HOME 国内

2023.12.12

北海道陸協の登録料未納問題で日本陸連が対応を発表「健全な運営のアドバイス」「推移を注視していく」現在も735万円未納
北海道陸協の登録料未納問題で日本陸連が対応を発表「健全な運営のアドバイス」「推移を注視していく」現在も735万円未納

北海道の厚別運動公園陸上競技場

日本陸連は12月12日に理事会を開き、その場で北海道陸上競技協会において生じている財務問題について議題が上がり、その件について理事会後に石井朗生・事務局次長がオンラインで報道陣に説明した。

北海道陸協は11月1日に会見を開き、競技者などから預かっていた登録料を日本陸連に収めずに別の目的に使っていたと発表。従来は登録料を預かった上で登録手続きを行うが、22年度分が未納となっていた。会見では「新型コロナウイルス対策などで経費がかさんで別の事業に使った」と説明していた。

広告の下にコンテンツが続きます

石井事務局次長が改めて説明し、「北海道の登録会員の皆様から一旦集められた22年度の登録料が本来は年度末に収められるものの、現在も未納が続いている」とし、「1万1818人分、735万2500円」と明かした。

「財務において会計書類に書かれている財産が消滅している」「手続きを経ることなく使われていた」「2022年度の決算報告書が事実と違う」「それ以前の決算についても事実と違う疑いがある」とした。

あくまで「独立した一般財団法人である」とした上で、「自ら事実を解明していくことを期待しながら、進捗状況について把握してきたが、財務の改善には相当な時間がかかる」という。

今回の理事会において日本陸連の対応として「北海道陸協の財務や運営に関して最大限のアドバイスを行う」ことと、「外部の専門家、第三者委員会の設置をするということで、推移を注視して詳細な報告を受ける」と決まった。

こうした事態を受け、すべての都道府県陸協の財務について自主点検してもらう方向性についても承認。「法人に適用される法律や定款、規定に則って財務や運営を適切に行っていただきたい」とした。

なお、登録会員は適切な手順を踏んでいることから、22年度の記録については公認することで了承を得ている。また、北海道で開催される24年度の大型大会などについて「主催者の判断を尊重する」と示した。

日本陸連は12月12日に理事会を開き、その場で北海道陸上競技協会において生じている財務問題について議題が上がり、その件について理事会後に石井朗生・事務局次長がオンラインで報道陣に説明した。 北海道陸協は11月1日に会見を開き、競技者などから預かっていた登録料を日本陸連に収めずに別の目的に使っていたと発表。従来は登録料を預かった上で登録手続きを行うが、22年度分が未納となっていた。会見では「新型コロナウイルス対策などで経費がかさんで別の事業に使った」と説明していた。 石井事務局次長が改めて説明し、「北海道の登録会員の皆様から一旦集められた22年度の登録料が本来は年度末に収められるものの、現在も未納が続いている」とし、「1万1818人分、735万2500円」と明かした。 「財務において会計書類に書かれている財産が消滅している」「手続きを経ることなく使われていた」「2022年度の決算報告書が事実と違う」「それ以前の決算についても事実と違う疑いがある」とした。 あくまで「独立した一般財団法人である」とした上で、「自ら事実を解明していくことを期待しながら、進捗状況について把握してきたが、財務の改善には相当な時間がかかる」という。 今回の理事会において日本陸連の対応として「北海道陸協の財務や運営に関して最大限のアドバイスを行う」ことと、「外部の専門家、第三者委員会の設置をするということで、推移を注視して詳細な報告を受ける」と決まった。 こうした事態を受け、すべての都道府県陸協の財務について自主点検してもらう方向性についても承認。「法人に適用される法律や定款、規定に則って財務や運営を適切に行っていただきたい」とした。 なお、登録会員は適切な手順を踏んでいることから、22年度の記録については公認することで了承を得ている。また、北海道で開催される24年度の大型大会などについて「主催者の判断を尊重する」と示した。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

         

Latest articles 最新の記事

2026.04.27

実業団登録の規程改定の方向へ 全日本実業団・ニューイヤー駅伝など団体対抗出場対象にクラブチーム加える方向

一般社団法人日本実業団連合は4月27日、2027年度からの登録規程を改定する方向で検討を進めていることを明かした。 1959年に制定された実業団の登録規程は、競技環境や社会状況の変化を踏まえながらさまざまな形で見直しが行 […]

NEWS 名古屋アジア大会 T&F種目は9月24日~29日の6日間開催が決定

2026.04.27

名古屋アジア大会 T&F種目は9月24日~29日の6日間開催が決定

愛知・名古屋アジア大会組織委員会は4月27日、9月から10月にかけて開催される名古屋アジア大会のデイリースケジュールを更新し、未定となっていた陸上競技のトラック&フィールド種目を、9月24日から29日までの6日間で実施す […]

NEWS 三浦龍司がMDC1500mを欠場 DL日程変更の影響 今季国内はフラットレース参戦予定

2026.04.27

三浦龍司がMDC1500mを欠場 DL日程変更の影響 今季国内はフラットレース参戦予定

日本グランプリシリーズのMIDDLE DISTANCE CIRCUIT主催者は、男子1500mにエントリーしていた三浦龍司(SUBARU)の欠場を発表した。 日本記録を持つ3000m障害で出場を予定していたダイヤモンドリ […]

NEWS 十種競技・エハンマーが8361点で快勝 得意の走幅跳は8m18/WA混成ツアー

2026.04.27

十種競技・エハンマーが8361点で快勝 得意の走幅跳は8m18/WA混成ツアー

世界陸連(WA)混成競技ツアーのマルチスターズがイタリア・ブレシアで4月25日、26日に開催され、男子十種競技ではS.エハンマー(スイス)が8361点で優勝した。 エハンマーは現在26歳。今年3月の世界室内選手権の七種競 […]

NEWS 男子円盤投・湯上剛輝が65m38! 米国で自身の日本記録を90cm更新

2026.04.27

男子円盤投・湯上剛輝が65m38! 米国で自身の日本記録を90cm更新

オクラホマ・スローシリーズが4月25日、26日の両日、米国オクラホマ州ラモナで行われ、26日の男子円盤投で湯上剛輝(トヨタ自動車)が65m38の日本記録を樹立した。従来の日本記録は、ちょうど1年前の25年4月26日に湯上 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年5月号 (4月14日発売)

2026年5月号 (4月14日発売)

2026シーズン展望
中距離特集ほか

page top