◇第19回アジア大会(9月29日~10月5日/中国・杭州)
中国・杭州で開催されている第19回アジア大会の陸上競技の3日目午後セッションに男子3000m障害が行われ、青木涼真(Honda)が8分23秒75で銀メダルを獲得した。
大会新の8分19秒50を樹立して優勝したアビナシュ・ムクンド・サブレ(インド)に突き放され、「勝負のレースで、強い選手が作るレースに乗っかることもできずに圧倒された。実力差を感じる負け方をしてしまった。満足できません」と悔しさを隠そうとしなかった。
1000mを2分40秒で通過したサブレ。「こんなに速いのか、と。後手回ってしまった」。その後は冷静に判断して2位争いを制したものの、「前につく姿勢も力もなかった。いろいろな面で至らなかった」と振り返った。
それでも、今年はアジア選手権で36年ぶり金メダル。ブダペスト世界選手権では三浦龍司(順大)とともに決勝に進み、14位と健闘した。今大会に向けては9月に長野・湯の丸高原で同じ代表の砂田晟弥(プレス工業)と合宿。ブダペスト前にバウワーマンTCで行ったメニューを落とし込んだという。
「世界選手権前の調整は成功でしたが、今回は同じようにやって良いところも悪いところもあった。これを失敗のままで終わらせないようにしたい」
まだまだ3000m障害トップ選手としてのキャリアは始まったばかり。
「太い選手になってきていると思うので、パリ五輪では10番あたり。地道に、一歩ずつステップアップしていき、スパイクを脱ぐ頃には世界トップレベルの選手に名を連ねられるようにやっていきたい」
激動の2023年トラックシーズンを終え、「自由にやらせてもらっているので駅伝でチームに恩返ししたい」と笑顔を見せた。
最後に粘った砂田が8分26秒47でアジア選手権に続いて銅メダル。「アジアでまた3番を取れたのは自分の中で大きな成長」と語った。
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