◇第107回日本選手権リレー(10月7日~8日/東京・国立競技場)
10月8日、日本選手権リレーの2日目が行われ女子4×400mリレーは福岡大が3分38秒13で初めての優勝を果たした。
予選をトップタイムで通過していた福岡大は、1走の髙野七海がほぼトップでスタートすると、続く城戸優来は日本インカレ優勝の園田学園女子大や日体大に先行を許したものの、1位が見えるポジションをキープ。すると、3走で田島美春が後半に爆発。上位の2チームが競り合いで消耗するなか、ラスト100mからスピードを上げると、トップでエースの森山静穂にリレーした。
「前の3人が1位で持ってきてくれたので、落ち着いて走れました」と森山は前半を抑えてスタート。日体大の森山奈菜絵が急追してきたが、慌てることなく首位をキープし、バトンを持った左手を高々と上げてのフィニッシュとなった。
優勝を狙っていた日本インカレではトップと0.7秒差の2位。「インカレの悔しさを晴らしたかった」(森山)という大会で、見事に日本選手権のタイトルを獲得した。
男子4×400mリレーは筑波大が学生歴代2位となる3分03秒96で15年ぶりの栄冠。2位の法大(3分04秒54)、3位早大(3分04秒55)と上位3位までが大会記録を更新する好レースに。同4×100mリレーは慶大が実に83年ぶりとなる優勝を飾ったほか、女子4×100mリレーは甲南大が44秒82で連覇を果たしている。
昨年に続き、同時開催となったリレーフェスティバルでは、U16の4×100mリレーで男女ともに千葉が優勝。このほかにも市民ランナーが参加するさまざまなリレー種目が行われ、男子100m日本記録保持者の山縣亮太(セイコー)やオレゴン世界選手権20km競歩金メダリストの山西利和(愛知製鋼)なども登場し、会場を盛り上げた。
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.11.23
米国留学中の澤田結弥は106位 日本人女子初の出場果たす/全米学生クロカン
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.20
-
2025.11.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.11.23
クイーンズ駅伝きょう12時15分号砲!駅伝女王の座を懸けて、日本郵政グループ、積水化学らが激突
◇第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝:11月23日/宮城・松島町文化観光交流館前~弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42.195km) 第45回全日本実業団対抗女子駅伝(クイーンズ駅伝in宮城)は今日11 […]
2025.11.22
新所属初レースの赤﨑暁「調整もレースもうまくいかず」ニューイヤー駅伝へ「エースとして」/八王子LD
◇2025八王子ロングディスタンス(11月22日/東京・上柚木公園陸上競技場) 男子10000mに特化した八王子ロングディスタンスが行われ、パリ五輪マラソン6位の赤﨑暁(クラフティア)が出場。6組で28分57秒99を要し […]
Latest Issue
最新号
2025年12月号 (11月14日発売)
EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選
Follow-up Tokyo 2025