2023.10.13
世界陸連(WA)がワールド・アスレティクス・アワード2023の最優秀選手に贈られる「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」のノミネート選手を発表した。
男女それぞれ11名ずつか選出され、ブダペスト世界選手権で男子100m、200mで優勝したN.ライルズ(米国)を筆頭に、女子長距離2種目で世界記録を樹立したF.キピエゴン(ケニア)のほか、世界選手権金メダリスト、マラソンで世界記録を打ち立てたK.キプトゥム(ケニア、2時間00分35秒)とT.アセファ(エチオピア、2時間11分53秒)らが候補に挙がった。日本からは北口榛花(JAL)もノミネートしている。
現在SNSでファン投票が行われており、Twitter(X)のリポストや、Facebook、Instagram、YouTubeでのLIKE機能で投票が可能。10月28日に投票は締め切られる。
ファン投票や世界陸連評議会からの投票の結果を元に、候補の中から男女各5名のファイナリストが選ばれ、11月13、14日に発表。最優秀選手は12月11日に発表される。昨年の「アスリート・オブ・ザ・イヤー」には、男子は棒高跳のA.デュプランティス(スウェーデン)、女子は400mハードルのS.マクローリン・レヴロン(米国)が選ばれた。
WA「ワールド・アスリート・オブ・ザ・イヤー」ノミネート選手
■男子 ・N.チョプラ(インド)やり投 世界選手権、アジア大会優勝 ・R.クルーザー(米国)砲丸投 世界選手権優勝 世界記録 ・A.デュプランティス(スウェーデン)棒高跳 世界選手権、DL優勝 世界記録 ・S.エル・バッカリ(モロッコ)3000m障害 世界選手権優勝 今季無敗 ・J.インゲブリグトセン(ノルウェー) 1500m/1マイル/5000m 世界選手権5000m優勝、1500m銀メダル 1500m、1マイル、3000mで欧州記録 ・K.キプトゥム(ケニア)マラソン ロンドンマラソン、シカゴマラソン優勝 世界記録 ・P.ルパージュ(カナダ)十種競技 世界選手権優勝 ・N.ライルズ(米国)100m/200m 100m、200mで世界選手権優勝 200m今季6戦無敗 ・A.マルティン(スペイン)競歩 20km競歩、35km競歩世界選手権優勝 ・M.テントグルー(ギリシャ)走幅跳 世界選手権、欧州室内選手権優勝 ・K.ワルホルム(ノルウェー)400m/400mハードル 400mハードル世界選手権優勝 400mで欧州室内記録 ■女子 ・T.アセファ(エチオピア)マラソン ベルリン・マラソン優勝 マラソン世界記録 ・F.ボル(オランダ) 400m/400mハードル 世界選手権400mハードル優勝 400m室内世界記録 ・S.ジャクソン(ジャマイカ)100m/200m 世界選手権200m優勝、100m銀メダル ダイヤモンドリーグ(DL)100m、200m優勝 ・F.キピエゴン(ケニア)1500m/1マイル/5000m 世界選手権1500m、5000m優勝 1500m、1マイル、5000m世界記録(5000mは当時) ・北口榛花(JAL)やり投 世界選手権、DL優勝 ・Y.マフチフ(ウクライナ)走高跳 世界選手権、DL優勝 ・M.ペレス(スペイン)競歩 世界選手権20km競歩、35km競歩優勝 35km競歩世界記録 ・G.ツェガイ(エチオピア)5000m/10000m 世界選手権10000m優勝 5000mDL優勝、世界記録 ・S.リチャードソン(米国)100m/200m 世界選手権100m優勝、200m銅メダル ・Y.ロハス(ベネズエラ)三段跳 世界選手権、DL優勝 ・W.ヤヴィ(バーレン)3000m障害 世界選手権、DL優勝
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking 人気記事ランキング
2024.12.11
26年愛知アジア大会マラソン代表選考方針を発表!MGCシリーズ25-26覇者が内定
2024.12.07
不破聖衣来が10000mに出場し12位でフィニッシュ 完全復活へ実戦積む/エディオンDC
-
2024.11.24
-
2024.11.20
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2024.12.11
やり投・北口榛花2025年は「みんなで一緒にもう一度最高の感動を味わいたい!」タニタ健康大賞受賞でコンディション作りも明かす
健康総合企業の株式会社タニタが12月11日、日本人の健康づくりに貢献した個人・団体を顕彰する「タニタ健康大賞」を発表し、女子やり投のパリ五輪金メダリスト・北口榛花(JAL)が選ばれ、同日に贈賞式に出席した。 「競技中でも […]
2024.12.11
26年愛知アジア大会マラソン代表選考方針を発表!MGCシリーズ25-26覇者が内定
日本陸連は12月11日、2026年に開催される愛知アジア大会のマラソン代表選考方針を発表した。 「国際競技会に通用する『勝負強さ』と『スピード』を有するとともに本大会において最大限に持てる力を発揮できる競技者を選出し、メ […]
2024.12.11
27年北京世界陸上マラソン代表選考方針が発表!MGCファストパス突破者、MGCシリーズ26-27覇者が内定
日本陸連は12月11日、2027年北京世界選手権のマラソン代表選考方針を発表し、編成方針は「2027年度最重要国際競技会と位置づけ、メダル獲得および入賞を目指す競技者で選手団を編成する」とした。 そのうえで、代表内定基準 […]
2024.12.11
ニューイヤー駅伝のエントリー発表! トヨタ自動車は太田智樹、西山雄介 Hondaはパリ代表・小山直城、青木涼真ら 東日本VのGMOは吉田祐也が登録
12月11日、日本実業団陸上競技連合は第69回全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝/2025年1月1日)のエントリー選手を発表した。 前回4回目の優勝を飾ったトヨタ自動車はパリ五輪10000m代表の太田智樹や福岡国際マ […]
Latest Issue 最新号
2024年12月号 (11月14日発売)
全日本大学駅伝
第101回箱根駅伝予選会
高校駅伝都道府県大会ハイライト
全日本35㎞競歩高畠大会
佐賀国民スポーツ大会