◇世界ロードランニング選手権(10月1日/ラトビア・リガ)
初開催の世界ロードランニング選手権が行われ、最終種目の男子ハーフマラソンに出場した太田智樹(トヨタ自動車)が1時間0分43秒のセカンドベストで12位と健闘した。
最初の5kmが14分31秒とスローな展開で進むなか、太田は先頭集団でしっかりとレースを進める。28分35秒で通過した10km、42分37秒で駆け抜けた15kmでも、アフリカ勢が大半を占める13人の優勝争いに加わった。
15km過ぎにケニア勢がペースを上げたところで遅れをとったが、その位置から崩れない。20kmは57分34秒と、この5kmを14分57秒に落としたが粘り抜き、2月の丸亀で出した日本歴代3位の1時間0分08秒に次ぐ自身2度目の1時間0分台でフィニッシュに飛び込んだ。
今年は、1月のニューイヤー駅伝3区で区間賞、丸亀での快走を経て、トラックシーズンも安定した成績を残してきた。7月のホクレンディスタンスチャレンジでは5000mで1日の士別(13分24秒59)、8日の網走(13分20秒11)と自己新を連発。さらに7月23日の士別ハーフで日本人トップ(2位)を占め、夏のトレーニングを経てこの大会を迎えていた。
近藤亮太(三菱重工)は1時間4分01秒で55位だった。
優勝争いはケニア勢が強さを見せ、セバスチャン・キマル・サウェが59分10秒で優勝、ダニエル・シミウ・エベニョが59分14秒、サムエル・ヤマイ・マイルが59分19秒で続き、表彰台独占を果たした。
※本文中に誤りがありましたので修正しました
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.07.09
【女子2000m障害】シュブルチェック・アンナ(牛久高)6分25秒96=高校最高
2025.07.09
【女子100m】バログン・イズミ(千住ジュニア・中2)11秒93=中2歴代5位
-
2025.07.09
-
2025.07.05
2025.06.17
2025中学最新ランキング【男子】
-
2025.06.17
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2023.04.01
-
2022.12.20
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.07.09
BROOKSの人気クッションモデル「Glycerin MAX」から待望の新色が7月18日より登場!
米国No.1ランニングシューズブランド「BROOKS(ブルックス)」は、2024年10月の発売以来、多くのランナーから高い支持を集めている「Glycerin MAX(グリセリンマックス)」の新色(グレー、イエローグリーン […]
2025.07.09
【女子2000m障害】シュブルチェック・アンナ(牛久高)6分25秒96=高校最高
7月5日の茨城県選手権(笠松運動公園陸上競技場)少年女子A2000m障害で、シュブルチェック・アンナ(牛久高2)が6分25秒96の高校最高記録をマークした。 これまでの高校最高記録は、2022年インターハイ東北大会(オー […]
2025.07.09
【女子100m】バログン・イズミ(千住ジュニア・中2)11秒93=中2歴代5位
東京・江東区選手権が6月29日、夢の島競技場で行われ、中学2年女子100mでバログン・イズミ(千住ジュニア)が中2歴代5位の11秒93(+1.8)をマークした。 これまでの自己ベストは5月下旬に出した12秒21。バログン […]
2025.07.09
東京世界陸上代表・田中希実が7/12開催MDCの1500mに急きょ参戦
東京世界選手権女子1500mと5000mの両種目で代表に内定している田中希実(New Balance)が、7月12日開催の「TWOLAPS MIDDLE DISTANCE CIRCUIT Supported by On」 […]
2025.07.08
日本選手権混成、日本選手権リレーの競技日程変更 暑熱対策で11時30分から15時まで競技中断
日本陸連は7月8日、SNSを通じて、今週末の12日、13日に開催される日本選手権混成競技、日本選手権リレー(岐阜・長良川)の競技日程を変更すると発表した。 日本陸連は近年の気候変動に伴い、競技者および関係者への健康影響が […]
Latest Issue
最新号

2025年7月号 (6月13日発売)
詳報!アジア選手権
日本インカレ
IH都府県大会