◇第25回アジア選手権(7月12日~16日/タイ・バンコク)2日目
アジア選手権の2日目午後セッションが行われ、男子十種競技は丸山優真(住友電工)が7745点で金メダル。2月のアジア室内選手権(七種競技)に続き、アジアの「キング・オブ・アスリート」の座に君臨した。
6月の日本選手権に日本歴代6位の7816点で初優勝。それから1ヵ月のスパンで臨んだ今大会だったが、決して平たんな道のりではなかった。
日本選手権で負った左足首の圧迫捻挫に加え、左踵、さらには腰に痛みが出て、満身創痍の状態に。それでも2日間10種目を戦い抜き、「去年からこの大会で優勝することを目標にやってきた。その気力で何とか乗り越えることができた」と胸を張った。
足首や踵に衝撃を受ける走幅跳や走高跳、「途中棄権するかと思った」ほど腰に痛みを感じた400mを乗り切り、初日を4011点の3位で折り返す。
6種目めの110mハードルで14秒18(+1.2)で種目別トップ。8種目めの棒高跳で4m50をクリアして待望の首位に立ち、そのまま逃げ切った。トレーナーをはじめサポートしてくれた人たちへの感謝を口にしつつ、「このコンディションの中で耐えて、耐えて、やってこられた。成長したのかなと思います」。
大会前の時点で、ワールドランキングのターゲットナンバー(24)内にアジア勢が入っておらず、エリアチャンピオンとして出場資格を得られる可能性が出てきた。
ブダペスト世界陸上に向けて、「まずは元気な姿を見せたい」と丸山。そのうえで、「自己記録では一番低いと思う。本当に戦えない状況だと思うけど、パリ五輪への経験として、来年につながる試合展開をしていきたい」と語った。
田上駿(陸上物語)は7187点で4位だった。
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