◇ブダペスト世界陸上(8月19日~27日/ハンガリー・ブダペスト)
ブダペスト世界陸上の男子マラソン代表3選手が会見に登壇した。
会見でも『スマイル』があふれた。山下一貴(三菱重工)は「初めての日本代表なので楽しみです」と気負う様子はない。
コースについては「すごく平坦で街並みがきれい。足場が悪いところがあるので気をつけたい」とし、「アップダウンが少ないと頑張りどころが難しくなると聞いたので、頑張りどころを作って粘りたい」と具体的なイメージを膨らませる。
今年の東京マラソンで2時間5分51秒という快走を見せて日本人トップ。初の代表をつかんでからは5000mや10000mに出場し、「マラソン練習が普段よりも期間が短めだった」。その中でも「1日、1日のジョグを少し長くするなど、脚作りをしてきました」。現状については「残りの10日で(調子が)落ち気味だったので、ここから上げたい」とした。
今回は初めてペースメーカー不在のレース。「良い経験になると思っています。ペース変動や集団の流れを見て、惑わされ過ぎないようにしたい。仕掛ける選手もいると思うので、いかに反応できるか」。
駒大入学時からマラソンへの適性を見出されていた生粋の長距離ランナーがいよいよベールを脱ぐ。
男子マラソンは大会最終日、27日の日本時間14時にスタートする。
|
|
RECOMMENDED おすすめの記事
Ranking
人気記事ランキング
2025.03.23
サニブラウンが今季初戦 200mで東京世界陸上イヤー始動
2025.03.19
出雲・全日本2冠の國學院大祝賀会に約500人! 平林清澄「次のステップへの一つの階段」
-
2025.03.18
-
2025.03.17
-
2025.03.18
2025.03.02
初挑戦の青学大・太田蒼生は途中棄権 果敢に先頭集団に挑戦/東京マラソン
2025.03.02
太田蒼生は低体温症と低血糖で途中棄権 「世界のレベルを知れて良い経験」/東京マラソン
2025.02.24
青学大新主将・黒田朝日が2時間6分05秒!先輩・若林宏樹の学生記録を上回る/大阪マラソン
-
2025.03.19
-
2025.03.02
2022.04.14
【フォト】U18・16陸上大会
2021.11.06
【フォト】全国高校総体(福井インターハイ)
-
2022.05.18
-
2022.12.20
-
2023.04.01
-
2023.06.17
-
2022.12.27
-
2021.12.28
Latest articles 最新の記事
2025.03.23
インゲブリグトセン、デュプランティス、ホロウェイが貫禄勝ち! 女子60mはカンブンジが2大会ぶりV/世界室内
◇南京世界室内選手権(3月21~23日/中国・南京)2日目 世界室内選手権の2日目が行われ、男子3000mではJ.インゲブリグトセン(ノルウェー)が7分46秒09で優勝した。 インゲブリグトセンは五輪・世界選手権金メダリ […]
2025.03.23
サニブラウンが今季初戦 200mで東京世界陸上イヤー始動
3月22日、米国フロリダ州マイアミでハリケーン招待が行われ、男子200mにパリ五輪代表のサニブラウン・アブデル・ハキーム(東レ)が出場。21秒18(+1.2)の組2着で今季初戦を終えた。1着はパリ五輪400m銀メダリスト […]
2025.03.22
ダンフィー35km競歩で2時間21分40秒の世界新!!昨年川野将虎が打ち立てた記録を7秒更新
世界陸連(WA)競歩ツアー・ゴールド大会「デュディンス50」が3月22日、スロバキアで開かれ、男子35kmでエヴァン・ダンフィー(カナダ)が2時間21分40秒の世界新記録を樹立した。 これまでの世界記録は昨年10月の日本 […]
Latest Issue
最新号

2025年4月号 (3月14日発売)
別冊付録 2024記録年鑑
山西 世界新!
大阪、東京、名古屋ウィメンズマラソン詳報