HOME 大学

2023.08.06

駒大・安原太陽 5000m銀メダル!ラスト勝負でわずか競り負け悔しさあふれる/ユニバ
駒大・安原太陽 5000m銀メダル!ラスト勝負でわずか競り負け悔しさあふれる/ユニバ

23年学生個人選手権5000mで優勝を飾っている安原太陽

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)6日目

ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技6日目が行われ、男子5000mは駒大の安原太陽が14分14秒15で銀メダルを獲得した。

広告の下にコンテンツが続きます

安原は序盤こそ中団でレースを進めると、徐々に前に位置取る。4000mになっても集団のまま進んだが、ラストは磨いてきたスパートを繰り出してトップへ。後ろから迫ったフランス代表のS.ベダードと壮絶なラスト勝負にもつれ込み、あと少しのところでかわされ、0.05秒差で競り負けた。

フィニッシュ後はしばらくうつむき、悔しさを表したものの見事なレースだった。4位には石原翔太郎(東海大)が入り、日本勢がダブル入賞となった。

安原は滋賀県東近江市出身。滋賀学園高から駒大へ。2年目の出雲駅伝で三大駅伝デビューを飾り、2区区間3位。全日本大学駅伝でも6区を務めて区間2位と力走した。昨年度は出雲で5区区間賞を獲得すると、全日本6区、箱根駅伝7区でも粘りの走りを見せて学生駅伝3冠に貢献している。

代表選考会だった4月の日本学生個人選手権5000mは13分59秒16で優勝。5000mは13分37秒01、10000mは29分08秒88、ハーフは1時間2分25秒のベストを持つ。

広告の下にコンテンツが続きます
◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)6日目 ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技6日目が行われ、男子5000mは駒大の安原太陽が14分14秒15で銀メダルを獲得した。 安原は序盤こそ中団でレースを進めると、徐々に前に位置取る。4000mになっても集団のまま進んだが、ラストは磨いてきたスパートを繰り出してトップへ。後ろから迫ったフランス代表のS.ベダードと壮絶なラスト勝負にもつれ込み、あと少しのところでかわされ、0.05秒差で競り負けた。 フィニッシュ後はしばらくうつむき、悔しさを表したものの見事なレースだった。4位には石原翔太郎(東海大)が入り、日本勢がダブル入賞となった。 安原は滋賀県東近江市出身。滋賀学園高から駒大へ。2年目の出雲駅伝で三大駅伝デビューを飾り、2区区間3位。全日本大学駅伝でも6区を務めて区間2位と力走した。昨年度は出雲で5区区間賞を獲得すると、全日本6区、箱根駅伝7区でも粘りの走りを見せて学生駅伝3冠に貢献している。 代表選考会だった4月の日本学生個人選手権5000mは13分59秒16で優勝。5000mは13分37秒01、10000mは29分08秒88、ハーフは1時間2分25秒のベストを持つ。

次ページ:

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2024.04.29

十種競技はハウッテケーテが8020点のセカンドベスト 七種競技はブルックスが自己タイで快勝/WA混成ツアー

4月27、28日にイタリア・ブレシアで世界陸連(WA)混成ツアー・ゴールドのマルチスターが開催され、 男子十種競技ではJ.ハウッテケーテ(ベルギー)が8020点(11秒06、7m37、14m12、2m01、49秒16/1 […]

NEWS 男子100m・多田修平にアクシデント 右脚痛め予選途中棄権/織田記念

2024.04.29

男子100m・多田修平にアクシデント 右脚痛め予選途中棄権/織田記念

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/広島広域公園陸上競技場) 織田記念の男子100m予選で1組に出場した多田修平(住友電工)がレース中に脚を痛め、途中棄権となった。 広告の下にコンテンツが続きます 今季の室内シーズンでは […]

NEWS 織田記念 男子100mに多田修平や山縣亮太が参戦 110mH村竹ラシッドと高山峻野が激突 女子100mHが激戦か

2024.04.29

織田記念 男子100mに多田修平や山縣亮太が参戦 110mH村竹ラシッドと高山峻野が激突 女子100mHが激戦か

◇第58回織田幹雄記念(4月29日/広島広域公園陸上競技場) 日本グランプリシリーズグレード1の第58回織田幹雄記念国際大会は4月29日、広島市の広島広域公園陸上競技場(ホットスタッフフィールド広島)で行われる。1928 […]

NEWS 七種競技のヘンプヒル恵は5688点で13位 十種の丸山優真は5位につけるも途中棄権/マルチスターズ

2024.04.29

七種競技のヘンプヒル恵は5688点で13位 十種の丸山優真は5位につけるも途中棄権/マルチスターズ

世界陸連混成ツアー・ゴールドのマルチスターズが4月27日、28日の2日間、イタリア・ブレシアで行われ、女子七種競技に出場したヘンプヒル恵(アトレ)は5688点で13位だった。また、男子十種競技に出場していた丸山優真(住友 […]

NEWS 日本勢は金メダル8個獲得 中長距離で5種目制覇 記録では渕上翔太400mH49秒97、中谷魁聖が走高跳2m19をマーク/U20アジア選手権

2024.04.28

日本勢は金メダル8個獲得 中長距離で5種目制覇 記録では渕上翔太400mH49秒97、中谷魁聖が走高跳2m19をマーク/U20アジア選手権

◇第21回U20アジア選手権(4月24日~27日/UAE・ドバイ) 4日間の大会が終了し、男女合わせて29名が出場した日本勢は金メダル8個を含む21のメダルを獲得。昨年6月に韓国で行われた前回大会(金14個、メダル総数で […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2024年5月号 (4月12日発売)

2024年5月号 (4月12日発売)

パリ五輪イヤー開幕!

page top