HOME 国内、日本代表

2023.10.01

男子ハーフ・太田智樹が自己2番目1時間0分43秒で12位!ケニアが表彰台独占/世界ロードランニング選手権
男子ハーフ・太田智樹が自己2番目1時間0分43秒で12位!ケニアが表彰台独占/世界ロードランニング選手権

23年丸亀ハーフで4位に入った太田智樹

◇世界ロードランニング選手権(10月1日/ラトビア・リガ)

初開催の世界ロードランニング選手権が行われ、最終種目の男子ハーフマラソンに出場した太田智樹(トヨタ自動車)が1時間0分43秒のセカンドベストで12位と健闘した。

最初の5kmが14分31秒とスローな展開で進むなか、太田は先頭集団でしっかりとレースを進める。28分35秒で通過した10km、42分37秒で駆け抜けた15kmでも、アフリカ勢が大半を占める13人の優勝争いに加わった。

広告の下にコンテンツが続きます

15km過ぎにケニア勢がペースを上げたところで遅れをとったが、その位置から崩れない。20kmは57分34秒と、この5kmを14分57秒に落としたが粘り抜き、2月の丸亀で出した日本歴代3位の1時間0分08秒に次ぐ自身2度目の1時間0分台でフィニッシュに飛び込んだ。

今年は、1月のニューイヤー駅伝3区で区間賞、丸亀での快走を経て、トラックシーズンも安定した成績を残してきた。7月のホクレンディスタンスチャレンジでは5000mで1日の士別(13分24秒59)、8日の網走(13分20秒11)と自己新を連発。さらに7月23日の士別ハーフで日本人トップ(2位)を占め、夏のトレーニングを経てこの大会を迎えていた。

近藤亮太(三菱重工)は1時間4分01秒で55位だった。

優勝争いはケニア勢が強さを見せ、セバスチャン・キマル・サウェが59分10秒で優勝、ダニエル・シミウ・エベニョが59分14秒、サムエル・ヤマイ・マイルが59分19秒で続き、表彰台独占を果たした。

※本文中に誤りがありましたので修正しました

◇世界ロードランニング選手権(10月1日/ラトビア・リガ) 初開催の世界ロードランニング選手権が行われ、最終種目の男子ハーフマラソンに出場した太田智樹(トヨタ自動車)が1時間0分43秒のセカンドベストで12位と健闘した。 最初の5kmが14分31秒とスローな展開で進むなか、太田は先頭集団でしっかりとレースを進める。28分35秒で通過した10km、42分37秒で駆け抜けた15kmでも、アフリカ勢が大半を占める13人の優勝争いに加わった。 15km過ぎにケニア勢がペースを上げたところで遅れをとったが、その位置から崩れない。20kmは57分34秒と、この5kmを14分57秒に落としたが粘り抜き、2月の丸亀で出した日本歴代3位の1時間0分08秒に次ぐ自身2度目の1時間0分台でフィニッシュに飛び込んだ。 今年は、1月のニューイヤー駅伝3区で区間賞、丸亀での快走を経て、トラックシーズンも安定した成績を残してきた。7月のホクレンディスタンスチャレンジでは5000mで1日の士別(13分24秒59)、8日の網走(13分20秒11)と自己新を連発。さらに7月23日の士別ハーフで日本人トップ(2位)を占め、夏のトレーニングを経てこの大会を迎えていた。 近藤亮太(三菱重工)は1時間4分01秒で55位だった。 優勝争いはケニア勢が強さを見せ、セバスチャン・キマル・サウェが59分10秒で優勝、ダニエル・シミウ・エベニョが59分14秒、サムエル・ヤマイ・マイルが59分19秒で続き、表彰台独占を果たした。 ※本文中に誤りがありましたので修正しました

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.10

【箱根駅伝エントリー】登録選手336人が決定 最多出身高は13年ぶりの駅伝名門校! 都道府県別では埼玉が2年連続トップ

第102回箱根駅伝のチームエントリーが12月10日に行われ、今回も1チーム16人、21チーム計336人が選手登録された。 登録選手を出身高校別に見ると、佐久長聖高(長野)が13人で最多となった。続いて、洛南高(京都)が1 […]

NEWS 前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

2025.12.10

前回6位の城西大・櫛部静二監督「アッと驚く試合を」 20年連続シード東洋大・酒井俊幸監督「誰が出ても粘りながら」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回6位の城西大は16人のエントリーの半数を4年生が占めた。櫛部静二監督は「ここ数年、この4年生の力によって、城西大としては上 […]

NEWS 15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

2025.12.10

15年ぶりVへ!早大・花田勝彦監督「往路優勝のオーダーを」山口智規主将を「胴上げしたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 前回4位の早大は「5強」の一角として、15年ぶり優勝をしっかりと視界に捉える。 就任4年目を迎えた花田勝彦駅伝監督は、今年度で […]

NEWS 99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

2025.12.10

99回目出場の中大・藤原監督「いい顔でスタートを」4年生が優勝へ執念「勝たせてやりたい」/箱根駅伝

第102回箱根駅伝の記者発表会が12月10日、都内で行われ、出場校の監督が意気込みを語った。 全日本大学駅伝で2位を占めた中大は、前回5位からの躍進を期す。藤原正和監督は「いいチームができました」と胸を張って語る。 1年 […]

NEWS 第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

2025.12.10

第102回箱根駅伝ゲスト解説に駒大OB・篠原倖太朗、國學院大OB・平林清澄ら 往路さらなる特別ゲストも

関東学生陸上競技連盟が12月10日、第102回箱根駅伝の開催要項を発表し、テレビ中継する日本テレビの放送についても合わせて発表された。 2026年1月2日の往路、3日の復路ともに7時から生中継。放送センターでの解説は往路 […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2025年12月号 (11月14日発売)

2025年12月号 (11月14日発売)

EKIDEN REVIEW
全日本大学駅伝
箱根駅伝予選会
高校駅伝&実業団駅伝予選

Follow-up Tokyo 2025

page top