昨年のU20世界選手権女子1500mで6位に入賞した澤田結弥(浜松市立高・静岡)が、来年からルイジアナ州立大へ進学することがわかった。同大学陸上部のSNSで発表され、関係者への取材で明らかとなった。
澤田は当時バスケットボール部だった細江中3年時に全国中学生大会1500mで5位入賞。高校から本格的に陸上を始めると、1年時から3000mでインターハイに出場。昨年は日本選手権で1500m決勝進出(10位)を果たすと、U20世界選手権(コロンビア・カリ)1500mで高校歴代2位の4分12秒87をマークして6位入賞した。今年は世界クロカン代表に選ばれU20・6kmにも出場している。
その後、将来の国際的人材育成として期待できる選手として日本陸連のダイヤモンドアスリートに認定。リーダーシッププログラムや英会話など継続的にサポートを受けている。
今季は体調面でコンディションが整わずインターハイ欠場。秋に復帰して鹿児島特別国体にも出場し、県高校駅伝でも5区区間賞で優勝に貢献した。
昨年のU20世界選手権の活躍が目にとまり、いくつかの海外の大学からオファー。国内外を含めて見学に訪れて決めたという。
ルイジアナ州立大は米国ルイジアナ州バトンルージュにあり、1860年に創立された名門大学。大学のクラブは「ファイティング・タイガース」の愛称で親しまれ、陸上も全米トップクラスの成績を誇り、NCAAのディヴィジョン1(1部)。卒業生には棒高跳世界記録保持者のアルマンド・デュプランティス(スウェーデン)ら、在学中にも走高跳・走幅跳で活躍するジュボーン・ハリソン(米国)らがいる。
アメリカンフットボールでは4度全米チャンピオンに輝いているほか、野球やバスケットボールも強豪で知られ、NBAのシャキール・オニールの母校でもある。競泳、体操なども盛んだ。
昨年のダイヤモンドアスリート認定式の際に、修了生でもある女子やり投の北口榛花(JAL)からもらった「SNSなどで選手や指導者が解説などを公開していて、海外に行かなくても日本で見られると思う人もいるかもしれませんが、実際には言葉だけでは全部は理解できない。本物を見るために海外に出てほしい」という『金言』にも背中を押されたそうだ。
幼い頃から英会話に通い、ダイヤモンドアスリートのプログラムでも英語を積極的に取り組んできたため、語学面でもクリアしている。入学は来夏になる見込みだ。
無限の可能性を秘めたダイヤモンドの原石が海の向こうで自らを磨いていく。
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