2023.11.25
第43回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城/11月26日)前日の11月25日、宮城県仙台市内で記者会見が行われ、5選手が意気込みを語った。
2連覇を狙う資生堂の一山麻緒は、1ヵ月前にパリ五輪マラソン代表選考レース。マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)に出場。「11月からチームの合流してこの大会に向けて練習してきました。状態は上がっているので、2連覇達成できるようにがんばりたい」と力を込めた。
昨年の優勝メンバーから一部選手の引退や移籍があった。「メンバーは変わったが雰囲気はすごく良いです。一人ひとりがしっかり走ることが大事」と話していた。
前々回の優勝チームで前回は2位の積水化学からは、新谷仁美が出席。「今は普通の状態。明日にならないとわからないが、力を出し切って優勝を目指したい」と意気込んだ。明日は5区を担当。「個人の目標は区間賞。日頃から支えてくださる方々のためにもがんばりたい」と語った。
MGCを優勝し、一山とともにパリ五輪に内定した第一生命グループ・鈴木優花は「昨年はクイーンズ・エイト(8位)だったが、それを超えるタイム、良い順位でフィニッシュしたいです」。明日は3区を務めることになる。「スピードはまだないほうだと思っているが、マラソンで培ったものを粘り強さを出して走りたい」と抱負を口にした。
前回4位のエディオンからは、MGC3位の細田あいが会見に臨み、「MGC後に足に痛みが出て、チーム合流が遅れたが、できることはやってきました。自分の力を出し切ることに集中したいです。順位が決まるアンカーなので、しっかり追いたいし、追いつかれても抜かれないように走りたい」と話した。
前回5位のダイハツは、マラソンで8月のブダペスト世界選手権、10月にはMGCに出場した加世田梨花が3区を担当。「世界の舞台は刺激になったが、悔しい思いが一番大きく、それが成長につながった。明日は積極的かつスタミナを生かして、後半の選手のためにもと貯金を作りたい」と、ベストを尽くす走りを誓った。
レースは宮城県松島町文化観光交流館前をスタート、仙台市陸上競技場(弘進ゴムアスリートパーク仙台)をフィニッシュとする6区間42.195kmで行われる。
各区間の距離は1区7.0km、2区4.2km、3区10.6km、4区3.6km、5区10.0km、6区6.795km。
スタートは12時15分。TBS系列で11時50分から生中継される。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
-
2025.12.27
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝女子(2025年12月14日)
2025.12.21
【大会結果】第37回全国高校駅伝・女子(2025年12月21日)
2025.12.14
【大会結果】第33回全国中学校駅伝男子(2025年12月14日)
-
2025.12.21
-
2025.12.21
-
2025.12.21
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.12.28
2月に名古屋アジア大会・競歩のリハーサル大会 名古屋市の特設コースで実施
愛知陸協は、26年2月21日に名古屋市で第15回愛知競歩競技会を行うと発表した。 愛知競歩競技会は、これまでパロマ瑞穂北陸上競技場や知多運動公園陸上競技場(Bフードサイエンス1969知多スタジアム)などトラックで実施され […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/人一倍練習をこなして成長した駒大・伊藤蒼唯 夏場のケガを乗り越え「身体で感覚を思い出せた」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 トップ選手が集まる駒大で代名詞が 駒大・伊藤蒼唯(4年)の代名詞は「 […]
2025.12.28
箱根駅伝Stories/3連覇に挑む青学大の絶対エース・黒田朝日 「チームが勝つために最大限の走りがしたい」
新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「花の2区」で2度の爆走 箱根駅伝で、黒田朝日(4年)は、「花の2区 […]
2025.12.28
トヨタ自動車、旭化成、Hondaの「3強」が中心!第70回記念大会を制するのは?日本代表たちの激走にも注目/ニューイヤー駅伝
◇第70回全日本実業団対抗駅伝(1月1日/群馬県庁前発着・7区間100km) 第70回の節目を迎える全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝inぐんま)は2026年1月1日、群馬県前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間100 […]
2025.12.28
ミュンヘン五輪ハンマー投金メダルのボンダルチュク氏が死去 引退後はセディフ、カツバーグらを指導
男子ハンマー投のA.ボンダルチュク氏(ソ連/ウクライナ)が亡くなった。85歳だった。 ボンダルチュク氏は1972年のミュンヘン五輪の金メダリスト。1969年に当時の世界記録75m48を投げ、史上初めて75m台を記録した選 […]
Latest Issue
最新号
2026年1月号 (12月12日発売)
箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳
