時間51分43秒
途中棄権 横浜市大
●区間賞
1区 愛敬実(日大) 1時間12分40秒
2区 古閑俊明(日大) 1時間09分40秒
3区 川島義明(日大) 1時間10分21秒
4区 山本正澄(中大) 1時間07分41秒
5区 馬場孝(日大) 1時間26分30秒
6区 築地美孝(東教大) 1時間13分33秒
7区 浪川貢(中大) 1時間06分48秒
8区 加藤正之助(早大) 1時間11分11秒
9区 横山和五郎(日大) 1時間06分49秒
10区 瀬戸功夫(日大) 1時間10分05秒
第34回(1958年/昭和33年) 日大1区からトップ独走の完封V8 順大初出場でシード
強風と横殴りの雨の中で始まった往路。連覇を狙う日大は1区・愛敬実が横浜市大のエース・照喜名実との競り合いを18秒差で制して区間賞と、幸先のいいスタートを切った。 日大は2区の古閑俊明、メルボルン五輪でマラソン5位入賞の3区・川島義明も区間賞の走りで後続を突き放す。 5区ではこの年に東京で行われたアジア大会の10000mで金メダルを獲得することになる1年生の馬場孝が、濃霧に包まれた山中を1時間26分30秒の驚異的な区間新記録で駆け上がり、悠々の往路連覇。2位の中大には13分08秒の大差をつけた。 往路で貯金を作った日大の復路は前半に自重して、後半に力を出す余裕のレース展開を披露。最後は9区の横山和五郎と10区の瀬戸功夫が区間新記録で締めて、追いかける中大を突き放した。 日大が1区から一度も首位を譲らない完封優勝で2年連続8回目の優勝。復路で5時間54分38秒、総合の12時間2分17秒はともに大会新記録。フィニッシュでは2位の中大に14分06秒の大差をつける圧勝だった。 前回はチームを組めずに本大会の出場を辞退した順大が念願の初出場。11位でタスキをもらった10区の小野沢七郎が東農大を抜いて10位に浮上し、初出場でシード権を獲得する健闘ぶりを見せた。 1区で見せ場を作った横浜市大だったが、それ以降は苦戦して3区で最下位に転落。9区では座間英夫が倒れて途中棄権。記録なしとなった。 また、草創期から各チームの伴走車として使われてきたサイドカーが役目を終えて徐々に姿を消し、山に強い軽トラックやジープが登場。なお陸上自衛隊のジープが公式伴走車として登場するのは、1973年の第49回大会からである。 参考文献:箱根駅伝90回記念誌(関東学生連盟)第34回箱根駅伝総合成績をチェック
●総合成績 1位 日大 12時間02分17秒 2位 中大 12時間16分23秒 3位 東教大 12時間29分03秒 4位 日体大 12時間33分00秒 5位 法大 12時間35分21秒 6位 早大 12時間41分50秒 7位 立教大 12時間48分05秒 8位 東洋大 12時間49分39秒 9位 専大 13時間01分19秒 10位 順大 13時間21分25秒 11位 東農大 13時間23分26秒 12位 国士大 13時間24分18秒 13位 東学大 13時間33分05秒 14位 神奈川大 13時間51分43秒 途中棄権 横浜市大 ●区間賞 1区 愛敬実(日大) 1時間12分40秒 2区 古閑俊明(日大) 1時間09分40秒 3区 川島義明(日大) 1時間10分21秒 4区 山本正澄(中大) 1時間07分41秒 5区 馬場孝(日大) 1時間26分30秒 6区 築地美孝(東教大) 1時間13分33秒 7区 浪川貢(中大) 1時間06分48秒 8区 加藤正之助(早大) 1時間11分11秒 9区 横山和五郎(日大) 1時間06分49秒 10区 瀬戸功夫(日大) 1時間10分05秒RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.17
U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に
-
2025.12.17
-
2025.12.17
-
2025.12.16
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2025.12.14
中学駅伝日本一決定戦がいよいよ開催 女子11時10分、男子12時15分スタート/全中駅伝
-
2025.12.14
-
2025.12.14
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.17
世界リレー日本代表要項を発表!北京世界選手権のメダル、出場目指して 世界競歩チーム選手権、世界ロードラニング選手権も
日本陸連は12月17日、ボツワナ・ハボローネで26年5月2日~3日に開催される世界リレーの日本代表選考要項を発表した。 2027年北京世界選手権の出場権獲得、および世界選手権でのメダル獲得のため、戦略的に選手団をは編成す […]
2025.12.17
U20世界選手権の日本代表選考要項を発表!U20世界8位以内など記録重視の選考に
日本陸連は12月17日、米国・オレゴンで8月5日~9日に開催されるU20世界選手権の日本代表選考要項を発表した。 世界で活躍できるU20カテゴリートップレベルの競技者を派遣し、金メダル獲得を目指す選手団を編成する方針。参 […]
2025.12.17
26年日本選手権の参加資格発表 参加標準と申込資格記録の2つを採用 アジア大会選考
第110回日本選手権の参加標準記録、申込資格記録、ターゲットナンバー 左から参加標準記録、申込資格記録、ターゲットナンバー 男 子 100m 10秒21、10秒30(56) 200m 20秒75、20秒90(42 […]
2025.12.17
今年度限りでの「引退」を表明した村澤明伸インタビュー【後編】 〝ぬけぬけ病〟に苦しんだ実業団生活、来年度からはチームのコーチに就任
2018年の夏頃から〝ぬけぬけ病〟に苦しむ ──どんな原因があったのでしょうか? 医学的な症状名はないんですけど、長距離界で「ぬけぬけ病」と呼ばれるような症状です。私の場合は、脚の力が抜けてしまうような状況でした。最初は […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳