HOME 国内、大学

2023.08.03

男子10000mで城西大・山本唯翔が銅メダル! 初の国際大会で堂々の走り 男子400mは地主直央、今泉賢貴が決勝へ/ユニバ
男子10000mで城西大・山本唯翔が銅メダル! 初の国際大会で堂々の走り 男子400mは地主直央、今泉賢貴が決勝へ/ユニバ

ワールドユニバーシティゲームズ10000mで銅メダルを獲得した山本唯翔

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)2日目

ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技2日目が行われ、男子10000mで山本唯翔(城西大)が29分22秒95で銅メダルを獲得した。

広告の下にコンテンツが続きます

山本は新潟県出身。今年1月の箱根駅伝5区で区間新記録を樹立し、城西大のシード権獲得にも貢献し、大きな注目を浴びた。今季はその勢いをトラックでも維持し、4月の日本学生個人選手権では10000mで優勝。7月のホクレンディスタンスチャレンジ網走大会では調整のなかで出場した5000mで13分51秒08の自己新をマークしていた。

自身初の国際大会となったレースでは4000m過ぎまで先頭集団を形成。5000m手前でアフリカ勢が仕掛けると、集団からは引き離され4位に落ちるも、ペースダウンを最小限にとどめて粘り強く追走した。途中で集団からこぼれたK.チェプシゴ(ケニア)を抜いて3位に浮上。優勝したD.イェコ(ウガンダ)とは23.70秒差でフィニッシュした。

今大会、陸上競技では日本勢初のメダル。男子10000mでは15年光州大会3位の中谷圭佑(駒大)、17年台北大会3位の塩尻和也(順大/現・富士通)、19年ナポリ大会2位の阿部弘輝(明大/現・住友電工)に続く4大会連続のメダル獲得となった。

同日の男子400m準決勝では地主直央(法大)と今泉堅貴(筑波大)がそろって決勝進出を決めたほか、女子400mハードルの山本亜美(立命大)も準決勝で組4着ながらファイナルへと駒を進めている。

広告の下にコンテンツが続きます

一方、100m準決勝に出場した男子の中村彰太(東洋大)、女子の三浦由奈(筑波大)、石川優(青学大)は決勝に進むことができなかった。

3日目は男女400mなど10種目で決勝が行われる。

◇第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ 陸上競技(8月1日~6日)2日目 ワールドユニバーシティゲームズ(中国・成都)の陸上競技2日目が行われ、男子10000mで山本唯翔(城西大)が29分22秒95で銅メダルを獲得した。 山本は新潟県出身。今年1月の箱根駅伝5区で区間新記録を樹立し、城西大のシード権獲得にも貢献し、大きな注目を浴びた。今季はその勢いをトラックでも維持し、4月の日本学生個人選手権では10000mで優勝。7月のホクレンディスタンスチャレンジ網走大会では調整のなかで出場した5000mで13分51秒08の自己新をマークしていた。 自身初の国際大会となったレースでは4000m過ぎまで先頭集団を形成。5000m手前でアフリカ勢が仕掛けると、集団からは引き離され4位に落ちるも、ペースダウンを最小限にとどめて粘り強く追走した。途中で集団からこぼれたK.チェプシゴ(ケニア)を抜いて3位に浮上。優勝したD.イェコ(ウガンダ)とは23.70秒差でフィニッシュした。 今大会、陸上競技では日本勢初のメダル。男子10000mでは15年光州大会3位の中谷圭佑(駒大)、17年台北大会3位の塩尻和也(順大/現・富士通)、19年ナポリ大会2位の阿部弘輝(明大/現・住友電工)に続く4大会連続のメダル獲得となった。 同日の男子400m準決勝では地主直央(法大)と今泉堅貴(筑波大)がそろって決勝進出を決めたほか、女子400mハードルの山本亜美(立命大)も準決勝で組4着ながらファイナルへと駒を進めている。 一方、100m準決勝に出場した男子の中村彰太(東洋大)、女子の三浦由奈(筑波大)、石川優(青学大)は決勝に進むことができなかった。 3日目は男女400mなど10種目で決勝が行われる。

【画像】初の国際大会ながら銅メダルを獲得して笑顔を見せた山本唯翔

次ページ:

ページ: 1 2

       

RECOMMENDED おすすめの記事

    

Ranking 人気記事ランキング 人気記事ランキング

Latest articles 最新の記事

2025.12.24

箱根駅伝Stories/4年生4人が強力な駒大は前回復路新記録に光明 「優勝に貢献することを第一に」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 「チームのために走る」 駒大は3年前の学生駅伝3冠達成を区切りに大八 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」

2025.12.24

箱根駅伝Stories/4年生3本柱が牽引する日体大 創部100周年の年に「シード権前後で粘りに粘ってほしい」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 競い合い力を伸ばす 今季の日体大は平島龍斗、田島駿介、山崎丞の4年生 […]

NEWS 箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」

2025.12.24

箱根駅伝Stories/学生トップクラスに成長した國學院大・野中恒亨 山以外の区間で「自分の強さを出すだけ」

新春の風物詩・第102回箱根駅伝に挑む選手やチームを取り上げる「箱根駅伝Stories」。学生三大駅伝最終決戦に向かうそれぞれの歩みや思いを紹介する。 出雲の快走が飛躍のきっかけ 國學院大OBで、現在も同大を練習の拠点と […]

NEWS セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!

2025.12.24

セイコーが小学生に「時」と「走り」の特別授業、「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を開催!

セイコーグループは12月下旬、Team Seikoアスリートでセイコースマイルアンバサダーの福島千里さん(女子100m日本記録保持者)を講師に迎えた「時育®セイコーわくわくスポーツ教室」を東京都目黒区の油面小学校で実施し […]

NEWS 神奈川大が26年度新入部員を発表!学法石川・佐藤柊斗、倉敷・北村海智、西脇工・新妻昂己ら高校駅伝上位校の主力ずらり

2025.12.24

神奈川大が26年度新入部員を発表!学法石川・佐藤柊斗、倉敷・北村海智、西脇工・新妻昂己ら高校駅伝上位校の主力ずらり

神奈川大学陸上競技部駅伝チームは12月24日、2026年度入部予定者を15名を発表した。 12月21日に行われた全国高校駅伝上位校の主力クラスの名が並び、優勝の学法石川(福島)からは4区区間3位と好走した佐藤柊斗が決まっ […]

SNS

Latest Issue 最新号 最新号

2026年1月号 (12月12日発売)

2026年1月号 (12月12日発売)

箱根駅伝観戦ガイド&全国高校駅伝総展望
大迫傑がマラソン日本新
箱根駅伝「5強」主将インタビュー
クイーンズ駅伝/福岡国際マラソン
〔新旧男子100m高校記録保持者〕桐生祥秀×清水空跳

page top